日々是好日、ランRUN日和
かつては、サブスリーランナーとして幾多のレースを駆け抜けてきました。 怪我をして、一歩引いたところに身を置いたとき、新しい走りの楽しみを見つけに行きたくなりました。 日々是好日(ひびこれこうじつ)。 毎日が最良の日になりますように!
さて、
今回は、検査入院を除けば、生まれて初めてのガチ入院になった私の記録です。
で、今回罹患した病気というと、
「急性膵炎」
でした。
ザックリどんな病気かというと、
「本来は食物の消化を助けるために膵臓でつくられる酵素が、過剰に分泌されたり、膵管をスムーズに通れなかったりして膵臓内に滞り、異常に活性化して膵臓そのものを消化(自己消化)、炎症を起こしてしまう病気。」
です。
膵管をスムーズに通れないケースは、女性に多いとされる胆石が発生原因として多いです。
一方、過剰分泌の原因で多いのが、男性に多いといわれる「多量飲酒」が、主な原因です。
う~ん、
それにしても、凄い病気ですよね。
膵臓が自ら出した消化酵素で、自分自身を食い荒らすというんですから。
で、
その結果、激しい炎症が生じます。
そして、消化行為は、自分自身だけに止まらず、周辺臓器にも及びます。
実際、私は、十二指腸もやられていました。
………というのが、今回の病気の主な概要です。
では、
私の辿った道を時系列に沿って見てみましょう。
5月11日(火) 朝8時40分
腹痛を感じ、掛かり付けの病院へ行き診療。
処方箋を貰い帰宅。
同日 13時30分 薬が効かず胃痛が更に酷くなったので再度病院へ
血液検査をするも異常所見なし(←後でわかったことですが、今まさに急性膵炎になったと同時に検査したため、この時点では何もでなかった)
更に、CTもとりましたが、ここにも特段の異常は見られませんでした。
しかし、強目の鎮痛剤が効かない程の痛みに異常を感じ、緊急入院が決まりました。
・・・・朝から何も食べていないのに、明日は胃カメラなので夕飯も取れないまま(←腹痛がすごすぎてそもそも食べれないけど)
病室のベットで鎮痛剤を投与されながら、痛みで眠れない夜を過ごしました。
5月12日(水) 朝
8時頃に検査用の血液採取
10時頃に胃カメラによる内視鏡検査
11時頃再度CT検査、エコー検査
で、
その結果、急性膵炎が判明しました。
これにより、昨日から続く「絶食」と共に「絶水」もスタートしました。
5月13日(木)
ようやく水かお茶のみ経口摂取を許可されました。
が、
血液検査の結果は、前日よりも悪化(←膵炎が進行中の証)
5月14日(金)
絶食治療継続(絶食4日目)
5月15日(土)
再度、血液検査をすると、医師が驚くほどの急回復を確認しました。
ちなみに、
私は早期退院を希望していたので、
「今日から絶食を解除しお粥食に移行するか、安全策をとって17日に解除するか」
どちらにするのかの選択を医師から迫られました。(←どっちもありな微妙な検査結果だった)
つまり、
早期退院には、今日から断食解除が必要だが、無理をすると悪化のリスクがある。
(´ε`;)ウーン… どうしよう???
良くなっているとは言え、膵炎の炎症反応が強く出ていることも事実、ここで無理して長引くとそのほうがきつい・・・
ので、今回は断食解除を2日先に送ることで安全策をとる方を選択しました。
ので、
絶食治療継続となりました・・・(←腹減った~)
5月16日(日)
絶賛、絶食継続中(←でも、もうだいぶ慣れた)
5月17日(月)
入院から一週間経過
再度、血液検査
結果が良好だったため、遂にお昼から1週間ぶりの食事が再開されました。(←でも、点滴は、いつもと変わらず行われます。)
食事といってもそこは「病人向けの食事」しかも、膵炎は炎症を起こしている膵臓に負担をかけてはいけないので、「膵臓食」と呼ばれる、特殊なメニューになります。
膵臓食は、1食の脂肪摂取量が「10g以下」とされているので、油の多い肉類はNG。
もちろん、そうでない食材であっても油で炒めたりできませんし、揚げ物なんてもっての外です。
そんな、
あっさりした食事ですが、それでも「食える喜び」を噛みしめて頂きました。
5月18日(火)
抗生剤のみの点滴となり、朝昼晩と膵臓食を頂きます。
5月19日(水)
AM 8:00 血液検査
・・・
で、
その結果、
退院で~す! ☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
退院の為の諸手続きを済ませ、医師からこれまでの経緯とこれからについての説明を受け、9日間お世話になった病室を後にしたのでした。
さて、
今回は、超初期発見(←というより、病院内で発症)により、普通ではあり得ないスピードで治療がスタートしました。
加えて症状も軽症だったので、
通常2週間から1ヵ月と言われる入院期間が、わずか9日での「スピード退院」となりました。
ので、
急性膵炎になっても「この程度で済む」なんて考えては駄目ですよ!!(←おまえがなっ!)
はっきり言って、痛みは地獄級ですし、苦しい断食が2週間に及ぶこともザラですし、
そうなれば、1ヶ月の入院も当たり前になります。
もっと言えば、
急性膵炎は、死者が出る病気!
