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日々是好日、ランRUN日和

かつては、サブスリーランナーとして幾多のレースを駆け抜けてきました。 怪我をして、一歩引いたところに身を置いたとき、新しい走りの楽しみを見つけに行きたくなりました。 日々是好日(ひびこれこうじつ)。 毎日が最良の日になりますように!

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昨日の帰宅時

いつもの満員電車

もみくちゃの中で本は読み終えてしまったものしかなく、

U−nextで録画済みのアニメをみながら帰ろうとしました。


始発駅なので、発車まで数分待ち、電車が動き出しました。

すると・・・


き・・・気分が悪い・・・・



気がつくと・・・


次の駅で救急隊員に囲まれてた!?


で、

救急車で病院に搬送され、この日できる検査を受け、

何があったかの説明を受け、

ECU(救急集中治療室)に運びこまれてしまいました。




で、緊急入院となりました。




どうやら私は、車内で意識を失ったあと、8分ほど痙攣していたそうです。

ので、

車内は騒然としたことでしょう。





とりあえず、しばらく入院して検査と静養をします。


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~ 2021年5月に49歳になった時のブログにて ~


>毎年ゴールデンウィークの終わりと共に歳を重ね、
>49歳になりました。
>49・・・死に苦しむ・・・・・
>最悪の語呂合わせの年齢ですw



という、嫌な出だしで綴ったブログからわずか数日後・・・


急性膵炎を発症!


して、

入院することになりました。

その後は、断酒という、地獄のリハビリが続き(←薬物中毒の治療はキツイよw)

地獄のような日々を過ごしました。(←今も継続中)

で、

仕事のストレスに加えて、断酒のストレスも加わったせいか、

今年の1月には、帯状疱疹を患い、顔面に激痛を味わいました。


本当に、苦しみを散々味わった49歳でしたが、50歳まであと2ヶ月も残っています。

ので、

残るは、「死」あるのみです・・・




そんな、不吉な予感漂う中、

3月1日に人間ドックを受けてきました。

ちなみに

酒もやめ、高脂血症の薬も飲み、

万全の状態で挑んだはずでしたが・・・・・





腹部エコー検査で、膵管拡張(すいかんかくちょう) の異常所見がありました。

(。´・ω・)ん?  「膵管拡張?」

あまりメジャーではない異常所見ですので、どういうことかを説明すると、


(ネットから丸パクw)

膵臓にある主膵管の太さは、正常の成人で直径1ミリ以下です。一般的な超音波検査で、かろうじて見える程度の太さなので、超音波検査ではっきり見えたら、「主膵管の拡張」と判定されます。拡張が進むと、腹痛などの症状が表れます。

主膵管が拡張するのは、主に二つの原因が考えられます。
一つは、主膵管に膵液の流れをせき止めるような変化が起きている場合です。主膵管に小さな腫瘍(しゅよう)ができたり、狭い領域に膵炎が起こったりして生じます。膵液がせき止められると、主膵管は太くなります。
もう一つは主膵管の中を流れる膵液がねっとりした流れにくい状態に変化し、主膵管の中の圧力が高くなって太くなる場合です。これは、膵臓内の管の壁の細胞が粘液を作る細胞に変化した結果起こります。変化した細胞は、腫瘍化することが多く、時間がたつと癌になることもあります。
「主膵管の拡張」は、膵臓に何らかの病変が生じていることを示す最初のサインです。

精密検査で小さな早期の膵臓がんが見つかることもあります。専門医に相談し、造影剤を使ったCT(コンピューター断層撮影法)やMRI(磁気共鳴画像)などの検査を受けることをお勧めします。



