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日々是好日、ランRUN日和

かつては、サブスリーランナーとして幾多のレースを駆け抜けてきました。 怪我をして、一歩引いたところに身を置いたとき、新しい走りの楽しみを見つけに行きたくなりました。 日々是好日(ひびこれこうじつ)。 毎日が最良の日になりますように!

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11月3日(日)

本日は「ぐんまマラソン」でした。

とりあえず本日は、前編です。

明日も休日なので、後編は明日書ければいいかな?って思っています。



・・・・・・・・



さて、さかのぼること

10月30日(水)

朝8時半からの会議が大荒れして、12時過ぎまで台風のような荒れた会議となりました。

その後も、荒れた状況を引きずり、

夜もその対応に追われたのでした。


で、


10月31日(木)

この日も、前日の対応に追われ、心身ともにヘトヘト・・・

だったので、


恒例の水曜日のブログ更新なんてしている暇もなく、

さらに、ヘトヘト感から、

この日のランは、



4kmまでの、超遅いジョグで、5km目はウォーキングで終わっちゃうのでした。

で、

さらに次の金曜日は、





ジョグは2kmまでしかできず、3km目はやはり、歩いて帰宅したのでした。



・・・・・・・


と、まあ、

レース直前なのにボロボロでした。




でも、


11月2日(土)

この日は、休日だったので、全く走らずに、

朝一で、娘が高校の模擬試験日だということだったので、学校に娘を送り届けた後は、

ゆっくりと本を読んだり、

アニメを見たりしながら、まったりと一日を過ごしていたら・・・

午後3時ころ・・・


あ、痛たたた・・・・・・!


と、

急に腹痛がしてきました。

で、

その後は、

横になっていても痛みはあり、

夜は明日に備えて、早くに就寝しても、痛みで何度も目が覚めて、

ほとんど寝た気分がしませんでした。



やはり・・・、

このところの(←いや、もうずいぶん長いことw)

飲みすぎがたたったせいでしょうか?

嫁さんには、

「ついに沈黙の臓器『肝臓』の逆襲か?」

などと罵られw(←胃が痛いと言ってるのに、肝臓?)

ましたが、

事実レース前なのに、禁酒は金曜と土曜の二日だけでしたから、

とにかく、胃の具合がよくないので、






家に合った薬を飲んでとにかく体だけは休めることにしたのでした。



・・・・・・・



2019年11月3日(日)

いよいよ、ぐんまマラソン当日です。

朝3時に(一応)起床しましたが、あまりにも体調が悪ければ、棄権しようかと思いました。

が、

多少、キリキリと胃が痛みましたが、

とりあえず、隣県の群馬県なので、

「行くだけ行ってみよう」

と、いう感じで出かけたのでした。



・・・・・


で、

車内では・・・



気分を高めるために?

もう、何度も見た「ガンダム・ナラティブ」を流しながら移動w

して、





大会会場に着きました。

で、

早速、着替えをして、トイレを済ませ、手荷物を会場に預け、






いよいよ、スタートラインに並ぶのでした。


・・・・・・・・


さて、

早いもので、私のマラソン歴は9年となりました。

ので、

もう、数えきれないほどの大会に参加しました。

が、

こんなに緊張したスタートラインは、初めてでした。



ちなみにこれまで、


記録を狙った日もありました。

一方、特に記録を狙わなかった日もありました。

そして、

脚の不調があった時もありました。


が、それでも、

「本当に完走ができない不安」

と、いうのは一度もありませんでした。

それは、

これまでは多少不調でも、ゴールまでの制限タイムには余裕があるので、終盤歩いてでも、ゴールはできる自信があったからです。

ですが、

今回は、時間云々ではなく、

そもそも「42kmも走れる(動ける)のか?」というところに不安がありました。



それもそのはず、


先週の土日は、10kmづつしか走れず

直前の木金では、5kmすら走れなかった

そこに加えて、昨日からの腹痛のおまけもある

それでどうして、完走できるのだろうか?



