日々是好日、ランRUN日和
かつては、サブスリーランナーとして幾多のレースを駆け抜けてきました。 怪我をして、一歩引いたところに身を置いたとき、新しい走りの楽しみを見つけに行きたくなりました。 日々是好日(ひびこれこうじつ)。 毎日が最良の日になりますように!
今回は、5月19日開催の「第25回野辺山高原100kmウルトラマラソン」の番外編をお送りいたします。
ま、単なる雑談ですが、ウルトラに興味のある方の参考になるかもしれない(←なるかな?w)、情報があるかもしれません(←ないかもしれませんw)。
・・・・・・
①準備について
まず、野辺山のウルトラは、スタート時刻が5時と早朝なうえに、当日受付の場合は、朝3時半~4時半までしかないので、非常にあわただしいため、前日受付をして前泊をするのが基本になります。
会場近くの宿泊施設に泊まるのがベストですが、私は「金欠病」という不治の病をこじらせているのでw
車で寝ますw
この時期の野辺山は、深夜になるとかなり冷え込みますので、羽毛布団は必須アイテムです。
で、
レースで走る時の準備ですが、
ウルトラ初心者だったころは、色々不安があったので、LグルタミンやBCAAなどのアミノ酸補給類や糖質補給類といった、薬剤を大量に仕込んでいましたが、
「薬剤による効果があまり実感できない」
という理由と、
「金欠病で、大量の薬剤を買う資金がないw」
という、2大理由により、今の装備は非常に簡単なものになっています。
それが、
こんな感じです。
ウェアは、ただのTシャツ(←野辺山の参加賞)にハーフパンツ、そしてキャップだけです。
この時期の日差しは、非常に強いので、個人的には「キャップ」は必須アイテムです。
で、
スタート時刻頃は肌寒いので、アームカバーを追加(写真撮り忘れ)、そして、緑の布切れはBuffというもので、寒いときは首に巻いて防寒に。
暑いときも首周りの日差し除けに使ったり、額に巻いて汗除けに使ったりと、多機能に使えます。
ランニングベストに仕込んだものは、ちょっとした怪我の対応で絆創膏(5枚)と、筋肉痛緩和にバンテリン・ゲル(ミニ)、そして足にまめができた際には、ナンバーカードを止めている安全ピンで水抜きした後に、その場所を保護する為のテープを入れています。(汗で濡れないようにチャック袋に封入)
カセットテープの図柄の袋は、百均で買った水筒で、暑さが厳しく、エイドからエイドまでの間で給水が間に合わなさそうな時は、ここに水分を入れて、背中に背負って走ります。
・・・・ということで、
走る時に積むのはこれだけです。(←あと、ブロガーなのでスマホも持っていきます)
②ランアフター編
今回、1ヶ月間30km走未実施という状態で、ウルトラ参加しましたが、12月~3月までは、月1回の46km走を実施していたおかげで、何とかギリギリ100km走りきることができたのかもしれません。
が、
レース中から脚はボロボロで、ゴールした後は、まともに座ることもできないほど。
文字通り、「脚が棒のように」なっていました。
で、
預けていた荷物を受け取る為、体育館内に入ろうと、シューズを脱ぐと・・・
両脚ともに、ソックスの親指が破れていました。
例年、ウルトラを走ると、足の親指の爪が死んでいるので、こうなることは仕方のないことですが、今年は爪だけは死守しようと思ったので、両方の親指にテーピングを実施。
おかげで、靴下の損傷だけで済みました。
で、
荷物を受け取ると、
娘に完走を報告。
で、
暖かい蕎麦がふるまわれていたので、
いただきま~す♡
しましたが、
極度の疲労感から気持ちが悪くて、3分の1を残してしまうのでした。(←残しちゃってごめんなさい)
③帰宅後の妻の反応
全身ボロボロですが、何とか車で帰宅して、シャワーを浴び、リビングに入ると
(私)ただいまー。何とか完走できたよ~
(妻)よかったねー。ところで、何時から走ってたの?
(私)朝の5時から
(妻)で、何時まで走ってたの?
(私)夕方4時半くらいまで
(妻)・・・・・・
(妻)また寿命が何年か縮んだね♡ (´∀`*)ウフフ
どうやら、妻にとって11時間半近くも走ることは、
命を縮める作業
にしか映っていないようでしたw
④帰宅後の娘の反応
(私)ほら、今年も完走メダルもらって来たぞ~
(娘)すごいね
(娘)で、他に戦利品はないの?