と、いうことで、

主膵管拡張は一般的には「膵がん」を疑う与件ということなんですね。

ちなみに、膵がんは難治性のがんで知られ、

5年生存率は、ステージ2で僅か20%ほどしかなく、ステージ3では6~7%、ステージ4では1%くらいしかなく、ほとんど助かりません。


上記の通り、正常な状態で1mm以下の主膵管ですが、私の場合は、





3.7mmも あったそうで、

超ヤバイ感じでした。


ので、

ドックの検査終了後に、すぐに医師に呼ばれ、

膵管拡張についての説明を受けました。

で、

通常なら、1週間~10日ほどで郵送される検査結果が即日交付され、

さらに、

精密検査の依頼書も即日交付。(←前述の通り、「造影剤を使ったCT」と「MRI」検査要請)

くわえて、

予断を許さない状況から、その日のうちに精密検査の日程どりを行い、


本日、



造影剤をブッコんでのCT撮影となりました。(←造影剤投与用の管を先に刺された状態で待っている図)


・・・・・・・・


で、




CT検査を実施・・・


した結果、


CT検査では、特に異常が見当たりませんでした。(←とりあえず、いい情報)

が、

膵臓は、非常に検査しにくい臓器で、多方面から確認しないと、病巣を見落とす可能性が高いので、

今度は、大きい総合病院でMRIを受けることになりました。(←紹介状と検査予約を今日の病院でとってもらえることになりました)


果たして結果は如何に?


来週あたりに結果がわかりそうです。



ちなみに以下は、我が家で行われたマジの会話です。


【ドキュメント】~我が家のリアル


(私)今日ドックで「膵臓癌の疑いのある」膵管拡張を指摘されたんだけど

(妻)うそー!?

(私)いや、マジで。すぐに精密検査の予約入れられた。

(妻)それってヤバイの?

(私)マジでヤバイ

(妻)余命宣告された?(←何言ってるの?)

(私)それは、まだ

(妻)ねぇ、がん保険入ってる? 生命保険下りてくる? 

(妻)ねぇ、保険金全部でいくら貰えるの?

(私)・・・・




・・・・・くそっ! 簡単には死にません!(←簡単に保険金はやらんぞ!)





さて、


そんな先行き暗い中ですが、

明るい話題として、先日娘が高校の卒業式を迎えました。(←3/2卒業)



なので、


記念に私の遺影も撮りましたw(←娘の高校は制服が無いので、スーツで出席)




(私の顔部分だけを切り取れば、遺影の出来上がりw)


ちなみにこれは、

12年前の娘の卒園式の朝と同じように




玄関先で撮りました。


ちなみに保育園の卒園式は夫婦二人で出席できましたが、高校の卒業式はコロナの関係で、ひと家族1名までの出席制限付きなので妻が出席しました。(←なので、私は普通に出社しました)



・・・・・



と、いうことで、

2年後もこの世にいられたら、娘の成人式の晴れ着と共に、また玄関で写真を撮りたいと思っています。





本日のラン  10.51km  56分14秒 (病院検査前のゆるジョグ)

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え~、まぁ、

ほんとうにネタに事欠かない人生を歩んでいるものだと思わずにはいられません。




何があったのかは、これからお話したいと思いますが、

その過程で、顔写真を載せざるを得ない状況となりました。

これまで、

画像加工した顔写真は何度か載せましたが、今回は、「目線」は入れたものの、

マジもんの顔写真です。(←どこに向かってるんだ?)

ので、

今回の出来事は、「顔」にまつわるお話とだけ、冒頭に掲げておきたいと思います。






・・・・・・・





遡る事、二日前(1月27日)

仕事をしていると、急に著しい倦怠感と右側の鼻と目の周りに腫れを感じました。

「体調が悪いな」

と、感じている矢先に、追い打ちをかけるように超ムカつくことが起こり

「もう、やってられん!」

っていうことで、会社を早退してきました。

何があったかは、書き出すと小説1本分の出来事になってしまうので、割愛しますが、

とにかく今日は、さっさと帰って、気持ちの整理をつけようと思いました。


ので、

15時半位には帰宅したんですが、

しばらくはイライラしつつも本を読みながらリビングでゴロゴロ・・・

で、

しばらくたっても調子が悪いままだったので、(←最初はコロナかと思った)

