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日々是好日、ランRUN日和

かつては、サブスリーランナーとして幾多のレースを駆け抜けてきました。 怪我をして、一歩引いたところに身を置いたとき、新しい走りの楽しみを見つけに行きたくなりました。 日々是好日(ひびこれこうじつ)。 毎日が最良の日になりますように!

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やっと、今の会社に入って丸1週間を過ごしました。

はっきり言って、

疲れる~! (+o+)

って感じ。


まぁ、まだ全然会社になれていないんで、しょーがないんだけど、

それだけでなく、

私はヘッドハンティングで会社に入っているので、

入社早々、遠慮ないくらいの仕事量w

があり、1日が、あっという間に過ぎ去っていきます。


ちなみに、今の会社は、バックオフィスの人員をヘッドハントなどでかき集めて強化しているので、

8割くらいが私と同様に外部から来た人間

で構成されています。

ので、

雇用契約には、通常業務以外にコミットした業務があって、それを達成すると特別ボーナスが支給される仕組みになっています。

ので、

みんな、ガチでやる気のある猛者ばかりが集結しています。

特に、情シス(情報システム部)は、某Googleから引き抜いてきた人(アラサーの女の子)がグループリーダーをやっているので、社内のDX化が加速していて、

おっさんの私としては、

ついて行くだけで必死ですw


なので、

毎日が、超充実しています。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・



さて、

そんな会社に向かう通勤の足は、電車です。

ので、

往復で2時間の通勤時間を読書にあてることができています。

ので、

本がたらふく読めるようになりました!


ちなみに、3月は10日現在で、



6冊の本が読了しました。

これは、わたしとしては、結構なハイスピードですが、

まあ、

ビジネス書は、厚さの割に読む量が少ないのでw

・数値化の鬼

・リーダーの仮面

・1%の努力


は、それぞれ1日で読了していますw

一方で、小説は2~3日で1冊ペースで消化してますので、小説メインだと、

やっぱり月に10冊、多くても12冊が限界といったところです。


が、

今までの生活よりも読む時間が確保できるのは事実!

ですので、

本のストックは、大事になります。


ちなみに、

今読んでいるのは、



この小説ですが、既に半分以上読み終わっていますから、来週の通勤で読む本が必要になります。

ので、



今ストックのあるこの2冊と、

ビジネス書の、



この1冊だけでは、心もとない・・・

ってことで、


今日も得意のBOOKOFFへ向かい、本を漁ってきました(^O^)/


・・・・・・・


その結果、


な・・・な、なんと!


前から読みたくて探していた本を発見しました!(←いい事は続くもんだw)




そう、

真保裕一さんの「おまえの罪を自白しろ」と東野圭吾さんの「使命と魂のリミット」です。

とくに、「おまえの罪を~」の方は、1年近く探していた本で、

ようやく見つけることができました。

しかも、単行本で、お値段なんと 220円!

で、

100円引きクーポンで、実質 120円!!

で、

「使命と魂の~」は、文庫版で110円でした。

ので、資金に余裕ができたので(←どこまで貧乏なんだ?ww)

さらに追加で、池井戸潤さんの「下町ロケット」の続編、





「ゴースト」と「ヤタガラス」も単行本でゲットしました。

ちなみに、

こちらもお値段それぞれ、220円と超お得!

加えて、安定の面白さを含んでいますから、もうすでに通勤が楽しみで仕方がありません。


・・・・・・・・


電車で2時間、その他で1時間、合計3時間を通勤に費やす毎日。

1日の8分の1という大きな時間をかけています。

でも、

充実した毎日を得るために供出しているので、必要コストと割り切っています。

ちなみに、

冒頭で「ヘッドハントで採用された社員」といった通り、都内勤務からこの会社に来た人も当たり前にいますので、その人曰く、

「往復3時間の通勤なんて普通」

って言われましたし、妻も横浜から東京に勤務していた時は往復3時間と言ってましたから、

「普通のこと」

と、切り捨てられましたw

が、

「大事な時間」

であることに違いは無いので、この時間を無駄にしないためにも、読書でいい時間を過ごしたいですね。



さあ、

明日は、3年ぶりのマラソン大会!

こっちも頑張るぞー!!