さらにさらに、

初夏~秋にかけての練習不足も不安材料です。

でも、

生意気に、過去の実績から、私のナンバーカードに書かれたスタートポジションは、一般の部では最前列の

「Aグループ」

と、なっていました。(つまり、陸連登録の部のすぐ後ろ)

なので、

私の周りはみんな、速そうだし、

トレーニングを積んでいそうだし、

なにより、自信がありそうでした。


が、

一方の私には、そのすべてがありませんでした。

が、

ちょっとでも前からスタートしておきたいという卑しい気持ちがあり、

結局最前列からスタートすることにしました。


・・・・・・


で、8時55分になり、

いよいよスタート5分前。


スタート前のセレモニーが、簡単にあり


私のどきどきも最高潮となりました。


・・・・・


で、9時ジャスト

号砲とともに、不安たっぷりのドキドキのままスタートしていったのでした。


・・・・・本編に続く


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相変わらず、


めっちゃ忙しいので、


今頃、ランアフター編ですw


ちなみに、

忙しかった理由のひとつが、前々からお話ししていた、



会社の携帯のスマホ化の展開があって、

これだけの数のスマホのキッティング作業(←いろいろスマホに仕掛けを施しているので)に追われていたんですよね~


って、


世談話さておきw


本題の

北信州ハーフのランアフターです。



・・・・・・


さて、


北信州ハーフのゴール後は、



うまいもの市に出かけました。


ここは、




いろいろな、おいしいものが、有料・無料問わず、並んでいます。



一番おいしそうなのが、





やっぱり、

「日本酒のたる酒」が、いいな~

って感じですが、


車で来たので、ここはぐっと我慢してw



こんにゃくおでん(100円w)で我慢しました。


で、


ここで色々ウロウロしていましたが、


ボッチだし(←さみしい)

特にほしいものもないし(←金がないw)

酒が飲みたいし(←病気ww)


なので、

さっさと、家に帰ることとなったのでした。



・・・・・・・



【おまけ】

今日は、9月25日水曜日でした。

疲労が、半端ないですが、

とりあえずポイント練習に出ました。

が、



くっそ、遅いですねw

それでも、

今回のレースを経て、進歩が見えたのは、


一度も脚が止まっていませんw


そんなのあたりまえじゃん!


って、普通はそう思うかもしれませんが、

これまでは、道中の中でキロ3分台で走ると、必ず止まってしまっていた足を、

何とか踏ん張って、10km止まらず完走ができました。



ちなみに次走は、11月のフルマラソン。

次回ももちろん、

「完走」

が目標です!



本日のラン  上の通りです。

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2019年9月22日(日)

本日は、北信州ハーフマラソン当日です。


が、


時計を少し戻してみましょうw



・・・・・・



9月21日(土)

この日は、休日なんですが、終わらなかった仕事があったので、会社に出勤していました。


・・・・・


9:15

(副社長)あ、今日出勤してたんだ。

(私)はい

(副社長)丁度よかった。実は重大な問題があって、今時間あるかな?

(私)はい、午前中のみでよければ

(副社長)じゃあ、○○(某グループ会社)に、今から行ってくれる?

(私)はい(←マジかよ~って、気持ちを隠しつつwww)


・・・・・


で、

結局、やりたかった仕事もロクにこなせないまま、某グループ会社で起きた不祥事ごとの聞き取り調査に駆り出され、土曜もなんだか仕事モードの一日でした。

が、

流石に休日なので、

この日は14時には帰宅でき、

その後は、まったりと、

「東野圭吾」の推理小説を読みながら・・・

読みながら・・・・

よ・・・読み・・・み・・・なが・・・ら・・・



Zzzzz グーグー wwww



と、本を抱きながら爆睡してw 疲労回復!


・・・・


で、

夜7時半には、本格的に就寝しました・・・



・・・・・



9月22日(日)

AM 3:30  起床


して、


4:30 大会会場に出発しました。

で、

同じ長野県内の会場ですから、到着までは、1時間少々・・・

なので、

車では、



劇場版 サイコパス

を、流しながら、会場に向かいますw


で、


なんだかんだで?w



スタート会場に到着しました。

で、

8:30 スタートしました!


