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日々是好日、ランRUN日和

かつては、サブスリーランナーとして幾多のレースを駆け抜けてきました。 怪我をして、一歩引いたところに身を置いたとき、新しい走りの楽しみを見つけに行きたくなりました。 日々是好日(ひびこれこうじつ)。 毎日が最良の日になりますように!

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今年も残すところ2ヶ月を切り、世間では「年賀状の販売」もスタートしました。

ので、

1年が過ぎるのって、本当に「あっ!」という間ですよね。

ちなみに、今年は11月にレースを入れていなかったので、既に今年のマラソンは、全て終了してしまいました。


ので、


今日は今年の結果を振り返っておきたいと思います。



でゎ、

今年の全レース結果はこちらです!




(´ε`;)ウーン…

ハーフでは、サブスリーの走力を測る「最低条件」ともいわれる「84分」を切ることができず、

その結果、

フルでは、サブスリーに「2歩」ほど届かず、

ウルトラでは、「サブ10」を逃した、

という結果で終わってしまいましたね~



ですが、

実は今年は、(記憶では)5年ぶり(2013年以来)となる、

ある快挙!

を達成することができた年となりました。




でゎ、

ここで問題ですw


その「快挙」とは一体何なのでしょ~か?


早押しでお答えください!


・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・



ブー!


時間切れで~すww(← Σ(゚Д゚;エーッ!)




正解は・・・



「全レース、歩かず完走した」



でした~! ☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ



ちなみに、これって、

「マラソンなら当たり前」

のようですが、年間を通して全部となると、なかなか難しいことなんですよね~


例えば、私の場合、フルで自己ベストを出した年でさえも、


しくじりレース


は、ありまして、


撃沈して歩いてしまったレースがあるんですよね~


あっ、

当然ですが、「歩かず完走」に、「ウルトラ」は含んでおりませんので、あしからずですw


ちなみに100km歩かずに完走できていたら、サブスリーなんて楽勝ですからねw


そんな訳で、

今年は全部走り切れたことに「大満足」な1年だったと思っています。

正に、


「記録より、記憶に残る1年」


と、言うわけですよね。


・・・・・・


さあ、

間もなく、2019年を迎えます。

来年は、どうなるのか?

楽しみな部分と不安な部分があります。

その、「不安」を払しょくするには、1にも2にも「トレーニング」しかありませんが、

今週末の結果は、どうだったのでしょうか?


それは・・・




こんな感じでしたw

ちなみに11月4日は、世間では日曜日ですが、


当社は出勤日!


でしたので、

朝ランの10kmしかできませんでした。


更に前日の「文化の日」も、走っていて気分が悪くなって、30km走さえもできませんでしたので、良いところなしのウィークエンド。

だったので、

せめて年間レースを振り返って、気分を「ちょっとだけ」上げようとした、日曜の夜となるのでしたw


・・・・・・


さあ、

来週は、頑張っていこー!

(↑こういう気持ちの持って行き方は大事ですw)






本日のラン  上の通りです。

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今日で10月が終了しました。

RUNNET上では、10月の走り込みの距離を競う「オクトーバーラン」が開催されており、秋の走り込みにいそしむランナーさんも大勢いることなんでしょう。

ま、

私は、マイペースでボチボチやらせていただいているので、オクトーバーランについては不参加(非登録)でした。

ので、

全くの非公認ですが、10月のラン結果は、以下の通りとなっています。



・・・と、いうことで、

10月は(も?)400kmには遠く及ばない、361kmで終了しました。


ちなみに持久力を維持するには、週100km・月間400kmがかつての目安でしたので、今の周80km・月間360kmでは、持久力維持には物足りないのは無理がないのかもしれません。

まあ、

寄る年波の影響か、疲労がたまりやすく、抜けにくい昨今では、距離的にはここいらが限界。

そろそろ量より質にシフトすべき時が来たのだといえるのかもしれません。


・・・・・


そんな、10月の最終日。

今日は水曜ポイント練習日でした。

ので、

質を試す絶好のチャンス!