本日のラン  レース前なので、お休みです。

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さて、2月10日は、全国各地に大雪警報が出され、

東京都内でも雪が降りました。


ので、

当然、私の住む長野県内においても雪が降り、




がっつりと積もりました (^O^)/


ので、

翌日のランニングはといえば、




超走りにくい中のランニングとなりました。


ので、




キロ6分越えなうえに、10kmで心が折れましたw



・・・・・・・



さて、

こんな大雪の日に、外でランニングなんてやっていると、

ご近所から冷たい視線が浴びせられるw


ので、

こんな日は、

やっぱ、あったかい部屋で、




読書ですよね~♡


※私の読書チェアです。



え~と、

余談ですが、1月は11冊の本を読了しています。

で、

2月は、現在のところ4冊が読了です。



ラインアップは、








こんな感じです。



で、

ご覧いただけばお分かりの通り。

そして、

以前もお話した通り、

現在、個人的に、

「三浦しをん」さん祭り!

を開催中なので、


今年に入ってすでに、




4冊のしをんさんを読了しています。


で、

この中では、

「神去なあなあ日常」が、一押しです。

あらすじは、


高校卒業後の進路を決めていなかった平野勇気は、卒業式終了後に担任から就職先を決めておいたと言われる。その進路を聞いた母親は大喜びで、渋る息子を半ば脅すような形で家から追いだし、進路先に向かうように促した。その為、追い出された勇気はどんな仕事をさせられるのかも分からないまま、三重県の神去村(かむさりむら)へと向かうのだった。
列車を乗り継いで着いた先は、見渡す限り山が続く、ケータイの電波も届かない超ど田舎。勇気が就職することになったのは、中村林業株式会社。山仕事に関しては天才的な才能を持つ飯田ヨキの家に居候しながら、ベテラン社員に付いて現場に出た勇気を待っていたのは、広大な山の手入れ。過酷な山仕事に何度も逃げ出そうと試みるもあえなく失敗、ヒルやダニとの戦い、花粉症発症など、辛いことはたくさんあれど、それらを凌駕する雄大な自然に勇気は次第に魅了されていく。さらに勇気は、神去小学校の美人教師・直紀に高望みの恋心を抱き、玉砕しても諦めずに想い続ける。そして、神去村で48年に一度行われる神事オオヤマヅミに、勇気も参加することになっていくのだった。



って感じ。

もうねぇ、横浜育ちの都会っ子の勇気が、山奥の村で暮らしていくんだけど、

嫌々始まった林業修業が、だんだんハマっていく様子がすごく生き生きとしてて、

「林業で生きるっていいな!」

って感じになってきます。


私は、長野県民なんで、山はものすごく身近なんだけど、

「林業」ってあまり身近ではないので、

この辺なら、木曽福島とかが、こんな感じかな~って思いながら読みました。


まあ、とにかく

登場人物が、みんな素敵で、

しをんさんの描く人物って魅力的だな~って感じで読み進められます。

続編もありますが、

先ずはこの作品が未読の方は、是非読んでほしい感じです。



・・・・・・・



さて、


今手元には、





しをんさんが2冊あって、

現在は「天国旅行」を読んでいるところです。

この作品は、

「そこへ行けば、救われるのか。富士の樹海に現れた男の導き、死んだ彼女と暮らす若者の迷い、命懸けで結ばれた相手への遺言、前世を信じる女の黒い夢、一家心中で生き残った男の記憶…光と望みを探る七つの傑作短篇。」

ってやつです。


で、

この後には、




こんな感じの本や、

やっぱり大好きな、百田尚樹さんの、





珍しい? ミステリ本が待っています。



ちなみに、

どれもこれも、ブクログで比較的評価の高い本ばかり。


なので、

どれから読もうか悩んでしまいますね~



ちなみに、

今日までは、会社を辞めて、有給で毎日お休みで、

時間がたっぷりあったんですが、

来週からは、

新しい会社に出社したり、

以前の会社の引継ぎに行ったり、

その他にも、色々行ったりやったりすることがいっぱいなので、

本ばっかり読んでいるわけにはいかないんですが、

それでも、今までに比べたら、ずっと本を読む時間がありますので、

このチャンスに、たっぷり本を読みたいですね~





本日のラン  15.50km 1時間26分34秒

拍手[3回]



先日、1月19日

東京・築地の料亭「新喜楽」で(←なぜ料亭?)