その後は、夕食もとらずに、栄養剤4錠(2日分の量)を一気に飲み込み、






夕方6時ごろからベットに入り、只々ひたすらに睡眠をとりました。



・・・・・



翌朝(1月28日)

体調は更に悪化・・・

熱はないものの、鼻の右側の腫れはさらに酷くなり、右目のまぶたも腫れて、痛みもありました。

症状と元々の持病でもある「酷い鼻炎」から推測するに、

「副鼻腔炎」かな?

って思い、

この日は会社に行く前に「耳鼻科医院」に向かいました。

で、

症状を医師に伝えると、



(医)先ずは写真を撮らせてくれる?


ってことで、

顔の写真を撮りました。


それが、これです・・・(←いよいよ、顔ばれ??)










(b´∀`)ネッ! マジもんの顔写真でしょw(←X線で撮ってるけどw)




え~、

この写真から、わかったことは、

「副鼻腔炎」にみられる、化膿による「膿」は、見当たらないという事。

で、

懸念していた副鼻腔炎ではないとの診断が出ました。

ちなみに、

私も(コッソリ)レントゲン写真をスマホで撮ってきましたから、帰宅後、写真をよ~く見てみると・・・

あることに気づきました!


(´ε`;)ウーン…

脳の容積から推測するに、




この辺に近いな・・・www






・・・・・・




さて、

副鼻腔炎じゃなかったら、何なのか?

ってことになるんですが、

医師が、顔の症状を確認し、


・腫れや赤みが、顔の右側にしかない事

・右の小鼻とその周辺に「水疱」ができていること

・倦怠感を含めた体の不調


などを鑑みるに、これは、

「帯状疱疹」

だと、診断されました!


【帯状疱疹とは】

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れることがあります。
加齢、疲労、ストレスなどによる免疫力の低下が発症の原因となることがあります。50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。


(´ε`;)ウーン…

考えてみたら、

昨年末から、仕事の関係上、ストレスの嵐で、

うぉー!

って、叫びたくなることが山ほどあったのに、

そんな私の心を慰めてくれる、唯一無二の親友だった、

酒と絶縁中で(←禁酒8カ月経過)

そこに、とどめのように、怒り心頭となる出来事が起こったばかりだったので、

遂に

ストレス ( ゚д゚)ドカーン!!

になっちゃって、

帯状疱疹が爆発してしまったようでした。



ので、

本当なら、このまま会社を休みたいところでしたが、

やらなきゃならんことがたくさんあって・・・

ってか、

そもそも、これで帰れるくらいなら、帯状疱疹になんかなっていないわけで・・・

処方された薬を手に、

しぶしぶ会社に出勤していったのでした・・・・・



ちなみに、


・昨年の膵炎

・持病の脂質異常症

の投薬は、今も続いており、

そこに今回の帯状疱疹も加わったので、

携帯するピルケースは、




こんな状態です・・・orz (←老人並みの投薬量だなw)


・膵臓の炎症を抑える「カモスタット」

・高脂血症薬の「フェノフィブラート」

・抗菌薬(経口投与)の「パラシクロビル」

・抗菌薬(塗り薬)の「ビタラビン軟膏」

・鎮痛薬の「ロキソプロフェン」


と、なっています。

ちなみに、鎮痛薬が入っていますが、

帯状疱疹は、「マジで痛い」

からです。

どんだけ痛いかは、YOUTUBE見てください。




自分はここまで痛くならずに済んでますが(←今のところ)

でも、ま、顔面が痛いです!


