日々是好日、ランRUN日和
かつては、サブスリーランナーとして幾多のレースを駆け抜けてきました。 怪我をして、一歩引いたところに身を置いたとき、新しい走りの楽しみを見つけに行きたくなりました。 日々是好日(ひびこれこうじつ)。 毎日が最良の日になりますように!
先月罹患した「急性膵炎」。
退院から早くも3週間が経過しました。
その後は、毎日飲んでた「酒」の代わりに「薬」を飲んでいます。
ので、
倦怠感は残るものの、だいぶ体調は回復してきました。
・・・・・・
6月12日(土)
呑んでいたころなら、9時過ぎまで寝ていた休日ですが、
呑まなきゃ、ちゃんと6時過ぎには目が覚めて、
7時過ぎには、走りに出ることが出きました。
ようやくハーフは問題なく走れるようになりましたので、これからはペースアップが課題になってきましたね。
ちなみに、ラスト1kmをビルドアップしてみましたが、バテバテで、キロ4分50秒程にしかなりませんでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・
6月13日(日)
昨晩も呑んではいませんが、
進撃の最終巻を再読してたら、寝るのが遅くなり、
朝7時まで寝てましたw
なお、私見ですが、「真のエンディング」とされる、「追加の4ページ」があるだけでも、34巻は買う価値ありですね。
ちなみに、私は「特装版」を買うほどマニアではないので、「通常版」を購入しました。
・・・・で、
何の話してたんだっけw
あ、そうそう、
7時まで寝てたので、慌てて着替えて走りに出ようと思ったんですが、既にパラパラと雨が降り出しておりました。
が、
当初から予定した走路を走るため、車でいつもの「とある場所」まで出かけて行き、
そこからランを開始していきました。
・・・・・
走り出すと雨脚は更に激しくなり、あっという間にずぶ濡れですが、季節柄寒くはないので、Tシャツ&ランニングパンツで駆けていきました。
で、
馴染みの神社を経由し、
色々迂回をしながら、テクテクと走り、
皆が傘をさす中、「アラフィフのおっさん」がずぶ濡れで走りw
観光客もまばらな、
上田城を回って、
更に走って行きました。
・・・すると、
雨がようやく上がり、今日の目標距離まで残すところ6km程となりました。
ら、
急にガス欠感を感じ、コンビニに駆け込みました。
朝から何も食べずに走っているし、
いつもより、距離もながいし、
雨で体も冷え切ったし、
ってことで、
糖分を求めていきますw
で、
糖分と水分を体に注ぎ込み、再び走り出しました。
で、
結果、
30kmを何とか完走しました!
ま、
何度も脚が止まってますし、30kmごときで「給食」までしてますが、
振り返れば、去年の「11月3日(文化の日)」以来の30km走で、ざっと7カ月ぶりの距離走でした。
ので、
とりあえず今日は、30kmを走破できたことが一番の収穫だった日曜日でした。
ま、
ここから徐々にスタミナアップしていきましょう!!
・・・・・・・・・・
さて、
今週も「オマケ」ですw
土曜日はお天気も良かったので、お外でご飯を食べたくなりました。
ので、
お昼のおかずを買い、車で「昼食会場」を探しました。
山へ向かい、
景色の良い場所に来ましたが、この周囲で「直火はNG」だそうなので、
諦めて、別の場所に向かいましたが、
「キャンプ場」以外で、直火がOKなところはそもそもないので、
諦めて、
今週も自宅でキャンプですww(←お腹がすきすぎて諦めたw)
さて、
この日のお昼は、
「ステーキ丼」(牛肩ロース)です。(←車で方々を回ったので、肉が片寄ったw)
で、
今回も「ネイチャーストーブ」で、肉をガンガン焼いていくんですが、
気温30度ほどの中で、焚き火を囲むのは、
「灼熱地獄w」
ですので、
肉焼いてる際に、汗が滝のように出てきます (;´Д`)
が、
おかげで先に炊いておいたご飯が冷めることも無く、
肉を焼ききった後に、野菜としめじを焼いていても、肉が冷めることも無く、
「わんぱくステーキ丼」が完成しました!(←飲むのは、今日もノンアルビール)
で、肉が旨いのはとうぜんとして、
ご飯の方も、
最強の炊きあがりとなりました。
と、いうのも、
車でキャンプ飯会場を探している間の2時間以上も、米を水に浸した状態でいましたので、しっかり給水された状態で炊いたので、抜群の状態で炊きあがったようでした。
・・・・・・
さて、
長野県も間もなく、梅雨に入ります。
ぐずついた天気が続くことと思いますが、梅雨空を吹き飛ばす勢いで駆けていきましょう!
本日のラン 上の通りです。
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早いもので、先月の「急性膵炎」発症から、約4週間が経ちました。
禁酒も、現在のところしっかり継続中で、
おかげで、体調もかなり良くなってきました。
ので、
6月3日(木)
退院後、初の定期検査にいってきました。
で、
結果ですが・・・・・
全ての検査値で、異常がありませんでした!
向かって左端が、今回の検査値で、右端が5月15日の値です。
表示行数の関係で、このシートには記載されてませんが、5月13日の値が最も悪い状態でしたので、
たった3週間で劇的な改善
だと、思います。
で、
状況が良くなると、スタミナもだいぶ回復してきて、
土曜日にハーフマラソンを実施し、
更に、
日曜日にもハーフ走ができました。
2日連続のハーフマラソンは、いつ以来でしょう???