第168回「芥川賞・直木賞」の選考会がありました。


結果はみなさんご存じの通り、

芥川賞は井戸川射子氏の「この世の喜びよ」と佐藤厚志氏の「荒地の家族」のダブル受賞。

で、

直木賞は小川哲氏の「地図と拳」と千早茜氏の「しろがねの葉」のこれまたダブル受賞となりましたね。


まあ、

「にわかの読書家」である私は、この4名のいずれも知りませんでしたし、読んだこともありませんでしたw

が、

純文学系の「芥川賞」は、肌に合わない(←頭に合わないw)

ものの、

せめて、直木賞作品ぐらいは読んでおきたいですよね。


ちなみに、

歴代の受賞作品を調べてみたら、まともに読んだことがあるのは、


直木賞

第134回(平成17年) 東野圭吾「容疑者Xの献身」

第145回(平成23年) 池井戸潤「下町ロケット」

のみでしたw


一方、

芥川賞

第155回(平成28年) 村田沙耶香「コンビニ人間」

この1冊だけでしたww



・・・・・長い歴史で、これだけ? ww



いや~、

もっと本を読まないとだめですね~(←結論)




・・・・・・・・



さて、

そんな私も、2023年度の読書数は、現在のところようやく7冊目です。

で、今は、



これを読んでいるんですが、

この本がまた、とんでもなく素晴らしい!


流石は、村上春樹さん!

走ることを語るときに文学のエッセンスを加えるとこうなるのか!?

って感じです。



多くを語るとネタバレになるので、差し控えますが、

「走るときの気持ち」や「レース中に感じること」そして「なぜ走るのか」という根源的なことに至るまで、様々な考えを「村上流」の表現で文学的にかかれています。

ので、

ランナーとしては、

「そうそう、そうなんだよな~」

って共感できるだけでなく、

「うまいこと表現するな~」

って感じで読み進めています。


例えば、加齢によりフルマラソンのタイムが明らかに、そして確実に遅くなっていく自分を見て、

「フルマラソンのタイムは潮が引いていくみたいに、ゆっくりとではあるけれど着実に後退を続けた。走ることが以前みたいに、手放しで楽しいと思えなくなった。そこには払っただけの努力が報われないという失望感があり、開いているべきドアがいつの間にか閉ざされてしまったような閉塞感があった。それを僕は「ランナーズ・ブルー」と名付けた。」

って、まさに今の自分自身のことのようなので、

これからは、

「俺、今、ランナーズ・ブルーなんだ」

っていうことにしたいと思いますw



又、「走る音」については、

「靴音と、呼吸音と、心臓の鼓動とが絡み合って、独特のポリリズムを作り上げていく」

なんて表現は好きですね~

10年以上走ってきたけど、「靴音と、呼吸音と、心臓の音の3つの音がポリリズムを形成している」なんて考えたこともなかったけど、

言われてみれば、私の場合なら・・・、


・1分間で200ステップくらいのペースで走る靴音

・呼吸は「スッ、スッ、ハー」をステップの2倍くらいのペースで刻む呼吸音

・心拍数に至っては、1分間で150~170くらいでマチマチ


なので、3つの音はバラバラのリズムで形成されているのに、これが私の「走る音」という一つの音楽を奏でているさまは、

まさに「ポリリズム」なんですね。


(著者注)ポリリズム・・・ 複数の異なるリズムや拍子が同時進行している音楽のこと




・・・・・・・




さて、

昨年の暮れに、




夏川草介さんの「臨床の砦」という本を読みました。

ちなみにこれが、2022年に読んだ108冊目のラストの本です。


で、

私は「現役医師」が書く本は、独特のリアリティーを内包していて大好きで、

知念実希人さんや中山裕次郎さんも好きな作家さんです。

で、

夏川草介さんはといえば、長野県の「信州大学 医学部」卒のお医者さんなので、この本の舞台も、私の地元である長野県の架空の町である「北アルプスのふもとの町」が舞台になっています。

で、

この作品は、現在も続く「新型コロナ」の流行初期の医療現場を描いています。

で、この本を読んでの率直な感想は、

すんごい感動します!(←語彙力w)



もう、ねぇ、

ストーリーは言えないけど、

本の帯を読むだけでも、熱くなってきますよ。





なので、

もう、とにかく読んでくれ!って感じです。(←相変わらず、酷い語彙力w)



・・・ってことで、

夏川草介さんって初めて読んだけど、いい作家さんですよね~(←今更?w)

ってことになり、

そういえば、「神様のカルテ」って呼んだことなかったよな~(←マジで?)