で、

発症の原因は、疲労・ストレスによる免疫力の急激な低下によるものですので、

薬をもらう際に、薬剤師さんとの会話で、


(薬)抗菌薬はすぐに飲み始めてほしいので、先ずは2錠飲んでください

(私)食事前ですけどいいですか

(薬)はい、今10時ですが、朝の分としてまず飲んでください

(私)はいわかりました

(薬)後は、ゆっくり体を休めてください。免疫力が落ちていますから。

(私)はい・・・あの、ランニングとかはしてもいいですか?

(薬)???(←このバカ、何言ってんだ?っていう間)

(薬)あの・・・、先ほどの通り、体は休めてほしいので・・・(←バカにどう説明したらいいか悩む様子)

(私)あっ(←やっと気づいた)

(私)あんまり、走っちゃダメだってことですよね



・・・・



ってことで、


本日(1月29日)

会社は土曜でお休みだったんですが、言われた通り、無理せずに




10kmしか走りませんでしたとさ



・・・・


さて、

50歳から急激に増えるといわれる「帯状疱疹」

50歳まで4カ月と数日というところで発症しました。

どおりでこのところ体がダルイな~、調子が悪いな~、と思っていたら、

こんなことになってしましました。

中高年の皆さんは、ストレスに注意しましょうね!

マジでしんどい病気だよ





本日のラン  上の通りです。

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(注)これは、アルコール依存症治療日誌ではありませんww



さて、

7/22~7/25まで4連休が待ち構えているため、この7/17(土)は出勤日となりました。

で、

翌7/18(日)は、謎の疲労感で15kmでギブアップ・・・orz

(´ε`;)ウーン…

せっかく、



「ガンガン走り込む部活生に安心の1足」を買ってきたというのに・・・

全然走れていませんね~w

なので、





なかなか、週80kmが越えられない今日この頃です・・・

まあ、





税込6,589円のシューズですから、過大な期待をするのも酷というものでしょうかw



・・・・・



さて、


冒頭で、お断りしたように、これは「アルコール依存症回復記」ではないんですが、

ネタが無いので、その後の経過です。


・・・


7/15

定期検査に行ってきました。

その結果、



ほとんど見えないと思いますがw

全然問題なし!

と、お墨付きを頂きました (∩´∀`)∩ワーイ


ので、


次回検査は、9/2まで、薬んを飲みつつ様子を見るそうです。

次は、1か月半後・・・

しっかり節制していきましょう!



・・・・・


さて、

前回、私のアルコール依存症度合いを報告しましたが、

生涯飲酒量が、「楽々 1トン」を超える人間が禁酒をしたら、体にどういう変化が起こったかをお伝えしたいと思います。(←マジ、自分記録用w)


・・・・

先ず、

禁酒1日~5日

急に酒無しの生活が始まるので、とにかく夜が眠れません。

寝つきが悪く、寝ても大量の寝汗で目が覚めるという「途中覚醒」が起こりました。

ちなみに、

「プロの依存症者レベル」ですと、幻覚が見えたり、手足の震えがあるそうですが、私は「まだまだアマチュアw」だったので、夜眠れない以外は特に問題はありませんでした。



禁酒6日~15日

とにかくこれまでは、毎日のようにハンパなく酒を飲んで、記憶がないまま寝てました(←これをアルコール依存症 専門用語で「気絶」というw)

