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日々是好日、ランRUN日和

かつては、サブスリーランナーとして幾多のレースを駆け抜けてきました。 怪我をして、一歩引いたところに身を置いたとき、新しい走りの楽しみを見つけに行きたくなりました。 日々是好日(ひびこれこうじつ)。 毎日が最良の日になりますように!

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今日は、雑談。

しかも、すんごい長いのでスルーしてください。


・・・・・・・・・・・・・・

さて、

間もなく終戦から73年目を迎えます。

が、

私は、先の戦争をどうのこうの言うつもりはありません。

ので、



戦争そのものよりもむしろ、 「失敗の本質」という本を既に2回読むことで、先の戦争で見られた日本的組織の欠陥を学んだつもりでした。




そんな中、先日面白い本を見つけました。

それが、



永遠のゼロの作者、百田尚樹さんの「戦争と平和」です。

この本は、第1章を読みたくて買ったといっても過言ではありません。

その内容はというと、



こんな感じで、失敗の本質にも通じる旧日本国軍の失敗を、平易な言葉で、非常にわかりやすく書かれているものでした。

で、読んでみると、

「これはうちの会社にも通ずる失敗点だなあ」

と感じるところもありました。



・・・・・・・



さて、


日本海軍は、開戦前から、ある艦上戦闘機の製造を命じました。

それは、

「旋回性能もスピードも世界最高峰の艦載機を製造せよ」

というものでした。

しかし通常、小回りの利く旋回性能を高めるとスピードが犠牲になり、スピードを重視すると旋回性能が犠牲になるという、これらの性能は相反するものでした。

しかし軍はそれを世界最高水準で両立させろと言ったのでした。

その上更には、大型爆撃機も撃墜できるように「機銃」だけではなく「機関砲」も装備せよ。

というもので、重い装備をつけてもなお、世界最高峰のスピードを出せというのは、当時としては恐ろしく高い要求水準でした。

しかし、これを両立したのが三菱重工の「零式艦上戦闘機」通称「零戦」です。

これは、軍の求める要求をすべて盛り込みましたが、その半面、要求されなかった2つの点を完全に犠牲にした機体となりました。

それが、

「製造には熟練工が必要な上に非常に時間がかかる点」と「攻撃力を最大にした分、防御力がゼロに等しい機体なった点」でした。

つまり、

求める性能を両立させるために、徹底的な軽量化を施したため、先の2点を犠牲にしないと作りえない機体だったということです。

その為、

一機製造するのには、優秀な工員と多大な時間と労力が必要でした。

そして、

軽量化故に、パイロットの人命を守る機銃からの防護板すらありませんでした。

でも、これにより攻撃面だけは世界最高性能を有した艦上戦闘機が完成したというわけでした。

ですが、

最高性能の戦闘機でしたので、それを操縦するには、精鋭のパイロットの存在も必要でした。


ちなみに、同時期に製造されたグラマンのF4F(通称ワイルドキャット)を比べると、攻撃力は零戦に対して全ての面で劣りましたが、そもそも設計思想が真逆の機体だったでした。その為、機体は簡単に製造できるので量産が可能で、防御力は非常に高く(機銃で何十発も撃たれても生還した機体があるほど)、更に扱いやすい機体なので簡単な訓練で誰でも乗れた機体だったそうです。

で、

話を戻すと

これほど優秀な戦闘機があったのに日本はなぜ勝てなかったのでしょうか?

それは、矛盾するようですが

「あまりにも高度な最高性能を求めたから」

に他なりません。

最高峰の戦闘機を作るには時間がかかり量産がききません。

そして、せっかくの最高性能を引き出すには優秀なパイロットが必要となります。

しかし、優秀なパイロットの命を守る盾がないので、機銃1発の被弾で撃墜されることもある。

すると、優秀な戦闘機も優秀なパイロットも同時に失ってしまう・・・

こんな負のサイクルが原因の一つです。

(もちろん敗戦には他にも負の要因は山ほどありましたが、詳しくは「失敗の本質」をご一読くださいw)