ってことになり、





本日、買ってきてしまいましたw


ちなみにこれも、信州の内科医が主人公のお話ですね。

早く読みたいですね~

なんてったって、相当感動するらしいので、

涙腺緩めて待っていますw


・・・・・・・・・・



さて、

お気に入りの作家さんといえば、最近熱いのが、

「三浦しをんさん」

です。

昨年の「舟を編む」や「小暮荘物語」でハマり、

今年に入っては、



この2冊を読了しています。

で、

左の「仏果を得ず」を先に読んだんですが、これは「文楽」の世界を描いた物語なんですが、「文楽」っていうよりは、おそらくは「人形浄瑠璃」って言った方が耳なじみがあるのではないでしょうか?(←私はこっちです)

で、皆様ご存じ「近松門左衛門」が起こした伝統芸能の世界で、これを今に継承する「若き義太夫」が主人公となり、色々な苦悩に負けず、芸を磨いていくのがストーリーです。


ちなみに、はっきりいって学校では、

「人形浄瑠璃」=「近松門左衛門」

ってくらいしか習っておらず(←そりゃ、私だけ?w)

それが何なのかなんて考えたこともなかったんですが、この本を読んで日本の伝統芸能の世界を「ちょっとだけ」わかったような気にさせられる作品でした。

ちなみに主人公は30代の男性ですが、芸の世界では「若造」ですので、ストーリーは「青春小説」のようなテイストでした。

で、

ちょっと、文楽の世界に興味がわいてきましたので、次に「あやつられ文楽鑑賞」という、同じく三浦しをんさんが書いた「文楽入門書」を拝読させていただくと、ますます文楽の世界に興味がわいてきました。

ので、

YOUTUBEで、文楽鑑賞をしてみましたが、

まだまだ理解は程遠いw

ことだけ理解できました。


で、

三浦しをんさんは、




この一番左の「神去なあなあ日常」という作品が未読になっていますが、

今日、ふらりと本屋(BOOKOFF)に立ち寄ると、

先ほどの「神様のカルテ」に加えて、

なんと、

「容疑者X~」の次、第135回直木賞作品である、

『まほろ駅前 多田便利軒』

が置いてあるじゃないですか!!


ってことで、




買ってしまった!

しかも、

大好きな「百田尚樹さん」の「カエルの楽園」も一緒にw



・・・・・・・


と、いうわけで、


本日は、

神様のカルテ 1・2・3(全3巻)

と、

まほろ駅前 多田便利軒

カエルの楽園


と、5冊も本を買ってしまいました。


金欠病なのに、大盤振る舞いです!(←でも、BOOKOFF)



でも、大丈夫!

今日は、




お年玉クーポン! が、あったからね!!


しかも、100円の本を5冊で、ちょうど500円だったから、

230円引きで、なんと 270円!?


いや~、全部読むのに10日はらくらくかかるので、

読書って、コスパ最強の趣味でしょう!!



まあ、コスパはともかくとして、

大好きな作家さんたちの面白そうな本たちに囲まれて、

今の率直な気持ちは、


オラ、ワクワクすんぞ!(←悟空みたいに言ってみようw)

です。(←ほんと読むのが楽しみ)




本日のラン  15.50km 1時間29分24秒(←あまりの遅さに、「ランナーズ・ブルー」ですw)

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毎日、毎日、忙しい日々で、

仕事に追われ、休みもなく、只々日々を浪費しています・・・



そんな中、

日々の唯一の楽しみといえば、




手塩にかけて「娘たち」を育てることと(←こんな50歳でスマンw)

後は、『読書』くらいです。





さて、そんな中、

2022年の年初に掲げた目標が、

「年間100冊を読破する!」

と、言うものでした。


と、言うのも、

誰が言ったか、本好きを語るには年間100冊以上というのが、ひとつの指標らしく(←諸説あります)

昨年は、終盤に失速して「82冊」で終えてしまった(←たしか、ときメモとスパロボにハマって、読書をサボったww)

ので、

今年こそ100冊!