・・・・・


スタート直後は、



アホみたいな急坂w(←事前に撮影)

ここで、気持ちを持っていかれそうになりました。

が、

ここで、腕の時計を見ると、

心拍数 166回/分

なので、まずまずの心拍数。

なので、

気持ちを持っていかれないようにしながら進んでいきました。



・・・・・・・



ここからは、基本下り基調

心拍数は、高いままを維持しているんでしょう。

けど、

ところどころに入る、緩い上り坂が、下りとのギャップで、急坂に感じるほどで、心臓が締め付けられる感じがして、

さらに、

脚の筋肉は、悲鳴を上げていきました。


・・・・・


「練習不足」


これ以外の言葉は見つかりませんでした。


2km通過で、脚が重くなり、歩きそうになりました。

さらに、

スタート前から、感じていた、軽い「尿意」w

が、

本物に変わりww

3km通過後・・・・・


第一給水所にあった、「トイレ」で、


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・


生き返った~!!



ので、

すぐにコースに戻るのでした。

その後も、下り基調であることには変わりないのですが、ところどころにフェイントでのぼりが入り、

心臓がきつい~

って感じですが、

とにかく得意な下りが多いのは、リズムを立て直すには、いい感じでした。

ので、

とにかく、自分の精一杯だけはキープして、どんどん進んでいきました。


・・・・・


10km通過

もう少しで、半分通過・・・

まだまだ、大丈夫!



14km通過・・・

これで、3分の2を通過・・・残り7km・・・

で、

しばらくすると、平たん路に入り、

あとは、

ほぼ、ほぼ、平たん路の連続でした・・・・

ので、

ピッチ重視のペースの安定化を図りました。


・・・・・


すると、


「苦しいけど、まだいける!」


そう、


「たぶん、すごい遅いけど、全力を出せている!」


そんな感じがしました。


すると、


すんごい、いい気分だ~!!


って感じになりました。

そう、


「楽しい!」


って、全力を出すことなんですね~

やっと分かりました。

タイムじゃない。

全力を出すこと。

それこそが、レースを楽しむ本質なんですね。


どういうことかというと、


20km手前の給水所で、でかい時計が置いてあって、

嫌が上でも、時間が見えて、

これはどう考えても、ハーフで90分を切れないことがわかってしまったわけで、

でも、

頑張りはやめないわけでw

でも、

それが、すんごい気分がいいわけでww



俺、今すんごい頑張ってる!



って、いうのが快感なんですw


で、



ゴールした結果、



1時間32分9秒だってw


普通のハーフどころか、下り基調のハーフで、90分切れないなんて、


やっばいくらい遅いねw


って感じww


でも今日は、


今できる、本当の全力を尽くせたから、


すげぇー気持ちいぃ~!!!


って感じw

なので、


ほんとうに大満足の1日です!



・・・・・



ってわけで、


明日は休日なのに、なぜか(?)仕事ですけど、


頑張れそうです!




本日のラン  上の通りです。

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今回は、5月19日開催の「第25回野辺山高原100kmウルトラマラソン」の番外編をお送りいたします。

ま、単なる雑談ですが、ウルトラに興味のある方の参考になるかもしれない(←なるかな?w)、情報があるかもしれません(←ないかもしれませんw)。


・・・・・・


①準備について

まず、野辺山のウルトラは、スタート時刻が5時と早朝なうえに、当日受付の場合は、朝3時半~4時半までしかないので、非常にあわただしいため、前日受付をして前泊をするのが基本になります。