・・・・・・・



さて、

私の勤める会社は、自他ともに認める小さな「中小企業」です。

人を含めた資源の少ない小さな会社が生き残るためには、色々な方策がとられています。

ちなみに私の勤める会社が求めているものは、

旋回能力が高い小回りの利く仕事ぶりで、あれもこれも一人でこなす「マルチタスク化」。

と、

一人当たりの作業量が格段に増えても従来以上の速いスピードで業務をこなす「高効率化」。

この辺りを中心に求められています。

つまり、「量と時間という相反するものを両立せよ」という高い要求になっています。

しかし、

それをこなすには、非常に複雑な作業が必要で、それを手早くこなすには優秀な人材(パイロット)が、必要になりました。

小国である「中小企業」には、優秀な人材はそう多くなく、優秀な人材には更に仕事が集中しました。しかしその結果、優秀なパイロットは完全に疲弊し、「退職願」という名の弾薬によって自決し、散っていきました。

すると、

優秀なパイロットを必要とする複雑なタスクを一般兵に任せなければなりません。しかし、一般兵では扱いこなすことすらままならず、ただただ無駄に又散っていくという悪循環に陥りました。

まさに負のスパイラルということでした。


・・・・・・・・


さて、


私の考える今の中小企業にとって必要なのことは、

「誰でもこなせる作業の簡便化によるマルチタスク化」



「従業員の定着と保護に向けた働き方改革」

まさにワルドキャットのような製造理念が必要なんじゃなのかな?と感じた夏の朝でした。



・・・・・・・


おまけ


ファーストのガンダムは大東亜戦争をモチーフにしているといわれていますよね。

資源の少ない日本のような小国のジオンが、地球連邦政府に対して宣戦を布告。

真珠湾攻撃を彷彿とさせる奇襲攻撃で、月のグラダナを制圧。

開戦初期は、零戦を思わせる「ザク」というモビルスーツで連邦軍を圧倒。

しかし、物量の勝る連邦軍は、モビルスーツの開発以降、徐々に戦局が変わっていきます。

戦争末期になると、兵力の少ないジオンは、学徒(学生兵)を動員するも、経験の少ない学徒の働きは、戦局を変えるほどの力はありませんでした。

最後は核兵器を思わせる「ソーラーシステム(太陽炉)」で、ジオン領土のソロモンが焼かれ、その後はジオンの最終拠点ア・バオア・クーの本土決戦で破れて終戦しました。

ま、

ジオンには、ドイツ軍を重ねる部分もあるようで、全てが日本と連合国との対比ではないようですが、やっぱりかぶる部分も多いですね。

本当に、おまけでしたw

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大きくても小さくても

大きな会社でも小さな会社でも
基本は変わらないはずなんですよね。
『ムダ・ムリ・ムラ』『平準化』『5S』
『コミュニケーション』『報連相』
『ボトムアップ』『トップダウン』
『現場・現物・現状(現実)』
ありとあらゆるワードが飛び交う中で
意味を取り違えたり正しく機能しなかったり
というケースが本当に多いと思います。

なんか上の人の流行り?もあるし
大きな会社だと『昔からこう』『昔はこう』
みたいな主義の人も多くて
力を持ってる人に限ってそんな傾向が強いです。

あとは何か問題があると
基準書や対策やルール化ばかりで
私の会社では
『カッターは使用禁止』
『階段では手すりを持つ』
といったことがルールになってます。
子どもでも彫刻刀使うのに(笑)

昔、桃井かおりがCMで
『世の中、バカが多くて疲れません?』
と言ったのが放送禁止になっていましたが
ほんとそういう上司の下に要ると疲労倍増します。

大統領や総理大臣に選挙と任期があるのに
社長や上司は、偉い人の好みで決まるって
そりゃ下は生き辛くなって当然ですよね

RX-93さんへのコメントで
サラリーマンの愚痴をぶつけてしまいました(^^;
by りょうま 2018/08/12(Sun)21:58:00 編集

Re:大きくても小さくても

本当に本質を見失ったルールが多くてまいっちゃいますよね。

会社内でも馬鹿の一つ覚えみたいに「CSR!CSR!」ってうるさいのなんのw

うちでも「構内で、車がバックで移動中に後方の人と接触した事故」があったので、「車両をバックで移動させるときは、先にハザードランプを付けて、クラクションを鳴らして、周囲に知らせてから下がること」なんてものもあります。

が、

いきなりクラクションなんて鳴らせば、お客様がびっくりするだろ!って言いたくなります。(←実際、自分もびっくりするww)

2018/08/16 09:34
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プロフィール

HN:
RX-93
性別:
男性
自己紹介:
花の昭和47年生まれのアル中&メタボ中年が、何を血迷ったのか38歳からランニングを開始!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!

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