スピードは、まだまだイマイチですが、先ずは距離が踏める足に戻すことを目標に頑張っていきましょう!
・・・・・・・
ってことで、ランネタはこんなところで、
オマケコーナーに行きましょう!
・・・・・・・・
さて、
今まで乗っていた車が古くなってきていて、代替のため、昨年から勤める会社のグループ内の「中古車」を取り扱う部署に、「手頃なコンパクトカーが出てきたら教えて」ってお願いしていました。
ちなみに、
「なんで、コンパクトカー?」
ってことですが、
もう、娘も大きくなり、今年は運転免許も取れる年齢になりました。
ので、
家族で出かけることもほとんどなくなりました。
で、
来年は娘の進学の関係で、お金もかかる時期になります。
ってことで、
維持費のかからない、コンパクトカーにシフトすることにしたわけです。
で、目ぼしい車が見つかり、乗り換えをしました。
・・・・が、
大事なことを忘れてました。
そう、
コンパクトカーでは、
車中泊がむずかしー!
ってことw
今はコロナ禍でマラソン大会はありませんが、アフターコロナで大会が再開されて、遠方の会場になれば、車中泊は必須になってきます。
で、これまでの車だったら、
ミニバンのようなサイズではありませんが、ラゲッジルームがフルフラットになり、且つ、175cmほどの長さを確保することができましたので、
簡単に車中泊ができたんですよね~
ですが・・・・・
今回の車は、
車長の短いコンパクトカーに加え、シートアレンジもあまりできない車のため、フルフラットにもなりません。
ちなみにネットで調べても、
「車中泊には向かない」
という、お墨付き(?)を頂く車種で、
これで車中泊をしている人は、本当に超少数派でした。
・・・が、
超少数派であってゼロではない!
ってことで、
何とか車中泊仕様にするぞ~!
ということで、色々検討してみました。
・・・・・・
まず、
車は、Z12型CUBEです。(←実はもう、生産終了車種w)
で、
シートは、
アレンジの効かない5人乗り。
尚、前の車のように、後列のシートを倒して、ラゲッジルームを広げても、
140cmほどしかない!
ので、
助手席と後席のヘッドレストを取り、
頑張って助手席のシートも倒すと、
倒した後席のシートとドッキングします!
が、
フロントは、25cmほどの段差(定規のスケールは、ほとんど見えないww)があって、
全然フラットではありません。
もちろん、ラゲッジルームにも30cm以上の段差があり、とても寝れたものではありません。
ので、
まず、ラゲッジルームには、
スノコで少しだけ高さを上げた上に収納BOX(高さ30cm)を置きました。
で、
助手席側には、
高さ25cmの収納BOXを置き、傾斜調整でバスタオルを押し込み水平を出しました。
ので、
これで下準備は完了です!
が、
隙間だらけで、この上に布団を引いて寝るわけにはいきませんよね~
ってことで、
色々調べた結果、段差や隙間が多い場合は、
厚みのある「エアベット」が、必要!
と、いうことでした。
ので、
某ホームセンターオリジナルのエアベットを購入しました!
折り畳んだ状態では、幅15cm 長さ25cm 暑さ 10cmほどに畳めてコンパクト。
専用の空気入れもついています。
で、
広げて空気を入れると、
(完成版)
こうなります。
空気は1分半ほどで入れ終わりましたので、特に大変ではありません。
で、
製品情報上は、
長さ191cm 幅73cm 厚さ22cm
となっていましたが、
実測ベースでは、
長さ180cm
で、
幅は、
70cm
で、
厚さは、
18.5cmくらいでしょうか?
ま、
幅と厚さは、誤差範囲としても、
長さは10cm近く短いので、180cm以上の身長の人は、厳しいかもしれません。
が、
私は、167cmしかありませんので、楽々です!
で、
先ほどの車に設置すると、
こうなります!
で、
この上に、いつものシュラフを敷けば、
完璧です!
これで、車の左側は、ベッドスペースでつぶれますが、
右側の席は生きていますのでここに座って、食事とかも取れます。
ので、
もう、車中泊に行きたくて仕方なくなってきました!(キャンプ飯もねw)
あ~、
早くコロナ無くならないかな~!!(泊りのマラソン大会に行きたーい!)
本日のラン 上の通りです。
5月11日に「急性膵炎」で緊急入院し、
5月19日に無事(?)退院しました。
で、
退院の際、担当医師との面談の際、
(医)これで退院となりますが、まだ完治ではありませんよ
(私)はい、
(医)次は、6月3日に検査予約を入れておきますから、10時に来院してください
(私)わかりました
(医)それまでは、お酒はダメで脂質の多い食事も控えてください
(私)・・・・わかりました
(医)ほかに何か確認したいことはありますか?
(私)日課のランニングは、いつごろ再開していいですか?
(医)まぁ、6月3日までは、とりあえず控えたほうが安全ですね
(私)・・・・そうですか・・・
と、いうことで、
退院しても、
「酒・油・ラン」
を、禁じられた私ですが、何を楽しみに生きていけばいいのでしょうか?(←大げさw)
ま、
酒は流石に絶対ダメですが、油は「揚げ物」や「焼肉」などの明らかにヤバいものはもちろんのこと、洋菓子など油脂分を多く含ものを取らなければ、多少はOKでしょう(←勝手な判断w)
で、
ランニングはといえば・・・
ま・・・まあ・・・健康にいいことだもんね
ってことで、
退院2日後から、勝手にランニング再開w
で、
仕事も、23日まで休めと言われましたが、21日・21日と勝手に出勤ww
しましたが、
酒だけは、きっちり禁酒を継続しているので、
体調はすこぶるいいです!
