日々是好日、ランRUN日和
かつては、サブスリーランナーとして幾多のレースを駆け抜けてきました。 怪我をして、一歩引いたところに身を置いたとき、新しい走りの楽しみを見つけに行きたくなりました。 日々是好日(ひびこれこうじつ)。 毎日が最良の日になりますように!
3月3日(土)
嫁さんは、パートに出勤。
娘は、部活の為に中学へ。
で、
私は・・・
昼11時まで寝てたww(←7時に目は覚めたが、疲労感でベッドから出れなかったw)
ので、
お昼の12:00
ようやくランニングスタートです!
・・・・・・・
さて、
本当にこの日は、3月3日なのでしょうか?
信州の3月といえば、まだまだ雪が降っても、全く不思議ではない時期。
ですが、
走って、路上の気温計を見ると13度もあり、「梅」が咲きそうな陽気になっていました。
そんな、「季候は最高」ですが、前述の通り疲労感で脚は全く動きません。
しかもジョグペースでの30km走なのに、心拍数がどえらく高いw
結果を見ると・・・
160~175回/分となると、ペース走レベルですね。
でも、
頑張ったのは、
7km目だけw
ですが、
これがいけなかった~
心拍数が高いという事は、それだけ乳酸の発生量が多いのに、コンディション不良で乳酸を処理できるレベルが低いので、脚がどんどん酸性化して、16km地点で、脚が全く動かなくなってしまいました。
ので、
ここで、自販機給水休憩w
で、
5分程足を休めることになりました。
・・・・・・・
さて、
乳酸についてはよく、「バケツ理論」で語られることが多いですよね。
乳酸は、強度の高い運動で、体内の「糖」を消費するときに発生するものです。
これは、水道の蛇口から体内のバケツに乳酸を注ぎ込んでいるようなもので、バケツがいっぱいになると、動けなくなってしまいます。
が、
乳酸は、エネルギーとして体内で処理することができる。
つまり、
「バケツ」には、穴が開いていて、乳酸という「水」を抜くことができるんです。
なので、
長距離系のトレーニングに大事なのは、
「バケツの容積を増やす事」(乳酸を溜められる容積を増やす事)
と、
「バケツの穴を大きくすること」(乳酸の処理能力を増やす事)
が、大事になってくるという事なんですね。
で、
話を戻すと、この日のランは、コンディションが悪いので、7kmのハイペースで溜まった乳酸を処理することができないばかりか、その後のジョグペースでもどんどん乳酸が溜まり、16kmで、バケツ一杯になってしまったというわけです。
・・・・・・
さあ、
ここからはきつかったですよ~
ペースはグングン落ちるのに、それでもきつさはどんどん増していき、20kmで2回目の休憩を取った後は、2km置きに脚が止まってしまいました。
(上の、心拍計の下髭は、全て休憩ですw)
ので、
30.153kmを、表面上は2時間38分となっていますが、走り出しから、ゴールまでに要した時間(休憩含み)は、
約3時間かかってますww
・・・・・・・
翌、3月4日
この日もいいお天気で、マジで温かい。
信州の3月上旬に、
まさかの
半袖、短パン
で、ランです。
そう、
この日のラン中の最高気温は、まさかの20度(←路上気温計調べ)
なので、
ジョグっても汗だくになりそうですw
ってか、
もう、「桜が咲きそう」でしたwww
が、
気温以上に手ごわいのは、
「疲労感」
ですので、
この日は、「心拍計」のチェック重視で、走りました。
・・・・・・
さて、
この日は、せっかくの「ランRUN日和」なので、どーしても30km走をやりたい。
でも、
「きついのはヤダw」
なので、
心拍数を150回/分までに抑えて、
「とにかく乳酸を溜めない」
ことを念頭に走りました。
ので、
走っていて、楽しいのなんのwwwww
アップダウンが多いコースなので、坂ではどーしても心拍数が上がり気味になりますが、とにかく時計の心拍数をチェックしながら心拍数が上がりすぎないように調整して走りました。
ので、
心拍数が、150前後の安定したラン。
になりました。
アップダウンのコースなので、ペースはものすごく凸凹になっていますが、負荷は一定に保つことができました。
ので、
昨日よりも累積標高差が大きい(この日は、1018m)コースなのに、昨日よりずっと気持ちよく走れました。
・・・・・・・・
さて、
今日は、本当にいい日和だったので、多くのランナーとすれ違いながら、又、追いかけながらのランニングとなりました。
他人のランニングフォームを見てると、本当にいい勉強になりますね。
そんな中、
素人の「おっちゃんランナー」なのに、「もったいないなー」って思うランナーが何人かいました。
それが、
「上下動の多いランナーさん」
です。
一見すると、
「すごいパワフルな走り」
に見えるんですが、その時、キロ5分位の私が抜いてしまったんですから、彼のペースはキロ5分半くらいでしょうか?