会場近くの宿泊施設に泊まるのがベストですが、私は「金欠病」という不治の病をこじらせているのでw



車で寝ますw

この時期の野辺山は、深夜になるとかなり冷え込みますので、羽毛布団は必須アイテムです。

で、

レースで走る時の準備ですが、

ウルトラ初心者だったころは、色々不安があったので、LグルタミンやBCAAなどのアミノ酸補給類や糖質補給類といった、薬剤を大量に仕込んでいましたが、

「薬剤による効果があまり実感できない」

という理由と、

「金欠病で、大量の薬剤を買う資金がないw」

という、2大理由により、今の装備は非常に簡単なものになっています。

それが、





こんな感じです。

ウェアは、ただのTシャツ(←野辺山の参加賞)にハーフパンツ、そしてキャップだけです。

この時期の日差しは、非常に強いので、個人的には「キャップ」は必須アイテムです。

で、

スタート時刻頃は肌寒いので、アームカバーを追加(写真撮り忘れ)、そして、緑の布切れはBuffというもので、寒いときは首に巻いて防寒に。

暑いときも首周りの日差し除けに使ったり、額に巻いて汗除けに使ったりと、多機能に使えます。

ランニングベストに仕込んだものは、ちょっとした怪我の対応で絆創膏(5枚)と、筋肉痛緩和にバンテリン・ゲル(ミニ)、そして足にまめができた際には、ナンバーカードを止めている安全ピンで水抜きした後に、その場所を保護する為のテープを入れています。(汗で濡れないようにチャック袋に封入)

カセットテープの図柄の袋は、百均で買った水筒で、暑さが厳しく、エイドからエイドまでの間で給水が間に合わなさそうな時は、ここに水分を入れて、背中に背負って走ります。


・・・・ということで、

走る時に積むのはこれだけです。(←あと、ブロガーなのでスマホも持っていきます)




②ランアフター編

今回、1ヶ月間30km走未実施という状態で、ウルトラ参加しましたが、12月~3月までは、月1回の46km走を実施していたおかげで、何とかギリギリ100km走りきることができたのかもしれません。

が、

レース中から脚はボロボロで、ゴールした後は、まともに座ることもできないほど。

文字通り、「脚が棒のように」なっていました。

で、

預けていた荷物を受け取る為、体育館内に入ろうと、シューズを脱ぐと・・・



両脚ともに、ソックスの親指が破れていました。

例年、ウルトラを走ると、足の親指の爪が死んでいるので、こうなることは仕方のないことですが、今年は爪だけは死守しようと思ったので、両方の親指にテーピングを実施。

おかげで、靴下の損傷だけで済みました。

で、

荷物を受け取ると、



娘に完走を報告。

で、




暖かい蕎麦がふるまわれていたので、



いただきま~す♡

しましたが、

極度の疲労感から気持ちが悪くて、3分の1を残してしまうのでした。(←残しちゃってごめんなさい)




③帰宅後の妻の反応

全身ボロボロですが、何とか車で帰宅して、シャワーを浴び、リビングに入ると


(私)ただいまー。何とか完走できたよ~

(妻)よかったねー。ところで、何時から走ってたの?

(私)朝の5時から

(妻)で、何時まで走ってたの?

(私)夕方4時半くらいまで

(妻)・・・・・・

(妻)また寿命が何年か縮んだね♡  (´∀`*)ウフフ



どうやら、妻にとって11時間半近くも走ることは、

命を縮める作業

にしか映っていないようでしたw 




④帰宅後の娘の反応


(私)ほら、今年も完走メダルもらって来たぞ~

(娘)すごいね

(娘)で、他に戦利品はないの?