で、

走ってみたら、



こうなりました。

ちなみに頑張れたのは、心拍数の上がっている

3km・8km・10km

のみでしたw

ので、



10kmで45分すら切れていませんww

が、

3区間だけとはいえ、要所で心臓を追い込んでおいたおかげで、ラン後は久しぶりに「運動誘発性喘息」が発症して、

(||´Д`)o=3=3=3 ゴホゴホ

しました。

ちなみにこれがでると、

頑張ったなー

と、自画自賛できるので、今日はそんな「どMな朝」となったのでした。



・・・・・・


【おまけ】

今朝新聞を見ていたら、小学5・6年生の3kmマラソンの結果が掲載されていました。

ちなみに1位のタイムは10分31秒で、2位が10分31秒と、上位10人は軒並み10分台の記録となっていました。


(´・ω`・)エッ?

小学生だよね?

は・・・はえ~な~・・・

3kmを10分31秒って、1km3分30秒ペースですよ。

それに対して今の自分は・・・

3kmをガチでやっても、キロ3分45秒~50秒がいいところだろうな~?
(もしかすると、4分ジャストかも?)


平成30年 46歳の秋・・・

12歳の子供にも敵わないことを知りました・・・orz



本日のラン  10.09km 45分27秒

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先週のフルマラソンから1週間。

土日連休なので、走り込みをするつもりだったんですが、


疲労が抜けない~!


ってか、


疲労が溜まってる~


って、感じです。


ので、

土曜日は、走ってみても身体が重い・・・・


走っていても楽しくないので、距離走はやめちゃお~


ってことで、





紅葉を見に行ってきました。




もう、すっかり秋ですね~

ゆっくりジョグって、秋を満喫♡

小さい秋・・・どころか、大きい秋を見~つけた! って感じでした。



・・・・・・・



10月28日(日)

10時間以上寝たので、多少は披露が回復。

したと思うので、

30km走に行ってきました。



が、

本当に、すこーし回復しただけですね~

数年前なら、フルを走った後でも、1週間後の土日の両方で30km走をやっても平気だったんですけどね~

しかも、もっと早いペースで走れてたような気がしています。

ま、

寄る年波でしょうか?

フルの後は、ちょっと休憩がいるみたいですね。




・・・・・・・




おまけ


本当にどーでおいいお話ですw

車が、ボロでねぇ~

エアコンがぶっ壊れて、出なくなったんですよ~

ちなみに某メーカーの某車種(私の車w)では、エアコンのブロアモーターのレジスターが熱で接触不良を起こすらしくて、それが原因でエアコンが吹かなくなるらしいんですよね~


ってことで、


エアコンフィルターやレジスターが入っている、グローブボックスの奥を探るべく、



グローブボックスを止めている8つのビスを外し、



グローブボックスを取り外すと、



エアコンレジスターのグリーンのカプラーを発見。

これを再度はめ直すと、エアコンは正常に動作を開始しました。

あと、3年は乗りたいなーと思っている、

この、ポンコツ車w

だましだまし・・・直し直し・・・

乗って行かないとね




本日のラン  上の通りです。

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(前回からの続き)

必死の思いでゴールに駆け込んだ「大町アルプスマラソン」。

リザルトは、3時間02分14秒と、想定以上の好タイムでゴールすることができました。

ちなみに、今回目標に掲げていた、

「歩かず完走」

についても達成することができ、本当に満足のゆく結果を得ることができました。

が、

とはいえ、反省点が全くないわけではありませんので、時計からの各ラップについては、記憶にとどめる意味も込めて、残しておきたいと思います。







時計の誤差は、非常に小さく総走行距離は「42.194km」と1mの誤差しかありませんでしたので、各ラップの制度もかなり高いものとお考え下さい。

で、

改めて振り返ると、

やはり、前半は力をセーブした分、下りでもキロ4分前後のタイムしか出ていない上に、坂道では4分半くらいにタイムに落ち込んでしまいました。そのため、ハーフ通過はギリギリ90分を切るレベルで終わってしまいました。

中盤の21km過ぎの下りでは、もはや4分を切るタイムすら出せず、ペースに苦しんださまがよくわかります。

そして、30km過ぎの登りでは、キロ5分を切るのが精一杯で、37km過ぎの下りでは、もはやサブスリーペースのキロ4分15秒すら切ることができない状況になっていました。


やはり、

持久力が落ちているために前半を攻めずに脚を残したつもりが、後半にビルドアップすることもできず、ずるずるとペースが落ちて終わったというのが、本音の結果だったと思っています。