ので、
今日は休日なのに、
朝5時に起き、6時前からランニングを開始し、90分間走もできました。
とはいえ、
9日間の入院に、10日間のランオフの後なので、脚もなまっているので、90分で17km弱しか走れませんでしたけどねw
で、
走り終わって、シャワーを浴びて、朝食を食べても、まだ朝8時。
今日は何しよう・・・?
・・・・・・・・
さて、
今回入院したことで、僅かばかりですが、会社から見舞金が出ました。
ので、
先日、前々から興味のあった「あるもの」を買いました。
それが、これ!
コンパクトストーブです。
「ネイチャーストーブ」とも呼ばれているもので、薪などの大掛かりな燃料ではなくて、山などに行けば、その辺に落ちている「枯葉」や「小枝」で火をつける、「ちっちゃな焚き火台」みたいなものです。
構造は、
こんな感じの組み立て式で、下に灰受けがあるので、下草に燃え移る可能性も少なく、ゴトクが一番上についているので、この上で煮炊きすることができます。
早速開けてみると、
ポーチに収まるほどのコンパクトに収納されていますが、組み立てると、
こんな感じになります。
高さは17cmで、
焚きつけの小枝などを入れるところは、15cm程度の深さです。
ので、
やはり、薪のような大きな燃料は入れられませんね。
・・・・・
と、いう事で、今日はこのストーブを早速使ってみました。
で、
今日はこれで、お昼のご飯とおかずを作ろうと思いましたので、
先ずは、
メスティン(飯ごう)で、お米(2/3合)を研いで、水を入れて浸水します。
で、
その間に、家から徒歩5分で着く裏山に向かい、
焚きつけの燃料を集めてきました!
良く燃える、松の落ち葉を中心に、松の小枝などをコンビニ袋1杯分取ってきました。(←数分でかき集められた)
で、
近所のスーパーで、ご飯のおかずを買って、準備万端です!
で、
今日のメニューは、
膵臓をやってしまったので、アルコールと脂質を抑えたメニューとなり、
「カジキマグロの西京漬け」と「僅かばかりのサーモン」と「ノンアル・ビール」となりました。
でゎ、
早速、ネイチャーストーブをセットします。
山で拾ってきた松葉や小枝をぶち込み、
庭が燃えると怖いので、下に100均で買った、アルミプレートを敷き、火をつけます。
で、
先ずは、ご飯を炊くんですが、
松葉や小枝は、燃やすと煤がつくので、BBQ用の厚手のアルミ箔でメスティンをくるんで、火にかけます。(←風が強いので、火が暴れるw)
で、
焚きあがりに25分を要しましたが、何とかたけたので、タオルにくるんで蒸らします。
で、
その間に、
カジキマグロの西京漬けを焼いていきます。
で、
完成でーす!(←絵面があまりきれいじゃないw)
ちなみに、
焼くときに、アルミ箔を使ったのは、正解でしたね~
見てください、
アルミ箔は、煤で真っ黒です。
これが、メスティンについていたらと思うと、洗うのが大変でしたね。
・・・・・・
さて、今回の昼食は、家のキッチンで作れば、
・冷凍ご飯をレンジでチン(3分)
・カジキマグロの西京漬けをガスコンロのフライパンで焼く(5分)
と、いう事で、
10分もあれば、楽々できるものを、わざわざ薪拾いまでして、庭で火起こしして、米炊いて、魚焼いてと、
総工程で2時間もかけて作りました。
が、
まぁ、
これまでだったら、この2時間は酒飲んで泥酔していましたから、それに比べれば断然健全ですよねw
・・・・・・
さて、
病気になったことにより、断酒生活に入って、早19日です。
こんなことになる前から、わかっていたことですが、
やはり、酒を飲まない方が、睡眠の質も上がり、体調もすこぶるいい感じです。
が、
やっぱり、それでも、
酒呑みてぇ~!(←膵臓よりも、脳内が病気ww)
本日のラン 上の通りです。
※今回の記事も、超長文ですw
さて、
生まれて初めての入院生活が、急性膵炎によるものでしたが、どんな生活になるのかを、ご説明しましょう。
まず、初日
はっきり言って「地獄」でした。
膵炎は、膵臓が出した消化酵素で、膵臓自身を溶解する「自己侵食」が、行われます。
当然、臓器が溶かされるので痛みが強く、私の場合は、十二指腸まで侵食していましたので、痛み止めでもとりきれない痛みがずっと続きました。
腹痛の経験は誰しもあると思いますが、普通は痛みに「波」があると思います。
が、
これは、一瞬も途切れることなく続きます。
ちなみに、
痛みを伴う病気はいろいろありますが、胆石、すい炎、尿管結石の痛みは、「3大激痛」と呼ばれています。
なので、
夜は一睡もできず、翌日の昼過ぎ(絶食から1日半程)に、ようやく、痛みが緩和するまで地獄は続きました。
では、次に絶食期間の食事です。(←言葉に矛盾がw)
当然、経口摂取は水すらできませんので、
ご飯は、点滴だけです。
手前の黄色いのが「ソルデム」輸液で、私の命を繋ぐ栄養の液体です。
ま、ごはんの代わりの栄養といっても、
500mlで86kcalしかありませんので、分かりやすいものに例えると、
1食 コンビニの梅おにぎり半分
のカロリーです。
で、奥の小さいのが抗生剤入り生理食塩水で、溶けてしまった私の膵臓の炎症を押さえるのだと聞きました。(←たぶん、ノンカロリーw)
で、これを、朝から晩まで打ち続けるんです。
ザックリ1日のサイクルは、
5:00 起床
洗面台で強引に頭を洗う
ボディーシートで身体を拭く
下着を含め着替え
今朝の朝刊を読む(読売新聞デジタル版をスマホで)
6:00 検温、酸素濃度測定、血圧測定
6:20 抗生剤(1本目))点滴
7:30 ソルデム(1本目)点滴
10:00 ソルデム(2本目)点滴
12:30 抗生剤(2本目)点滴
13:30 ソルデム(3本目)点滴
16:00 ソルデム(4本目)点滴
18:30 4本目のソルデムが終わり唯一の休憩
20:00 抗生剤(3本目)点滴
21:00 点滴終了
21:30 消灯ww(←早いw)
と、なっています。(時間の都合で、ソルデムと抗生剤が同時進行するときもあります。<写真参照>)
ちなみに、
検温等は、適宜やってきて1日5回ほどとります。
特に炎症反応で熱が38度以上あったときは、夜10時 深夜12時 未明3時と
寝ている時間にも検温がありました。(急変していないかの確認でしょうか?)