ちなみに重症化した場合、
10人に1人が死ぬ
死亡率の高い病気だと、医師からも言われました。
本当に気を付けないといけません。
・・・・・
と、いうことで、
ザっと、入院中の流れを今回はかきました。
次回は、急性膵炎の入院生活の詳細をお送りします。
今回は、検査入院を除けば、生まれて初めてのガチ入院になった私の記録です。
で、今回罹患した病気というと、
「急性膵炎」
でした。
ザックリどんな病気かというと、
「本来は食物の消化を助けるために膵臓でつくられる酵素が、過剰に分泌されたり、膵管をスムーズに通れなかったりして膵臓内に滞り、異常に活性化して膵臓そのものを消化(自己消化)、炎症を起こしてしまう病気。」
です。
膵管をスムーズに通れないケースは、女性に多いとされる胆石が発生原因として多いです。
一方、過剰分泌の原因で多いのが、男性に多いといわれる「多量飲酒」が、主な原因です。
う~ん、
それにしても、凄い病気ですよね。
膵臓が自ら出した消化酵素で、自分自身を食い荒らすというんですから。
で、
その結果、激しい炎症が生じます。
そして、消化行為は、自分自身だけに止まらず、周辺臓器にも及びます。
実際、私は、十二指腸もやられていました。
………というのが、今回の病気の主な概要です。
では、
私の辿った道を時系列に沿って見てみましょう。
5月11日(火) 朝8時40分
腹痛を感じ、掛かり付けの病院へ行き診療。
処方箋を貰い帰宅。
同日 13時30分 薬が効かず胃痛が更に酷くなったので再度病院へ
血液検査をするも異常所見なし(←後でわかったことですが、今まさに急性膵炎になったと同時に検査したため、この時点では何もでなかった)
更に、CTもとりましたが、ここにも特段の異常は見られませんでした。
しかし、強目の鎮痛剤が効かない程の痛みに異常を感じ、緊急入院が決まりました。
・・・・朝から何も食べていないのに、明日は胃カメラなので夕飯も取れないまま(←腹痛がすごすぎてそもそも食べれないけど)
病室のベットで鎮痛剤を投与されながら、痛みで眠れない夜を過ごしました。
5月12日(水) 朝
8時頃に検査用の血液採取
10時頃に胃カメラによる内視鏡検査
11時頃再度CT検査、エコー検査
で、
その結果、急性膵炎が判明しました。
これにより、昨日から続く「絶食」と共に「絶水」もスタートしました。
5月13日(木)
ようやく水かお茶のみ経口摂取を許可されました。
が、
血液検査の結果は、前日よりも悪化(←膵炎が進行中の証)
5月14日(金)
絶食治療継続(絶食4日目)
5月15日(土)
再度、血液検査をすると、医師が驚くほどの急回復を確認しました。
ちなみに、
私は早期退院を希望していたので、
「今日から絶食を解除しお粥食に移行するか、安全策をとって17日に解除するか」
どちらにするのかの選択を医師から迫られました。(←どっちもありな微妙な検査結果だった)
つまり、
早期退院には、今日から断食解除が必要だが、無理をすると悪化のリスクがある。
(´ε`;)ウーン… どうしよう???
良くなっているとは言え、膵炎の炎症反応が強く出ていることも事実、ここで無理して長引くとそのほうがきつい・・・
ので、今回は断食解除を2日先に送ることで安全策をとる方を選択しました。
ので、
絶食治療継続となりました・・・(←腹減った~)
5月16日(日)
絶賛、絶食継続中(←でも、もうだいぶ慣れた)
5月17日(月)
入院から一週間経過
再度、血液検査
結果が良好だったため、遂にお昼から1週間ぶりの食事が再開されました。(←でも、点滴は、いつもと変わらず行われます。)
食事といってもそこは「病人向けの食事」しかも、膵炎は炎症を起こしている膵臓に負担をかけてはいけないので、「膵臓食」と呼ばれる、特殊なメニューになります。
膵臓食は、1食の脂肪摂取量が「10g以下」とされているので、油の多い肉類はNG。
もちろん、そうでない食材であっても油で炒めたりできませんし、揚げ物なんてもっての外です。
そんな、
あっさりした食事ですが、それでも「食える喜び」を噛みしめて頂きました。
5月18日(火)
抗生剤のみの点滴となり、朝昼晩と膵臓食を頂きます。
5月19日(水)
AM 8:00 血液検査
・・・
で、
その結果、
退院で~す! ☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
退院の為の諸手続きを済ませ、医師からこれまでの経緯とこれからについての説明を受け、9日間お世話になった病室を後にしたのでした。
さて、
今回は、超初期発見(←というより、病院内で発症)により、普通ではあり得ないスピードで治療がスタートしました。
加えて症状も軽症だったので、
通常2週間から1ヵ月と言われる入院期間が、わずか9日での「スピード退院」となりました。
ので、
急性膵炎になっても「この程度で済む」なんて考えては駄目ですよ!!(←おまえがなっ!)
はっきり言って、痛みは地獄級ですし、苦しい断食が2週間に及ぶこともザラですし、
そうなれば、1ヶ月の入院も当たり前になります。
もっと言えば、
急性膵炎は、死者が出る病気!
ちなみに重症化した場合、
10人に1人が死ぬ
死亡率の高い病気だと、医師からも言われました。
本当に気を付けないといけません。
・・・・・
と、いうことで、
ザっと、入院中の流れを今回はかきました。
次回は、急性膵炎の入院生活の詳細をお送りします。
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プロフィール
HN:
RX-93
性別:
男性
自己紹介:
花の昭和47年生まれのアル中&メタボ中年が、何を血迷ったのか38歳からランニングを開始!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!