なので、

やはり課題は、「持久力」。

スピードも落ちていますが、それ以上に42kmを攻め切るだけのスタミナがなかったことが大きな課題だったと思っています。


・・・・・・


さて、

そんなレースの後。


スタートラインで一緒になったラン友さんもゴールしているはずだと思ったので、あたりをキョロキョロしながら探していました。

が、

白のレースウェアを着たラン友さんをなかなか見つけることができませんでした。

ので、




走り終わったランナーさんたちが大勢集まっていた、

お茶やお漬物のサービスが行われているところや、



お豆腐がふるまわれているところ、

そして、



きのこ汁が配られている場所などを、めぐりながらラン友さんを探しますが、ここでも見つけることができませんでした。

流石にランナーだけで3000人ほど、同行者などを含めれば5000人くらいはこの場所にいるのでしょうか?

そんな中から、「たった一人だけ」を探し出すのは、非常に困難を極め、

手には、



豆腐と、

そして、



きのこ汁が追加されるだけで、

目当ての人は、どこを探しても見つかりませんでした。



ちなみに、

第2折り返し地点ですれ違った時の二人の差は、そう大きくありませんでしたので、自分がゴールした時間と、そう違わないであろうタイムでゴールしたことが想定されていました。

が、

ブロガーの悲しいサガで、

自分はゴール直後に、記録証の撮影などにいそしんでいたら、


すっかり、ラン友さんのゴールを見失い(←ここが大きな失敗)


しばらくしてから探すも、完全に見失ってしまっていたというわけでした。




ちなみに個人的には、

ラン友さんからレースの感想などをお聞きしたかったので、1時間半ほど会場内を探し続け・・・


「リアル・ウォーリーを探せ」


状態で会場をくまなく歩きまわりましたが、結局たった一人の男性を見つけることができず、やむなく帰宅の途に就くことになりました。


・・・・・・・・・・


さて、

車に戻ると荷物を積み込み、ナビをセットして帰宅の途につきます。

ちなみに、貧乏人の私は、僅かばかりの高速代をケチって、一般道で帰宅するルートをナビに設定しましたので、帰宅にかかる時間は約2時間。

・・ということで、



劇場版名探偵コナンを流しながら帰宅することにしました。

ちなみに、運転中の視聴はNGなので、基本は音声のみ。

ですが、

3回も見ている映画なので、音声だけでも十分理解できるんですけどねww

ちなみちなみに、ナビはスマホがやってくれるので、車のモニターはDVDに使っても問題なしなんです。


・・・・・・・


さて、

コナンの映画がエンドロールに差し掛かったころ、

私は無事に自宅に帰り着きました。

シャワーを浴びて一息つくと、これまでなら盛大な酒盛りがスタートするのですが、禁酒が50日以上も続くと、飲まないことが習慣になっていたため、既に飲みたい気持ちも軽くなっていました。

ので、

前回のレースに引き続き、今回のレース後もノンアルビールで乾杯をして、ゆっくりとブログを更新をしながら、まったりとした時間を過ごして、長い一日を終えるのでした。



・・・・・・・



さて、

2018年のレースは、これですべて終了しました。

次走は、2019年の2月を予定しています。

「来年のことを言えば鬼が笑う」

と、言いますから来年の抱負は、さておきますが、

「心の底から笑える瞬間」

を、目指して

明日からも又、


楽しく走って行くぞ~!

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(前回からの続き)

2018年10月21日 AM8:50

定刻通り始まった「第35回大町アルプスマラソン」。

スタート地点の陸上競技場のトラックを半周して、ロードに出ていきました。



では、ここでもう一度コースのおさらいをしておきましょう。



小さくてわかりにくいw(←詳細は「大町アルプスマラソン」でググって公式HPを見てね)

いずれにしても、2度の折り返し地点があるコースで、それぞれが長い下りの先に折り返しがある為、折り返し後は登りに反転する、「ロング・アップダウンコース」となっております。