ということで、
18時半から20時までの休憩を除くと、寝るとき以外は点滴をしたままです。
ちなみに、一つ点滴が終わると、看護師さんが、
「じゃあ、おかわり持ってくるね」
っていって、すぐに次の点滴に移行されます。(←ご飯代わりの点滴だからって「おかわり」とはw)
なお、
上のサイクルを見てわかる通り、6時半の朝食から始まり18時に夕食を完了するまでの11時間半かけて、ご飯代わりの点滴四本、
86kcal✕4本の計344kcalを摂取
つまり、カロリー的には、
朝から晩まで、ゆっくりかけて、
おにぎり(梅)を2個食っている
ようなものですw
ても、考えてみましょう。
いくら動かない生活とは言え、基礎代謝にすら遠く及ばない摂取カロリーの点滴投与のみ
なので、序盤は気が狂いそうになるほどの食事への渇望感があります。(水も禁止され続ける人は、水を飲む渇望感から、もっと気が狂いそうになるそうです。)
で、こんな生活は、絶食期間が終わるまで毎日続きます。
私は幸い病状が軽かったので、6日ですみましたが、これが2週間とか3週間とか続く人もいると考えると、
本当にゾッとします!
で、こんな生活を続けていると、
入院1週間後に体重計測があったんですが、
2.6kgも減っていました。(入院時63.7kg⇒61.1kg)
ちなみに、
点滴中は特にすることもなく暇なので、
本を読んだり、スマホゲームに興じたり、
仕事したり(←社用のスマホなんてものあるが為に、結構仕事の電話がかかってくるし、LINE WORKSなんていう、ビジネスLINEもどんどん来るし、ビジネスメールもスマホと同期してるんでこっちも捌かなきゃいけない・・・orz)
と、
そんなことをして、時間を有効に使っていました。(←これで、休日扱い??)

(モバイルPCを会社のスマホのテザリングでインターネットに接続すると、あ~ら不思議?病院でも仕事ができちゃうんですよねw)
ちなみに、
長い入院期間でしたが、自分のスマホと会社のスマホの両方のパケット容量をフルに使って、
ギガ難民一歩手前で生還することができました。
さて、
絶食期間が終わると、いよいよ経口摂取が始まります。
これは、絶食期間の長さや個人の健康状態によって左右されると思います。
絶食期間が長かった人などは、重湯から始めて3分粥とか、5分粥とかにつづき、全粥、ご飯と続くみたいです、
が、
私は、絶食期間が6日だったので、
最初のご飯は、入院7日目のお昼からで、
これでした。
お粥は全粥で、ごはんの量的には、幼児用茶碗一杯分で作ったかゆの量にみえました。
これに、ホッケが100gぐらい
中華風サラダとイチゴババロア
でした。
まあ、カロリー的には400~500kcalってところでしょうかね~?
で、低カロリーも去ることながら、
見事な、低脂肪食です。(←膵臓食と呼ばれるものです)
でも、
1週間ぶりの食事となると、
高級料理より旨く感じる!
ので、
きれいサッパリ頂きました!
これで、腹部に痛みが再発しなければ、とりあえず問題なしです。
で、
(夕食)
お粥 皮無しのとりむね肉の香草和え ほうれん草のゴマ和え 豆腐 汁物 バナナ
です。(鶏肉は、絶対油で焼いていないので、蒸したのでしょうか?)
昼よりグッとご飯らしくなりましたが、相変わらずの
低脂肪食
です。(カロリーも500あるかないか位)
で、
翌日はというと、
(朝)
メインが、はんぺん(3/4枚分)、ご飯は相変わらずのおかゆで、350kcalくらいしかなさそうです。
(昼)
お粥に、ホウレン草の胡麻和えに、ゴマのプリンみたいなやつ、
そして、メインが、
ゆで卵(1/2個)を鶏ひき肉で包んだやつでした。(←本当に、油をとことんカットしたメニューばかりw)
これは、全部で500kcalくらいですかね~
(夜)
ついに、お粥からご飯にランクアップ!