でも、すんごい頑張っているんです。
見ると、
「上に飛んじゃてる」
んですよね。
ランは、前に進むものなのに、「3段飛び」の連続みたいに、上に下にと反動がすごいんです。
「もったいなーい」
って感じでした。
で、
もう一人は、腰が落ちちゃってるランナーさん。
着地の時に腰が落ちちゃってるんで、着地の衝撃吸収だけで、反発力がなくって、やっぱり頭の位置の上下動が大きいんです。
・・・・・
さて、
私のマラソン人生の中で、衝撃の一コマがあります。
それは、
2015年の「長野マラソン」の事でした。
このレースの35km地点で、あるランナーの背中に追いつきました。
それは、
「アテネオリンピック」と「北京オリンピック」の2大会連続で銀メダルを取った、ケニアの「キャサリン・ヌデレバ」選手です。
彼女は「コンディションが悪かった」のか、「トレーニング不足だった」のか、理由はわかりませんが、この時点で結構きつそうに見えました。
が、
「上半身は前に傾き」
「脚は接地の衝撃を的確に前に進む推力に変えている」
そんな感じで、力を抜きつつも、スピードは最低限残している感じでした。
ので、
「すごいなぁ」
という、率直な感想の元、
しばらく彼女の走り方をトレースしながら、500mほど勉強をさせて頂き、彼女を抜いたのが、今の「自己ベストレース」となっています。
・・・・・
やっぱり、ランは前に進む競技。
ですので、
上下動は、全くいりません。
ので、
もし、
「ピッチも遅く、ストライドも短い」
そう感じるランナーさんは、自分のランをビデオで撮ってみてください。
もしかすると、上下動が大きすぎるせいかもしれませんよ。
と、いうのも、
上下動が大きいと、沈んだ体を持ち上げる分だけピッチが上げにくいし、上に飛ぶ分ストライドは伸びないものだと理解しています。
ま、
素人の考える、ランニング論ですから、あまりあてにはなりませんけど、
「ちょっと、気に留めてみる」
ぐらいの価値はあるかもしれませんよ。
本日のラン 上の通りです。
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プロフィール
HN:
RX-93
性別:
男性
自己紹介:
花の昭和47年生まれのアル中&メタボ中年が、何を血迷ったのか38歳からランニングを開始!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!
上下動
目的が長距離のトレーニングではなくて
別のスポーツの体力づくりだったりしたら
走り方が省エネじゃない方がいい場合も
もしかしたらあるかもって思っていましたが
矢吹丈とかめちゃ無駄の無い走り方ですよね(笑)
逆にロッキーの走り方はイマイチかもしれませんw
当然私の走り方もイマイチりはずです(^^;
カロリーは消費すると思いますが
長く走れないとか故障とかデメリットの方が
多くなるのは必至です。
ヌデレバ選手。たぶん見ても分かりません(^^;
ロサモタ選手ととクリスチャンセン選手なら
分かるかもしれませんが(笑)
Re:上下動
春間近だという感じがするようになりました。
フォームは、何が正解ということはなく、何が自分に最も合っているかで選ぶべきものですが、やはり速い人はきれいなフォームが多いように感じます。
こんな記事書いといてなんですが、私のフォームも酷い方だと思うんですよねw
走った後に、ふくらはぎが一番疲れているような走り方ですから。
人様に偉そうなことを言う前に、先ずは自分のフォームを見つめなおしたいと思います。