・・・・・


では、再びレースに戻って・・・



【スタート直後】

スタートして、コースに出ると、とにかく呼吸が苦しかった。

と、いうか空気が乾いているのか、吸った空気で口腔内が一気に渇いて、うまく息が吸い込めませんでした。

まるで、のどの粘膜が乾いて張り付いたような感じになり、気道をふさいで酸素の吸入を防いでいるような感じでした。

ので、

とにかく唾液で口腔内を湿らせて、必死に酸素をかき集めながら、前に前にと進んでいきました。





【2km通過】

口の渇きも徐々に収まったころ、緩やかな下り坂に入って行きました。


さて、

今回の目標は、「とにかく歩かず完走」を掲げているので、途中でつぶれることなく、序盤はとにかく脚を残すことを前提に走っていきました。

ので、

ペースは、呼吸も脚もきつ過ぎないレベル。

とはいえ、もちろんこれはレースですから「手を抜いている」わけではなく、「このコースの42.195kmを最も速く走る為に必要な、『今の最適なペース』を維持して走っていきました。

ので、

傾斜の重力に身を任せ、力を温存すべく、自由落下の力を借りながら進んでいきました。

が、

このペース配分は、あくまで主観的且つ、感覚的なもの。

実際の具体的なタイムについては、時計を見ていないので、全くわからない状況でした。


ちなみに、時計を見ない理由はというと、へたにタイムを知ると、

「速い場合は調子に乗って、飛ばしすぎるから」

であり、逆に

「遅いと、タイムを気にして頑張ってしまうから」

そうすると、主観と客観のギャップに苦しみ、目標が達成できなくなる。

ので、

時計は一切見ずに、常に「主観的強度」を軸に走り進めていくこととしたのでした。


・・・・・・


8km通過。

長い下りが終わり、第1折り返し地点を過ぎると、今度は今来た道を含め、もっと長い、なが~い登り区間に入りました。

斜度は大したことがありませんが、21km地点まで続く長い上り坂は、じわじわとボディーブローのように効いていきます。

でも、

流石に今回で8度目の参戦ですので、コースは頭の中にしっかり入っています。ですから、斜度の感覚、距離の感覚、そして何より自分の脚の感覚を頼りに、最適と思われるスピードで登って行きました。

が、

ここは決して楽なコースではありません。

徐々に息は荒くなり、脚もどんどんと重くなっていきますが、「止まりたい」、「歩きたい」という衝動に負てしまうところまでは行くことがなく、「まだまだいける!」という精神力を維持して進むことができました。



・・・・・・・・・・



さて、

フルマラソンって、本当に面白い競技ですよね。

走行中に何度も

「もうだめだ」

と、

「まだまだいける」

という気持ちが交錯します。

この日も、長い登りを上っていると、この気持ちが何度も何度も交錯しつつ、それでも「まだいける」の気持ちが勝っている限りにおいては、前に進むことができていました。

これまでのレース経験の中で、途中で歩いてしまったことは何度もありますが、思い返せば「まだまだいける」に思考が及ばなくなった瞬間に歩いてしまっていたように思えます。でも、リタイヤ経験だけは一度もなく、結果的には走っては歩いてを繰り返しつつも、結局はゴールにたどり着いてきたわけで、そういう意味では「脚が完全に終わっていた」わけではなかったともいえます。

つまり、

「脚」よりも「脳」が負けた瞬間に、勝負が終わっていたように感じていました。



では今日は、

どこまで、脳に勝ち続けられるのだろうか?