と、意気込んでいたわけです。



で、

先日99冊目を読了し、遂に100冊目の節目を迎え、手にした本が、

なんと「百」にちなんで、




百田さんの「永遠のゼロ」でした。


2009年刊行の本なので、13年前の小説を今になってようやく手にしたわけですが、

言わずもがなの名作でした。


物語は、4年連続で司法試験に落ちた26歳の佐伯健太郎とその姉、慶子が太平洋戦争で戦死した祖父「宮部久蔵」について調べ始めることからスタートします。

実はこの「宮部久蔵」という男が実の祖父であることを二人が知ったのは、祖母が亡くなった6年前のことでした。しかも教えてくれたのは、それまで実の祖父だと思っていた人物からでした。

実の祖父「宮部久蔵」は、神風特攻隊員として南西沖に散華したことは知らされたのですが、それ以外のことについては母ですら全く知らないという事でした。

そこで慶子と健太郎は、実の祖父がどんな人物であったのか、母の為にも調べることになりました。



この後、物語は「宮部久蔵」を知る者たちの語り部により、戦時中と現代を行き来しつつ話が進みます。

そこでは、宮部久蔵と共に「あの時代」を生きた「時代の証言者たち」からの生々しい言葉があり、そこから「あの戦争は何だったのか」という事が読者に強く訴えかけられます。

そんな証言者たちを追うごとに「宮部久蔵」という男がどういう人物だったのかが、徐々にそして明確に浮かび上がっていきました。

そして遂に最後の証言者の口から語られた言葉からは、慶子と健太郎の想像を超えた意外な事実が待っているのでした。



・・・・・・・・・・・



この575ページにも及ぶ壮大な物語は、私にとっては読む前の想像を大きく超えたものでした。

というのも、

この本は、小説という「フィクション」の世界の中で、「ノンフィクション」の空気をふんだんにまとっていたからです。

それ故に戦争という我々の知らない時代を生きた男たちの心情がありありと伝わってきて、その思いが深く心に突き刺さってくるのでした。

しかし、そんなリアリズムの中でも、小説の中心はあくまでも「宮部久蔵」という男の謎であり、その謎が徐々に明らかになると、最後にはフィクションらしい結末をもって完結し、そこには清々しさと深い感動がありました。


・・・・・


そんなわけで、

この本を読んで、百田さんの描く物語は「リアリティー」と「ファンタジー」の融合であり、リアルが際立つことでファンタジーの説得力が増しているように感じました。(←あくまで、個人の感想ですw)

以前に読んだ「風の中のマリア」もそうですが、そこでは主人公である「スズメバチ」の生態をリアルに描くことで、その中で擬人化された蜂やその他の昆虫たちの想いや行動が、ファンタジーであるにもかかわらず、その描写に説得力が生まれていたように感じていました。(←あくまで、個人の感想ですww)

今作では「戦争」、特に「特攻」については、きっと入念な下調べとともに「生の声(経験者の言葉)」を拾い集めて作品に落とし込んだのではないかと思っています。そして、戦争や特攻に関する心情がリアルであればあるほどに、「空想の男」である「宮部久蔵」が、あたかも実在するのかのごとくのリアリティーを持って物語の中に存在したのだと感じました。(←あくまで、個人の感想ですwww)



と、まあ、いろいろ知った風なことを言っていますがw

素人が御託を色々ならべるよりも、

とにかく読みゃ~、わかる!

って感じなので、未読の方は是非どうぞ!!(←ビブリオバトルって難しいねw)



・・・・・・・・・・


というわけで、

どーでもいいと思いますが、

今年読んだ100冊のラインナップです!(←Σ(゚◇゚;)マジデッ!?)














(*´Д`)ハァハァ


100冊って、なかなかなボリュームだ~w(←これで、尺を稼いだww)


ちなみに、本の下の星マークは、

私の付けた評価(←素人評価ともいうw)

ですが、☆4,☆5は、読んで損はないと思います。


まあ、

有名作家さんの有名な本ばっかりw

ですから当然ですけどね。


そして、

本を買う時は、大抵、

ブクログで評価の平均点をチェック

してから買ってますので、

失敗は少ないんですけどね♪


ま、その辺もご参考までに♪



あ、そうそう、

ブクログの読書記録は、こんな感じです!




あと1カ月残ってるから、年間110冊は行けそうかな?





本日のラン  10.30km  54分15秒(←走る方は、手抜きだなw)

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天高く「俺」肥ゆる秋w

ストレス性の過食が止まらず、体重が増え続ける今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。



・・・・・


さて、

戦後間もない昭和22年から、今も続く秋の伝統行事といえば、

そう、


読書週間


ですね。


今年のキャッチコピーは、




「この1冊に、ありがとう」です。

皆さん、今年も「ありがとう」と言える1冊に出会えましたか?