赤魚のオーブン焼きがメインに、竹輪となすの煮びたし、キャベツの甘酢漬け、味噌汁、そしてデザートがパイナップルでした。
・・・と、まあ、
本当に、脂質の抑制された食事で、
非常にヘルシー
です。
まあ、私の妻は栄養士で、結婚前に都内の某病院で病院食を作ってましたが、彼女によると、
(妻)ま、腎臓病に比べれば、脂質制限なんて大したことないよ
(私)Σ(゚◇゚;)マジデッ!?
(妻)だって、重度の腎臓病だと、タンパク質制限にカリウムもNGだから食べられるものが少ないよ。米や麦にだってタンパク質は含まれるし、カリウムは野菜や果物にも多いし大変だよ。
ですって、
さて、
こんな、低脂質メニューを2日間頂いたところで、翌朝に血液検査をしました。
で、その結果、
退院決定! ☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
となりました。
都合、絶食6日間、食事再開2日間、で最終日の検査と合計9日間の入院となりました。
ちなみに、
今回は、ラッキーなことに
個室が一部屋だけ開いていて、プライベートがしっかり確保されていたおかげで、仕事の電話がかかってきても、病室内で話をしても誰にも迷惑が掛かりませんでした。
ので、
その面では、非常に快適でしたね。
・・・・・・
最後に、
今回の急性膵炎で感じたことを3つ
①最初はとにかく逃げ場のない激痛が酷い
②次に来るのは、絶食・絶水の精神に来るきつさ
③やっと食えるようになっても、油無しの味気無さ
これが、膵炎の総括です。
ちなみに、
こんな生活のおかげで、
入院した日の朝の体重は、63.7kg
でしたが、
今朝、体重を測ったら、60.1kg
10日で3.6kgの減量に成功です!(←成功?)
やっぱ、病気ってヤバイねww
体重の減り方が、ハンパないです。
でも、
痩せて、少し顔がシャープになったので、
前回とちょっと雰囲気が変わってしまいましたww(←後ろの鏡におっさんの影がw)
と、
具合悪いながらも、病院で一人時間を満喫した9日間だったとさ。
(コロナ禍で、面会禁止となり誰もこれなかった・・・)
皆さん、病気には気を付けましょうね~!
さて、
生まれて初めての入院生活が、急性膵炎によるものでしたが、どんな生活になるのかを、ご説明しましょう。
まず、初日
はっきり言って「地獄」でした。
膵炎は、膵臓が出した消化酵素で、膵臓自身を溶解する「自己侵食」が、行われます。
当然、臓器が溶かされるので痛みが強く、私の場合は、十二指腸まで侵食していましたので、痛み止めでもとりきれない痛みがずっと続きました。
腹痛の経験は誰しもあると思いますが、普通は痛みに「波」があると思います。
が、
これは、一瞬も途切れることなく続きます。
ちなみに、
痛みを伴う病気はいろいろありますが、胆石、すい炎、尿管結石の痛みは、「3大激痛」と呼ばれています。
なので、
夜は一睡もできず、翌日の昼過ぎ(絶食から1日半程)に、ようやく、痛みが緩和するまで地獄は続きました。
では、次に絶食期間の食事です。(←言葉に矛盾がw)
当然、経口摂取は水すらできませんので、
ご飯は、点滴だけです。
手前の黄色いのが「ソルデム」輸液で、私の命を繋ぐ栄養の液体です。
ま、ごはんの代わりの栄養といっても、
500mlで86kcalしかありませんので、分かりやすいものに例えると、
1食 コンビニの梅おにぎり半分
のカロリーです。
で、奥の小さいのが抗生剤入り生理食塩水で、溶けてしまった私の膵臓の炎症を押さえるのだと聞きました。(←たぶん、ノンカロリーw)
で、これを、朝から晩まで打ち続けるんです。
ザックリ1日のサイクルは、
5:00 起床
洗面台で強引に頭を洗う
ボディーシートで身体を拭く
下着を含め着替え
今朝の朝刊を読む(読売新聞デジタル版をスマホで)
6:00 検温、酸素濃度測定、血圧測定
6:20 抗生剤(1本目))点滴
7:30 ソルデム(1本目)点滴
10:00 ソルデム(2本目)点滴
12:30 抗生剤(2本目)点滴
13:30 ソルデム(3本目)点滴
16:00 ソルデム(4本目)点滴
18:30 4本目のソルデムが終わり唯一の休憩
20:00 抗生剤(3本目)点滴
21:00 点滴終了
21:30 消灯ww(←早いw)
と、なっています。(時間の都合で、ソルデムと抗生剤が同時進行するときもあります。<写真参照>)
ちなみに、
検温等は、適宜やってきて1日5回ほどとります。
特に炎症反応で熱が38度以上あったときは、夜10時 深夜12時 未明3時と
寝ている時間にも検温がありました。(急変していないかの確認でしょうか?)