が、

酒をやめてしばらくすると、睡眠の質が一気に高まるので、朝早い時間に気持ちよく目が覚めます。

とにかく、「よく眠れるようになった!」というのが、率直な感想です。

ただ、

「酒が飲みてぇ~!」

という渇望は、かなり強いです。



禁酒16日~30日

ぶっ壊れた膵臓が機能を回復し、

ぶっ壊れかけた肝臓が生き返りだし、

血液の状態が良くなったことで、

睡眠による、疲労回復が良くなった感じがしてきました。

これにより、

体内の持久力も増し、ゆっくりなら比較的楽に長い距離が走れるようになりました。

ので、

このままいけば、

「最盛期の肉体を取り戻せる!」

という気さえしてきました。


ここまでくると飲酒欲求はだいぶ収まり、酒無し生活に慣れてきました。



禁酒1カ月~2ヶ月

この頃から睡眠に異常が始まりました。

というか、

眠気がハンパなくなりました。

ので、

夜は眠くて、10時にはすぐにぐっすりと寝てしまいます。

が、

朝は眠くて起きられません。

朝5時までの7時間を寝ても、眠くて眠くてなかなか起きることができません。

5時20分ぐらいに、やっとの思いで起き上がっても、倦怠感と疲労感が強くて、走りに出ても精彩を欠いています。

加えて日中もハンパない睡魔に襲われることがしばしばで、

くだらない会議などがあると、

吐き気がするほど眠くなってきます。

さらに、

アルコールを切ったせいか、「甘いもの」が欲しくなり、毎日仕事の机にはチョコがおかれて、毎日1箱食べてしまいます。

ので、

病後から体重が2kgも増えましたw

が、

その代わりに酒の欲求はだいぶなくなってしまいました。



・・・・・



さてさて、そんな訳で、現在2ヶ月+1週間が過ぎたあたりですが、

酒を抜いたおかげで確実に実感できた良かったことを3つ挙げましょう!

①本を読む時間が増えた

②イライラしなくなった

③夜、車で出かけられるようになった


①は、これまで酒を飲みながら本を読むと、9割記憶が無いのでw 翌日の昼休みなどに読み直す作業が発生し、なかなか読み進められなかったんですが、夜も酒無しなので、本が読み進められる量が増えました。

②は、意外なプラスポイントで、これまで仕事のストレスを酒で消化していましたが、酒を抜いたら、そもそものストレスが減った感じがしています。
上司から、カチンとくる人ことを言われても、軽く受け流せるようになったのは驚きですが、よく考えるとタバコを吸っていた時も「イライラしたらタバコを吸う」から、「タバコを止めたらイライラが減った」に通じている感じがしています。

③は、言うまでもないですねw
これまで、夜は酒飲んじゃうんで、車で出かけることはできなかったんですが、飲まなきゃ「ちょっと車で本屋に行ってくる!」も可能になりました。



さて、

このところ「ビジネス書」に飽きて小説ばっかり読んでいますが、本棚に入りきらない本が、だいぶ増えました。

ので、

とりあえず段ボール2箱



90冊を処分してきました。

とりあえず、

間もなくやってくる4連休に向けて、

「大掃除」の序章となった日曜日でした!




本日のラン  15.26km  1時間24分02秒

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※今回の記事も、超長文ですw


さて、

生まれて初めての入院生活が、急性膵炎によるものでしたが、どんな生活になるのかを、ご説明しましょう。



まず、初日

はっきり言って「地獄」でした。

膵炎は、膵臓が出した消化酵素で、膵臓自身を溶解する「自己侵食」が、行われます。

当然、臓器が溶かされるので痛みが強く、私の場合は、十二指腸まで侵食していましたので、痛み止めでもとりきれない痛みがずっと続きました。

腹痛の経験は誰しもあると思いますが、普通は痛みに「波」があると思います。

が、

これは、一瞬も途切れることなく続きます。

ちなみに、

痛みを伴う病気はいろいろありますが、胆石、すい炎、尿管結石の痛みは、「3大激痛」と呼ばれています。

なので、

夜は一睡もできず、翌日の昼過ぎ(絶食から1日半程)に、ようやく、痛みが緩和するまで地獄は続きました。



では、次に絶食期間の食事です。(←言葉に矛盾がw)

当然、経口摂取は水すらできませんので、




ご飯は、点滴だけです。

手前の黄色いのが「ソルデム」輸液で、私の命を繋ぐ栄養の液体です。

ま、ごはんの代わりの栄養といっても、




500mlで86kcalしかありませんので、分かりやすいものに例えると、

1食 コンビニの梅おにぎり半分

のカロリーです。


で、奥の小さいのが抗生剤入り生理食塩水で、溶けてしまった私の膵臓の炎症を押さえるのだと聞きました。(←たぶん、ノンカロリーw)


