日々是好日、ランRUN日和
かつては、サブスリーランナーとして幾多のレースを駆け抜けてきました。 怪我をして、一歩引いたところに身を置いたとき、新しい走りの楽しみを見つけに行きたくなりました。 日々是好日(ひびこれこうじつ)。 毎日が最良の日になりますように!
5月15日(水)
野辺山100kmウルトラマラソン直前の最終スピードトレーニング日でした。
ちなみに、
「100kmウルトラマラソン」
と、言えば、
「制限時間は14時間」
という長丁場ですので、
「持久力が命」
と思われるかもしれません。
が、
もちろん持久力は大事だと思いますが、私的にはスピードも大事だと思っています。
と、言うのも、
100kmを14時間(840分)で完走すると、休憩なしで理論上1km8分24秒で行けばいいわけですが、そもそも休憩なしは考え難いですし、特に後半は登りで歩いてしまう事も考慮すれば、
「先ずは前半の50kmをキロ7分ペースの6時間くらいで通過しないと完走は厳しいのでは?」
と、考えているからです。(後半は登りばっかりなので、前半よりも格段に時間がかかる)
ので、その場合、
フルの2倍以上の距離を走る、ウルトラでは、当然フルのペースよりも落として走ることになる。
ので、
フルマラソンのラップタイムを参考に考えてみると、
フルマラソンをキロ5分で走れる人が、キロ7分ペースで走る場合とフルをキロ6分かかる人がキロ7分ペースで走るのとでは、その際の余力が全く違うというわけです。
当然、フルでキロ7分ペース程かかる人が、100kmのウルトラの前半とは言え、50kmを給水等含みでキロ7分できて、その後の50キロを8時間でこれるとは考え難いという事です。
ので、
野辺山の100kmは、
ある程度余裕をもってゴールするなら、フルで3時間半レベル(キロ5分)
「とにかく完走!」という方でも、フルで4時間ちょっと(4時間15分でキロ6分03秒)の走力が、完走の分かれ目だと思っています。
ので、
スピード能力があればあるほど、完走の可能性が増えるのが、ウルトラだという事です。
・・・・・・・
と、前置きはともかくw
今日も、きっちり10kmを追い込んで走る、P走をやりました。
ちなみに、
走る前は、疲労感から実施できない不安もよぎりましたが、
レース前で、昨晩より禁酒をスタートしたおかげで、多少ペースを落として一息入れるタイミングもあったものの、何とか脚は止まることなく、10kmを走り切る事ができました。
で、
結果はというと、
こんな感じ。
いや~
ようやくキロ4分20秒平均まで来ましたね~
とはいえ、
サブスリーペースまでは、後5秒・・・
まだまだ遠いな~
で、
各ラップはというと、
こんな感じでした。
ちなみに、
個人的には、4km・5km・9kmの合計で、後1分タイムが短縮できれば、全盛期に戻せそうな感触でした。
で、
色々データを見ていた後に、
グラフをまじまじと見てみました。
・・・ら、
ちなみに、上のグラフは、ピンクが心拍数で、茶色が標高、水色がペースです。
で、
下のグラフが、黄色がピッチで、緑がストライド、水色がスピードです。
で、
アップダウンやスピードの変化にかかわらず、ピッチはほぼ一定で推移しているのがわかります。
ので、
当然のことながら、スピードの変化と明らかに優位な相関関係として表れているのが、ストライドだという事が、良く見えてきました。
ので、
ここからスピードを上げるには、全体的にピッチを引き上げるか、ストライドを上げるかのどちらかしかありません。
が、
ピッチが既に200を超えているので、現実的にはピッチを落とさず、ストライドを上げていくしか、現実的な方法はなさそうだとわかりますね。
・・・・・・
【おまけ】
5月14日(火)
先日買った、NEWシューズの
ナイキ 「スピードライバルフライ」
を、初試乗してみました。
で、感想です。
最初の数歩は、「着地が柔らかい♡」って感じでしたが、
その後は、ただ柔らかいのではなくて、ソールの最後に硬い芯のようなものがある感じでした。
言い換えると、インソールの下は硬いプレートがあって、その下のミッドソールが柔らかいといった感じでしょうか。
着地の際に、ミッドソールが厚い分だけ沈むんですが、最後に硬い部分でグッと力を抑え、反発力に変える。
そんな感じでした。
ので、
いい感じの推進力を感じましたし、
シフトウェイトがスムーズにいく感じで、最後の蹴り出しは、勝手に足が動くような感じでした。
ので、
本番の「野辺山のレースペース」である、キロ5分10~15秒くらいのジョグペースを想定していたのに、
終わってみると、少し早めのジョグペースになっていました。
で、
ジョグの感触は良かったのですが、
もっと速いスピードでの感触も試したかったので、
ラストで、キロ3分ペースまで上げてみましたが、
これが一番いい感じで走れました!
厚底なので、もっともっさりしたイメージだったんですが、非常にクイックに反発力が生まれるので、下り坂だったんですが、足が追い付かないんじゃないかと思うほど、早い回転になるほどでした。
さすが、「部活生向け」&「スピードトレーニング向け」とうたわれるだけあって、
耐久力が有りそうなラバーソールで、速いスピードにも対応できる。
そして、
ジョグにも十分対応できる柔軟性もある。
そんな感じなので、
益々、野辺山100km向きのシューズだな~
って、感じました。
ので、
このシューズは、
野辺山の上り坂のゆっくりペースでも、OK!
野辺山の下り坂でのハイスピードも、OK!
野辺山の100kmの道のりも、OK!
そんな、シューズだと思っています。
後は、
長野マラソンに出られなかった悔しさから(←嘘w)
毎日のように酒を飲んだくれ(←これ、ホントw)
体調を崩し、(←これも、マジw)
なんと、先月の20日に実施した30km走以来、一度も30km以上の距離を踏んでいないという体たらくで、
私の脚が、100kmもつのかが、最大の不安条件です!
本日のラン 上の通りです!
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プロフィール
HN:
RX-93
性別:
男性
自己紹介:
花の昭和47年生まれのアル中&メタボ中年が、何を血迷ったのか38歳からランニングを開始!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!
いい旅を
50kmを6時間以内で通過すれば完走が見えてくる、というのは言えますね。フルマラソン4時間がひとつの目安なんだと思います。
ライバルフライ、クッションと反発のバランスがよさそうですね。野辺山前にいい相棒に出会えましたね。ウルトラは長い道のりですから、少しでも省エネで走れたらありがたいですね。
野辺山のコースは知り尽くしているRXさんですから、走り込み不足もカバーできると思っています。
Re:いい旅を
前回の長野をDNSしたので、昨日役員として出るはずのスポーツ大会の運営には、野辺山に出るので休む旨の報告と了承をいただいてきました。
で、
今回の相棒のこの靴は、省エネには、貢献してくれるものと本当に期待をしています。
が、
靴が支えてくれるのは、ほんの数%。
あとは自分自身の力で頑張るしかありませんので、結果よりもレースのプロセスを大事に頑張ります!