ということで、
18時半から20時までの休憩を除くと、寝るとき以外は点滴をしたままです。
ちなみに、一つ点滴が終わると、看護師さんが、
「じゃあ、おかわり持ってくるね」
っていって、すぐに次の点滴に移行されます。(←ご飯代わりの点滴だからって「おかわり」とはw)
なお、
上のサイクルを見てわかる通り、6時半の朝食から始まり18時に夕食を完了するまでの11時間半かけて、ご飯代わりの点滴四本、
86kcal✕4本の計344kcalを摂取
つまり、カロリー的には、
朝から晩まで、ゆっくりかけて、
おにぎり(梅)を2個食っている
ようなものですw
ても、考えてみましょう。
いくら動かない生活とは言え、基礎代謝にすら遠く及ばない摂取カロリーの点滴投与のみ
なので、序盤は気が狂いそうになるほどの食事への渇望感があります。(水も禁止され続ける人は、水を飲む渇望感から、もっと気が狂いそうになるそうです。)
で、こんな生活は、絶食期間が終わるまで毎日続きます。
私は幸い病状が軽かったので、6日ですみましたが、これが2週間とか3週間とか続く人もいると考えると、
本当にゾッとします!
で、こんな生活を続けていると、
入院1週間後に体重計測があったんですが、
2.6kgも減っていました。(入院時63.7kg⇒61.1kg)
ちなみに、
点滴中は特にすることもなく暇なので、
本を読んだり、スマホゲームに興じたり、
仕事したり(←社用のスマホなんてものあるが為に、結構仕事の電話がかかってくるし、LINE WORKSなんていう、ビジネスLINEもどんどん来るし、ビジネスメールもスマホと同期してるんでこっちも捌かなきゃいけない・・・orz)
と、
そんなことをして、時間を有効に使っていました。(←これで、休日扱い??)
(モバイルPCを会社のスマホのテザリングでインターネットに接続すると、あ~ら不思議?病院でも仕事ができちゃうんですよねw)
ちなみに、
長い入院期間でしたが、自分のスマホと会社のスマホの両方のパケット容量をフルに使って、
ギガ難民一歩手前で生還することができました。
さて、
絶食期間が終わると、いよいよ経口摂取が始まります。
これは、絶食期間の長さや個人の健康状態によって左右されると思います。
絶食期間が長かった人などは、重湯から始めて3分粥とか、5分粥とかにつづき、全粥、ご飯と続くみたいです、
が、
私は、絶食期間が6日だったので、
最初のご飯は、入院7日目のお昼からで、
これでした。
お粥は全粥で、ごはんの量的には、幼児用茶碗一杯分で作ったかゆの量にみえました。
これに、ホッケが100gぐらい
中華風サラダとイチゴババロア
でした。
まあ、カロリー的には400~500kcalってところでしょうかね~?
で、低カロリーも去ることながら、
見事な、低脂肪食です。(←膵臓食と呼ばれるものです)
でも、
1週間ぶりの食事となると、
高級料理より旨く感じる!
ので、
きれいサッパリ頂きました!
これで、腹部に痛みが再発しなければ、とりあえず問題なしです。
で、
(夕食)
お粥 皮無しのとりむね肉の香草和え ほうれん草のゴマ和え 豆腐 汁物 バナナ
です。(鶏肉は、絶対油で焼いていないので、蒸したのでしょうか?)
昼よりグッとご飯らしくなりましたが、相変わらずの
低脂肪食
です。(カロリーも500あるかないか位)
で、
翌日はというと、
(朝)
メインが、はんぺん(3/4枚分)、ご飯は相変わらずのおかゆで、350kcalくらいしかなさそうです。
(昼)
お粥に、ホウレン草の胡麻和えに、ゴマのプリンみたいなやつ、
そして、メインが、
ゆで卵(1/2個)を鶏ひき肉で包んだやつでした。(←本当に、油をとことんカットしたメニューばかりw)
これは、全部で500kcalくらいですかね~
(夜)
ついに、お粥からご飯にランクアップ!
赤魚のオーブン焼きがメインに、竹輪となすの煮びたし、キャベツの甘酢漬け、味噌汁、そしてデザートがパイナップルでした。
・・・と、まあ、
本当に、脂質の抑制された食事で、
非常にヘルシー
です。
まあ、私の妻は栄養士で、結婚前に都内の某病院で病院食を作ってましたが、彼女によると、
(妻)ま、腎臓病に比べれば、脂質制限なんて大したことないよ
(私)Σ(゚◇゚;)マジデッ!?
(妻)だって、重度の腎臓病だと、タンパク質制限にカリウムもNGだから食べられるものが少ないよ。米や麦にだってタンパク質は含まれるし、カリウムは野菜や果物にも多いし大変だよ。
ですって、
さて、
こんな、低脂質メニューを2日間頂いたところで、翌朝に血液検査をしました。
で、その結果、
退院決定! ☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
となりました。
都合、絶食6日間、食事再開2日間、で最終日の検査と合計9日間の入院となりました。
ちなみに、
今回は、ラッキーなことに
個室が一部屋だけ開いていて、プライベートがしっかり確保されていたおかげで、仕事の電話がかかってきても、病室内で話をしても誰にも迷惑が掛かりませんでした。
ので、
その面では、非常に快適でしたね。
・・・・・・
最後に、
今回の急性膵炎で感じたことを3つ
①最初はとにかく逃げ場のない激痛が酷い
②次に来るのは、絶食・絶水の精神に来るきつさ
③やっと食えるようになっても、油無しの味気無さ
これが、膵炎の総括です。
ちなみに、
こんな生活のおかげで、
入院した日の朝の体重は、63.7kg
でしたが、
今朝、体重を測ったら、60.1kg
10日で3.6kgの減量に成功です!(←成功?)