(私)今年はTシャツとバスタオルしかなかった・・・
(娘)しょぼいね~
(娘)あと、お父さんからのLINEの内容、友達にLINEしたら、
(娘)みんな、「えーっ?100kmも走るの~?」って引いてたよ ( ゚∀゚)アハハハハハハ・・・
と、いうことで、
どうやら娘にとっては、マラソンに行ったら名産品の食い物か何かぐらい、参加賞でもらえないと「しょぼい」らしくw
又、高校のお友達にとっての100kmマラソンは、全く理解できない「愚行」に見えるようでしたw
⑤レース翌日以降の状況
・レース翌日
脚の痛みで昨晩はほとんど眠れず、起床時は激しい全身倦怠感がありました。
又、腰から下の極度の筋肉痛の影響で、2Fから1Fに降りる為の階段は、手すりにしがみつき、1段1段ゆっくり下りないといけない状況でした。
ので、
早期回復の為、「アクティブレスト」と称して、5kmのウォーキング(約1時間)に出かけました。
が、
即効性はないので、会社に出勤しても脚の痛みは激しく、歩くときはロボットのように
ぎこちないものになってしまいました。
・二日目
足腰の筋肉痛は、相変わらずの状況。左ひざの内側にも鋭い痛みがありました。
朝から雨だったので、運動は完全レスト。
昨晩の風呂を沸かしなおして、朝ぶろでゆっくりと足腰をマッサージしていました。
・三日目
左ひざの痛みが消え、筋肉の張りもだいぶましになりました。
とはいえ、左膝裏の筋に強い痛みが残っている他、大腿四頭筋とハムストリングスの筋肉痛は、レース翌日を10とすると、5ぐらいまでに下がったものの、まだ張りはあるので、ゆっくりジョグを実施。
とりあえず、キロ5分半~6分ペースで7km走ることができました。
ちなみにこの日は、水曜ポイント練習日ですが、
全力疾走は、自殺行為ですw
ので、
冗談でも実施していません。
・・・・・・
さて、
いろいろあった、第25回の野辺山高原100kmウルトラマラソン。
番外編も含め、記憶に残るレースとなりました。
ウルトラマラソンの完走メダルは、興味のない人にとっては「無価値」なものですが、わたしにとっては、とても大事なものになっています。
ちなみに、
あと3個これをためると、「デカフォレスト」の称号が手に入りますが、これも部外者にとっては、なんの価値もないものです。
が、
私にとっては、とても大きな目標の一つです。
と、いうわけで、
来年は、どんな挑戦が待っているのか?
今からすでに、 ((o(´∀`)o))ワクワク です。
本日のラン 7.10km 41分05秒
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プロフィール
HN:
RX-93
性別:
男性
自己紹介:
花の昭和47年生まれのアル中&メタボ中年が、何を血迷ったのか38歳からランニングを開始!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!
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だが、
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お疲れ様でした
同い年のおっさん(私)には
それが超すばらしく羨ましいことだと
ちゃんと分かります。
命が縮まるかどうかは分かりませんがw
でも人生が豊かになる事は間違いない♪
節目節目の娘さんの登場が
なんとも微笑ましいですね(^^)
朝の5時半~夕方4時半まで・・・
労働基準から完全に外れてますねw
記事は全部読んでます♪
今年もお疲れ様でした(^^)
Re:お疲れ様でした
確かに、寿命の変化はともかく、人生が豊かになるのは間違いないと思っています。
100kmの道のりは、いろんなことが起こりますし、ランナー同士が励ましたり、励まされたりと交流が深いのもウルトラならではと思います。
また、各エイドでのボランティアさんともお話しする機会もあり、苦しい中にも楽しみが多い大会だと感じます。
だからこそ、やめられないんですよね~
きっと来年も、命を縮めに行ってきますw
無題
コース変更で高低差が無くなった代わりにロードメインとなった影響で普段歩けるところが強制的に走らざるを得ない状況になってしまい、脚へのダメージは例年以上だった様な気がしますね。
途中RXさんのタイムを見ていました。
サブ9狙えるんじゃないか?と思わせるタイムでしたが、やはり後半はキツかった様ですね。
私も後半はボロボロでゴールしました。
来年はコースが戻る様ですので、一緒に悶えましょう(笑)
Re:無題
確かにコース変更で、累積標高差は例年より少なくなりましたが、その分ペースが上がってしまい、脚への負担は大きかったですね。
私の場合、いけたかさんのご指摘の通り、前半は絶好調だったものの、後半は地獄のボロボロになってしまいましたw
前半50kmが4時間15分で、後半50kmが7時間15分かかってますから、やはり後半も粘れる足を作ってこないと駄目ですね。
お互いに、来年も野辺山で会いましょう!