で、これを、朝から晩まで打ち続けるんです。



ザックリ1日のサイクルは、


5:00 起床

     洗面台で強引に頭を洗う
     ボディーシートで身体を拭く
     下着を含め着替え
     今朝の朝刊を読む(読売新聞デジタル版をスマホで)


6:00 検温、酸素濃度測定、血圧測定

6:20 抗生剤(1本目))点滴

7:30 ソルデム(1本目)点滴

10:00 ソルデム(2本目)点滴

12:30 抗生剤(2本目)点滴

13:30 ソルデム(3本目)点滴

16:00 ソルデム(4本目)点滴

18:30 4本目のソルデムが終わり唯一の休憩

20:00 抗生剤(3本目)点滴

21:00 点滴終了

21:30 消灯ww(←早いw)


と、なっています。(時間の都合で、ソルデムと抗生剤が同時進行するときもあります。<写真参照>)


ちなみに、

検温等は、適宜やってきて1日5回ほどとります。

特に炎症反応で熱が38度以上あったときは、夜10時 深夜12時 未明3時と

寝ている時間にも検温がありました。(急変していないかの確認でしょうか?)




ということで、

18時半から20時までの休憩を除くと、寝るとき以外は点滴をしたままです。

ちなみに、一つ点滴が終わると、看護師さんが、

「じゃあ、おかわり持ってくるね」

っていって、すぐに次の点滴に移行されます。(←ご飯代わりの点滴だからって「おかわり」とはw)

なお、

上のサイクルを見てわかる通り、6時半の朝食から始まり18時に夕食を完了するまでの11時間半かけて、ご飯代わりの点滴四本、

86kcal✕4本の計344kcalを摂取

つまり、カロリー的には、

朝から晩まで、ゆっくりかけて、

おにぎり(梅)を2個食っている

ようなものですw



ても、考えてみましょう。

いくら動かない生活とは言え、基礎代謝にすら遠く及ばない摂取カロリーの点滴投与のみ
なので、序盤は気が狂いそうになるほどの食事への渇望感があります。(水も禁止され続ける人は、水を飲む渇望感から、もっと気が狂いそうになるそうです。)

で、こんな生活は、絶食期間が終わるまで毎日続きます。



私は幸い病状が軽かったので、6日ですみましたが、これが2週間とか3週間とか続く人もいると考えると、

本当にゾッとします!

で、こんな生活を続けていると、

入院1週間後に体重計測があったんですが、

2.6kgも減っていました。(入院時63.7kg⇒61.1kg)


ちなみに、

点滴中は特にすることもなく暇なので、

本を読んだり、スマホゲームに興じたり、

仕事したり(←社用のスマホなんてものあるが為に、結構仕事の電話がかかってくるし、LINE WORKSなんていう、ビジネスLINEもどんどん来るし、ビジネスメールもスマホと同期してるんでこっちも捌かなきゃいけない・・・orz)

と、

そんなことをして、時間を有効に使っていました。(←これで、休日扱い??)





(モバイルPCを会社のスマホのテザリングでインターネットに接続すると、あ~ら不思議?病院でも仕事ができちゃうんですよねw)

ちなみに、

長い入院期間でしたが、自分のスマホと会社のスマホの両方のパケット容量をフルに使って、

ギガ難民一歩手前で生還することができました。




さて、

絶食期間が終わると、いよいよ経口摂取が始まります。

これは、絶食期間の長さや個人の健康状態によって左右されると思います。

絶食期間が長かった人などは、重湯から始めて3分粥とか、5分粥とかにつづき、全粥、ご飯と続くみたいです、

が、

私は、絶食期間が6日だったので、

最初のご飯は、入院7日目のお昼からで、



これでした。

お粥は全粥で、ごはんの量的には、幼児用茶碗一杯分で作ったかゆの量にみえました。
これに、ホッケが100gぐらい
中華風サラダとイチゴババロア
でした。

まあ、カロリー的には400~500kcalってところでしょうかね~?