やっぱ、病気ってヤバイねww
体重の減り方が、ハンパないです。
でも、
痩せて、少し顔がシャープになったので、
前回とちょっと雰囲気が変わってしまいましたww(←後ろの鏡におっさんの影がw)
と、
具合悪いながらも、病院で一人時間を満喫した9日間だったとさ。
(コロナ禍で、面会禁止となり誰もこれなかった・・・)
皆さん、病気には気を付けましょうね~!
さて、
今回は、検査入院を除けば、生まれて初めてのガチ入院になった私の記録です。
で、今回罹患した病気というと、
「急性膵炎」
でした。
ザックリどんな病気かというと、
「本来は食物の消化を助けるために膵臓でつくられる酵素が、過剰に分泌されたり、膵管をスムーズに通れなかったりして膵臓内に滞り、異常に活性化して膵臓そのものを消化(自己消化)、炎症を起こしてしまう病気。」
です。
膵管をスムーズに通れないケースは、女性に多いとされる胆石が発生原因として多いです。
一方、過剰分泌の原因で多いのが、男性に多いといわれる「多量飲酒」が、主な原因です。
う~ん、
それにしても、凄い病気ですよね。
膵臓が自ら出した消化酵素で、自分自身を食い荒らすというんですから。
で、
その結果、激しい炎症が生じます。
そして、消化行為は、自分自身だけに止まらず、周辺臓器にも及びます。
実際、私は、十二指腸もやられていました。
………というのが、今回の病気の主な概要です。
では、
私の辿った道を時系列に沿って見てみましょう。
5月11日(火) 朝8時40分
腹痛を感じ、掛かり付けの病院へ行き診療。
処方箋を貰い帰宅。
同日 13時30分 薬が効かず胃痛が更に酷くなったので再度病院へ
血液検査をするも異常所見なし(←後でわかったことですが、今まさに急性膵炎になったと同時に検査したため、この時点では何もでなかった)
更に、CTもとりましたが、ここにも特段の異常は見られませんでした。
しかし、強目の鎮痛剤が効かない程の痛みに異常を感じ、緊急入院が決まりました。
・・・・朝から何も食べていないのに、明日は胃カメラなので夕飯も取れないまま(←腹痛がすごすぎてそもそも食べれないけど)
病室のベットで鎮痛剤を投与されながら、痛みで眠れない夜を過ごしました。
5月12日(水) 朝
8時頃に検査用の血液採取
10時頃に胃カメラによる内視鏡検査
11時頃再度CT検査、エコー検査
で、
その結果、急性膵炎が判明しました。
これにより、昨日から続く「絶食」と共に「絶水」もスタートしました。
5月13日(木)
ようやく水かお茶のみ経口摂取を許可されました。
が、
血液検査の結果は、前日よりも悪化(←膵炎が進行中の証)
5月14日(金)
絶食治療継続(絶食4日目)
5月15日(土)
再度、血液検査をすると、医師が驚くほどの急回復を確認しました。
ちなみに、
私は早期退院を希望していたので、
「今日から絶食を解除しお粥食に移行するか、安全策をとって17日に解除するか」
どちらにするのかの選択を医師から迫られました。(←どっちもありな微妙な検査結果だった)
つまり、
早期退院には、今日から断食解除が必要だが、無理をすると悪化のリスクがある。
(´ε`;)ウーン… どうしよう???
良くなっているとは言え、膵炎の炎症反応が強く出ていることも事実、ここで無理して長引くとそのほうがきつい・・・
ので、今回は断食解除を2日先に送ることで安全策をとる方を選択しました。
ので、
絶食治療継続となりました・・・(←腹減った~)
5月16日(日)
絶賛、絶食継続中(←でも、もうだいぶ慣れた)
5月17日(月)
入院から一週間経過
再度、血液検査
結果が良好だったため、遂にお昼から1週間ぶりの食事が再開されました。(←でも、点滴は、いつもと変わらず行われます。)
食事といってもそこは「病人向けの食事」しかも、膵炎は炎症を起こしている膵臓に負担をかけてはいけないので、「膵臓食」と呼ばれる、特殊なメニューになります。
膵臓食は、1食の脂肪摂取量が「10g以下」とされているので、油の多い肉類はNG。
もちろん、そうでない食材であっても油で炒めたりできませんし、揚げ物なんてもっての外です。
そんな、
あっさりした食事ですが、それでも「食える喜び」を噛みしめて頂きました。
5月18日(火)
抗生剤のみの点滴となり、朝昼晩と膵臓食を頂きます。
5月19日(水)
AM 8:00 血液検査
・・・
で、
その結果、
退院で~す! ☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
退院の為の諸手続きを済ませ、医師からこれまでの経緯とこれからについての説明を受け、9日間お世話になった病室を後にしたのでした。
さて、
今回は、超初期発見(←というより、病院内で発症)により、普通ではあり得ないスピードで治療がスタートしました。
加えて症状も軽症だったので、
通常2週間から1ヵ月と言われる入院期間が、わずか9日での「スピード退院」となりました。
ので、
急性膵炎になっても「この程度で済む」なんて考えては駄目ですよ!!(←おまえがなっ!)
はっきり言って、痛みは地獄級ですし、苦しい断食が2週間に及ぶこともザラですし、
そうなれば、1ヶ月の入院も当たり前になります。
もっと言えば、
急性膵炎は、死者が出る病気!