・・・・・・・・



脳との戦いを制し、長い長い上り坂区間をクリアすることができました。

21kmを過ぎ、コースの中間地点(21.0975km)を通過しましたが、タイムは全くわからないままでした。

そんな中間地点を通過すると、木崎湖へと向かう下り坂に入りましたが、体感的なスピードは全然上げることができませんでした。

距離が進むにつれ、もはやスピード云々どころではなくなり、下りの重力に負けることなく脚を動かし続けることだけで精いっぱいの状況になっていきました。

それ故に、心の声との闘いは激しさを増すばかりとなり、最後まで持つかどうかの不安が脳裏によぎるようになりました。


・・・・・・・


過去、このコースでは3回歩きが入ったことがありました。

それぞれ25km~30kmで足が止まり、ここが一つの鬼門となっていました。

その為、

「先ずは30kmをクリアして、過去の弱さを超える。」

このことを新たに目標設定して、進んでいくのでした。



・・・・・・・



長い下り坂を駆け下りて、右手に「木崎湖」を見据えると、第2折り返し地点に到着しました。

そこを折り返すと、今来た道を次々と駆けてくる後続のランナーたちとすれ違っていくこととなりました。

折り返し直後の28km地点の標識を過ぎ、少し行くと朝健闘を誓ったラン友さんとすれ違いました。

第一折り返しの時とは違い、ラン友さんに対してのエールの声も出せず、お互いにアイコンタクトだけでエールを交わしました。


と、その時、

「苦しいのは自分だけじゃない、周りの仲間も苦しい中を頑張っている」

そう思えたことで、再び脚には力が宿り、心の声にも強気で立ち向かうことができました。



・・・・・・


【30km通過】

第1目標を何とかクリアすると、34kmまでの長い登り坂が待っていました。

ここでは脳をポジティブに持っていくため、「もう30kmも過ぎた、残りはたったの12kmしかない」と考えていきました。

そして、「この坂は最後の坂」そして、「いつもの練習コースの『あの坂』と同じレベルだから大丈夫だ」と考えていきました。

更には、

「この坂を登りきれば、後はゴールに向かって下るだけ」

とか、

とにかく意識を前向きに持っていくことだけに注力し、後ろ向きな言葉は一切封じて進んでいきました。

が、

とにかく長く感じる1kmの距離。


「1kmってこんなに長かったかな?」

って思えるほど、次の31kmの標識が現れませんでした。

でも、

周りの声援の声に助けられ、1歩1歩確実に脚を前に進め、そして進んだ分だけ残りの距離が減っていることを確認しながら進んでいきました。


・・・


なんとか33km地点を通過して、上り坂の頂上が見えた時、ようやく完走への光が見えてきたような気がしてきました。

そんな最後の坂を上り切り、コースは下り坂に切り替わり、35km地点の標識を超えたときに、はじめて強気でもなんでもない、本当の気持ちから、

「あとたったの7kmしかない」

そう思えることができました。



・・・・・・・・・



37km地点を過ぎ、ラスト5kmの看板を通過。

この頃になるとようやく、中盤からずーっと続いていた足底部の痛みと、走る前から抱えていた右側臀部の痛みは消えることなくこの時も続いていましたが、まもなく解放される安堵感から、痛みが少しだけ軽くなった思いがしていました。



40km地点を過ぎると、左手にはゴールの陸上競技場が見えてきました。

41km地点を過ぎると、沿道の声援は最高潮に達していました。

お帰りなさい!

あと少し!

ナイスラン!

その声を聴くと、目標にしていた「歩かず完走」まで、あと一歩のところまで来たことを強く感じました。



ラスト500m程

陸上競技場の敷地内に入ると、アナウンスの声が大きく響きわたり、「今」の状況がつぶさに耳に入ってきました。


アナウンスの声に色々な思いを込めてスタジアム内に入ると、残りは300m程のトラックを残すのみとなりました。

最後は僅かに残った力を振り絞り、全力でゴールラインを駆け抜けていきました。


・・・・・・


腕に巻かれた時計を止め、

帽子を脱いで、後ろを振り返り、

これまでの42.195kmの旅路に向かって大きく一礼をしました。


・・・


ゴールを後にすると、

ボランティアの子供たちが「フィニッシャーズタオル」を肩にかけてくれ、記録計測チップをシューズから外してくれました。

その後、朝設営したテントに戻ると、改めていろいろな感情が沸き上がってきました。



久しぶりに感じた充実感。


日常では感じることのできない満足感。


そして、


ここでしか味わえない大きな達成感に満ち満ちていました。






42.195kmをともに戦った相棒に感謝しつつ、記録を振り返ります。





3時間02分14秒

ちなみに競技場の敷地に入った時に聞こえてきたのは、「競技開始から3時間まであと10秒」の声でした。

結果的にゴールタイムはその声に届きませんでしたが、今できる全力は尽くせた結果だったと理解しています。




2018年秋。

今年最後のフルマラソンでした。

そして、

過去3年間の自己ベストを達成して、幕を閉じることができました。


4月の長野マラソンからは1分55秒の短縮。

そんな2分足らずの時間でしたが、この日は「約2分という短い時間」に大きな大きな意味を感じることができました。

それは、


縮めることができた、約2分

そして、

届かなかった、約2分

それでも、

この日に手に入れた現実の先に、目標という名の小さな光が見えたような気がしたのでした。



(ランアフター編に続く)

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プロフィール

HN:
RX-93
性別:
男性
自己紹介:
花の昭和47年生まれのアル中&メタボ中年が、何を血迷ったのか38歳からランニングを開始!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!

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