私は今年ナンバーワン候補の本がいくつかありますが、まだあと残り2ヵ月ありますから、今年ナンバーワンは、年の瀬を迎えた際に考えたいと思います。



さて、そんな中、

我が家でとっている「読売新聞」にも、読書週間の特集が組まれていました。

で、

その中で、「好きな作家」アンケートがありました。


その結果が、



こうでした!

いや~、

流石、東野圭吾さんは鉄板ですね~

まあ、

月に1冊以上本を読む人で、東野圭吾さんの作品を読んだことがないって人はいないんじゃないかってくらいの人気作家さんですもんね。


ちなみに、読売新聞のアンケートで、

「この1ヶ月で本を何冊読みましたか」

の問いもありまして、その回答はというと、

「ゼロ」が過半数の52%もいて、1冊が18%ありましたので、読書量は、月1冊以下で7割を占めるんですね。

逆に、月5~9冊は4%で、10冊以上は2%ですから、月に5冊以上本を読む人は6%しかいないことになります。

なので、私はこの6%のゾーンにいることになりますね。


ちなみに、今年は1月~10月の10ヵ月経過した今現在で92冊を読了しているので、だいたい月9冊ペースっていうことになります。




で、

話は戻って、「好きな作家さん」ランキングですが、私の場合はこうでした!



ブクログで登録した(読んだ)作家さん、ベスト5です。

やっぱり、東野圭吾さんは鉄板ですね~

面白いし、読みやすいし、著作数も多いしで、どうしてもトップに来てしまいます。

2位の知念さんは、医療ミステリーの雄といった感じですが、エンタメ性やファンタジー性が強いので、好き嫌いが分かれるところだと思いますが、私は天久鷹央シリーズが大好きなので、この冊数になっています。

3位は、柚月さんで、文庫版はコンプリしてますが、それでもこの冊数しかありませんので作品数がもっと増えて欲しい作家さんですね。

ちなみにリアルな描写と硬質な物語が多いので、読後に大きくため息をつくような作品感です。

4位の中山七里さんは、色々な分野の作品を手掛けている作家さんのイメージです。
と、いうのも、さよならドビュッシーなどの音楽ものに、犬養シリーズ、毒島シリーズなどの刑事もの、総理にされた男の政治もの、護られなかった者たちへの社会福祉もの、連続殺人鬼かえる男などなど、分野の幅が広くて、どれも面白くって読みやすい、安定の作家さんだと思っています。

今野敏さんは、刑事もののイメージが個人的には強いですが、任侠シリーズなどのヤクザコメディーや遠い国のアリスのファンタジー物など、らしくない作品もありますが、そこも含めて魅力ある作家さんです。

ちなみに、

表示されていませんが、6位以下で行けば、池井戸潤さん、横関大さん、百田尚樹さん、井岡瞬さん、土橋章宏さん、横山秀夫さんなどが続く感じでしょうか。



・・・・・・



さて、そんな読書週間のさなか、

仕事がますます忙しくなり、祝日出勤はもちろんのこと、ついに「日曜出勤」も確定しました!

ま、

代わりに土曜日に休んでいいそうですが、

週一休日は変わりありません。

ので、

大好きな読書に回せる時間も短くなりそうです。

が、



いつでも隙間時間を見つけて読めるように、今日も3冊買い足してきました(^O^)/

やっぱり、

私の好きな作家ベスト10にはいる作家さんのものばかりですね。

一番楽しみなのは、井岡瞬さんの「痣」ですが、

読み始めたら睡眠時間を削りそうで怖いですw




・・・・・・・・・・・



【おまけ】

今年も残すところあと2カ月。

もう間もなく冬がやってきます。

冬には雪が降るこの地域では、職場の命令で、

10月中にスタッドレスに履き替えるよう言い渡されました。

ので、





スタッドレスに履き替えました。

雪はまだ先だと思いますが、「降る前に履き替えておくように」という事だそうです。


ま、

こうしておけば、いつ雪が降っても大丈夫ですもんね。

それに、雪は降らなくても、朝晩の冷え込みは相当なもので、既に0度くらいの気温になっていますので、雨でも路面凍結が怖いこの季節。

備えあれば憂いなし!

です。




本日のラン



こんな感じでした!





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プロフィール

HN:
RX-93
性別:
男性
自己紹介:
花の昭和47年生まれのアル中&メタボ中年が、何を血迷ったのか38歳からランニングを開始!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!

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