ちなみに重症化した場合、
10人に1人が死ぬ
死亡率の高い病気だと、医師からも言われました。
本当に気を付けないといけません。
・・・・・
と、いうことで、
ザっと、入院中の流れを今回はかきました。
次回は、急性膵炎の入院生活の詳細をお送りします。
今回は、検査入院を除けば、生まれて初めてのガチ入院になった私の記録です。
で、今回罹患した病気というと、
「急性膵炎」
でした。
ザックリどんな病気かというと、
「本来は食物の消化を助けるために膵臓でつくられる酵素が、過剰に分泌されたり、膵管をスムーズに通れなかったりして膵臓内に滞り、異常に活性化して膵臓そのものを消化(自己消化)、炎症を起こしてしまう病気。」
です。
膵管をスムーズに通れないケースは、女性に多いとされる胆石が発生原因として多いです。
一方、過剰分泌の原因で多いのが、男性に多いといわれる「多量飲酒」が、主な原因です。
う~ん、
それにしても、凄い病気ですよね。
膵臓が自ら出した消化酵素で、自分自身を食い荒らすというんですから。
で、
その結果、激しい炎症が生じます。
そして、消化行為は、自分自身だけに止まらず、周辺臓器にも及びます。
実際、私は、十二指腸もやられていました。
………というのが、今回の病気の主な概要です。
では、
私の辿った道を時系列に沿って見てみましょう。
5月11日(火) 朝8時40分
腹痛を感じ、掛かり付けの病院へ行き診療。
処方箋を貰い帰宅。
同日 13時30分 薬が効かず胃痛が更に酷くなったので再度病院へ
血液検査をするも異常所見なし(←後でわかったことですが、今まさに急性膵炎になったと同時に検査したため、この時点では何もでなかった)
更に、CTもとりましたが、ここにも特段の異常は見られませんでした。
しかし、強目の鎮痛剤が効かない程の痛みに異常を感じ、緊急入院が決まりました。
・・・・朝から何も食べていないのに、明日は胃カメラなので夕飯も取れないまま(←腹痛がすごすぎてそもそも食べれないけど)
病室のベットで鎮痛剤を投与されながら、痛みで眠れない夜を過ごしました。
5月12日(水) 朝
8時頃に検査用の血液採取
10時頃に胃カメラによる内視鏡検査
11時頃再度CT検査、エコー検査
で、
その結果、急性膵炎が判明しました。
これにより、昨日から続く「絶食」と共に「絶水」もスタートしました。
5月13日(木)
ようやく水かお茶のみ経口摂取を許可されました。
が、
血液検査の結果は、前日よりも悪化(←膵炎が進行中の証)
5月14日(金)
絶食治療継続(絶食4日目)
5月15日(土)
再度、血液検査をすると、医師が驚くほどの急回復を確認しました。
ちなみに、
私は早期退院を希望していたので、
「今日から絶食を解除しお粥食に移行するか、安全策をとって17日に解除するか」
どちらにするのかの選択を医師から迫られました。(←どっちもありな微妙な検査結果だった)
つまり、
早期退院には、今日から断食解除が必要だが、無理をすると悪化のリスクがある。
(´ε`;)ウーン… どうしよう???
良くなっているとは言え、膵炎の炎症反応が強く出ていることも事実、ここで無理して長引くとそのほうがきつい・・・
ので、今回は断食解除を2日先に送ることで安全策をとる方を選択しました。
ので、
絶食治療継続となりました・・・(←腹減った~)
5月16日(日)
絶賛、絶食継続中(←でも、もうだいぶ慣れた)
5月17日(月)
入院から一週間経過
再度、血液検査
結果が良好だったため、遂にお昼から1週間ぶりの食事が再開されました。(←でも、点滴は、いつもと変わらず行われます。)
食事といってもそこは「病人向けの食事」しかも、膵炎は炎症を起こしている膵臓に負担をかけてはいけないので、「膵臓食」と呼ばれる、特殊なメニューになります。
膵臓食は、1食の脂肪摂取量が「10g以下」とされているので、油の多い肉類はNG。
もちろん、そうでない食材であっても油で炒めたりできませんし、揚げ物なんてもっての外です。
そんな、
あっさりした食事ですが、それでも「食える喜び」を噛みしめて頂きました。
5月18日(火)
抗生剤のみの点滴となり、朝昼晩と膵臓食を頂きます。
5月19日(水)
AM 8:00 血液検査
・・・
で、
その結果、
退院で~す! ☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
退院の為の諸手続きを済ませ、医師からこれまでの経緯とこれからについての説明を受け、9日間お世話になった病室を後にしたのでした。
さて、
今回は、超初期発見(←というより、病院内で発症)により、普通ではあり得ないスピードで治療がスタートしました。
加えて症状も軽症だったので、
通常2週間から1ヵ月と言われる入院期間が、わずか9日での「スピード退院」となりました。
ので、
急性膵炎になっても「この程度で済む」なんて考えては駄目ですよ!!(←おまえがなっ!)
はっきり言って、痛みは地獄級ですし、苦しい断食が2週間に及ぶこともザラですし、
そうなれば、1ヶ月の入院も当たり前になります。
もっと言えば、
急性膵炎は、死者が出る病気!
ちなみに重症化した場合、
10人に1人が死ぬ
死亡率の高い病気だと、医師からも言われました。
本当に気を付けないといけません。
・・・・・
と、いうことで、
ザっと、入院中の流れを今回はかきました。
次回は、急性膵炎の入院生活の詳細をお送りします。
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プロフィール
HN:
RX-93
性別:
男性
自己紹介:
花の昭和47年生まれのアル中&メタボ中年が、何を血迷ったのか38歳からランニングを開始!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!