で、低カロリーも去ることながら、

見事な、低脂肪食です。(←膵臓食と呼ばれるものです)



でも、

1週間ぶりの食事となると、

高級料理より旨く感じる!

ので、



きれいサッパリ頂きました!

これで、腹部に痛みが再発しなければ、とりあえず問題なしです。


で、

(夕食)


お粥 皮無しのとりむね肉の香草和え ほうれん草のゴマ和え 豆腐 汁物 バナナ

です。(鶏肉は、絶対油で焼いていないので、蒸したのでしょうか?)

昼よりグッとご飯らしくなりましたが、相変わらずの

低脂肪食

です。(カロリーも500あるかないか位)

で、

翌日はというと、


(朝)



メインが、はんぺん(3/4枚分)、ご飯は相変わらずのおかゆで、350kcalくらいしかなさそうです。


(昼)



お粥に、ホウレン草の胡麻和えに、ゴマのプリンみたいなやつ、

そして、メインが、



ゆで卵(1/2個)を鶏ひき肉で包んだやつでした。(←本当に、油をとことんカットしたメニューばかりw)

これは、全部で500kcalくらいですかね~


(夜)



ついに、お粥からご飯にランクアップ!

赤魚のオーブン焼きがメインに、竹輪となすの煮びたし、キャベツの甘酢漬け、味噌汁、そしてデザートがパイナップルでした。



・・・と、まあ、

本当に、脂質の抑制された食事で、

非常にヘルシー

です。

まあ、私の妻は栄養士で、結婚前に都内の某病院で病院食を作ってましたが、彼女によると、


(妻)ま、腎臓病に比べれば、脂質制限なんて大したことないよ

(私)Σ(゚◇゚;)マジデッ!?

(妻)だって、重度の腎臓病だと、タンパク質制限にカリウムもNGだから食べられるものが少ないよ。米や麦にだってタンパク質は含まれるし、カリウムは野菜や果物にも多いし大変だよ。


ですって、




さて、

こんな、低脂質メニューを2日間頂いたところで、翌朝に血液検査をしました。

で、その結果、

退院決定! ☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ

となりました。


都合、絶食6日間、食事再開2日間、で最終日の検査と合計9日間の入院となりました。

ちなみに、

今回は、ラッキーなことに



個室が一部屋だけ開いていて、プライベートがしっかり確保されていたおかげで、仕事の電話がかかってきても、病室内で話をしても誰にも迷惑が掛かりませんでした。

ので、

その面では、非常に快適でしたね。



・・・・・・


最後に、

今回の急性膵炎で感じたことを3つ

①最初はとにかく逃げ場のない激痛が酷い

②次に来るのは、絶食・絶水の精神に来るきつさ

③やっと食えるようになっても、油無しの味気無さ

これが、膵炎の総括です。

ちなみに、

こんな生活のおかげで、

入院した日の朝の体重は、63.7kg

でしたが、

今朝、体重を測ったら、60.1kg

10日で3.6kgの減量に成功です!(←成功?)



やっぱ、病気ってヤバイねww

体重の減り方が、ハンパないです。

でも、

痩せて、少し顔がシャープになったので、



前回とちょっと雰囲気が変わってしまいましたww(←後ろの鏡におっさんの影がw)


と、

具合悪いながらも、病院で一人時間を満喫した9日間だったとさ。
(コロナ禍で、面会禁止となり誰もこれなかった・・・)


皆さん、病気には気を付けましょうね~!

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プロフィール

HN:
RX-93
性別:
男性
自己紹介:
花の昭和47年生まれのアル中&メタボ中年が、何を血迷ったのか38歳からランニングを開始!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!

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