(私)今年はTシャツとバスタオルしかなかった・・・

(娘)しょぼいね~

(娘)あと、お父さんからのLINEの内容、友達にLINEしたら、

(娘)みんな、「えーっ?100kmも走るの~?」って引いてたよ ( ゚∀゚)アハハハハハハ・・・



と、いうことで、

どうやら娘にとっては、マラソンに行ったら名産品の食い物か何かぐらい、参加賞でもらえないと「しょぼい」らしくw

又、高校のお友達にとっての100kmマラソンは、全く理解できない「愚行」に見えるようでしたw





⑤レース翌日以降の状況

・レース翌日

脚の痛みで昨晩はほとんど眠れず、起床時は激しい全身倦怠感がありました。

又、腰から下の極度の筋肉痛の影響で、2Fから1Fに降りる為の階段は、手すりにしがみつき、1段1段ゆっくり下りないといけない状況でした。

ので、

早期回復の為、「アクティブレスト」と称して、5kmのウォーキング(約1時間)に出かけました。

が、

即効性はないので、会社に出勤しても脚の痛みは激しく、歩くときはロボットのように
ぎこちないものになってしまいました。



・二日目

足腰の筋肉痛は、相変わらずの状況。左ひざの内側にも鋭い痛みがありました。

朝から雨だったので、運動は完全レスト。

昨晩の風呂を沸かしなおして、朝ぶろでゆっくりと足腰をマッサージしていました。



・三日目

左ひざの痛みが消え、筋肉の張りもだいぶましになりました。

とはいえ、左膝裏の筋に強い痛みが残っている他、大腿四頭筋とハムストリングスの筋肉痛は、レース翌日を10とすると、5ぐらいまでに下がったものの、まだ張りはあるので、ゆっくりジョグを実施。

とりあえず、キロ5分半~6分ペースで7km走ることができました。

ちなみにこの日は、水曜ポイント練習日ですが、

全力疾走は、自殺行為ですw

ので、

冗談でも実施していません。



・・・・・・


さて、

いろいろあった、第25回の野辺山高原100kmウルトラマラソン。

番外編も含め、記憶に残るレースとなりました。

ウルトラマラソンの完走メダルは、興味のない人にとっては「無価値」なものですが、わたしにとっては、とても大事なものになっています。

ちなみに、

あと3個これをためると、「デカフォレスト」の称号が手に入りますが、これも部外者にとっては、なんの価値もないものです。

が、

私にとっては、とても大きな目標の一つです。

と、いうわけで、

来年は、どんな挑戦が待っているのか?

今からすでに、 ((o(´∀`)o))ワクワク です。




本日のラン  7.10km  41分05秒

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(お断り)


※前回記事の後編ですが、前編以上にすごい長い記事です。
 読む or 読まない は、自己責任でw




・・・・・・・




さて、皆さん、

地獄に落ちたことはありますか?


私はあります。



それは、おととしの「野辺山高原100kmウルトラマラソン」での、灼熱地獄。

あまりの暑さに、途中で吐き気に襲われて、

87kmのエイドで、30分間倒れていました。



そして、


2019年5月


またもや地獄の底に落ちていったのでした・・・・



・・・・・・・・・・・




(前回の続き)


予想以上のタイムで50km地点のエイドを後にし、

意気揚々と、60km地点に向かっていきました。


が、

日中の気温の上昇と共に、徐々に体力が奪われ始め、

そして、

前半に使いすぎた脚が、徐々に悲鳴を上げ始め、

北相木村役場に向かう、長い上り坂では、ほとんど走れなくなってしまいました。


・・・・・・


走れば、足裏から脳天にまで響く激痛

数百メートルを走るだけで、あっけなく切れてしまう息

そして、

暑いのに、体からは一滴も出ない汗(←額にしか汗を感じなくなっていました)



明らかに、体に変調をきたしているようでした。


ので、


とてもじゃないけど、

「マラソン」

をしている、という感じはせず、

「荒行」

でもしているのではないかという感じがしていました。

が、

それでもなんとか、



北相木村役場に到着しました!

が、

ここを折り返しての、下り坂が、きついのなんの・・・orz

ちなみに、

一説にはランニングの衝撃は、「体重の3倍」といわれていますが、

下りでは、「体重の5倍」とも、いわれています。

ので、

トレーニング不足の私の脚では、300kg以上の衝撃を、片足だけでは受け止めきれず、激痛に耐えながらの下り坂となったのでした。



・・・・・・・・・・


苦しい・・・

辛い・・・・

もう止めたい・・・・



そんな、気持ちが脳内を駆け巡る中、

ようやくたどり着いた、

63km地点のエイド





・・・・・


(私)スポーツドリンクいただきます・・・

(私)・・・・

(私)あの~

(私)ここにある段ボール貸していただいてもいいですか?

(エイドの人)いいですよ!


と、

目の前にあった、大きな段ボール箱をつぶした、段ボールの板があったので、

それを路肩に敷いて、


爆睡します!w


で、

寝ようと思って、横になったら・・・



(エイドの人)大丈夫かい? 

(私)すんごい、きついです・・・

(エイドの人)リタイヤする? あっ、でもまだ時間に余裕があるか?

(私)大丈夫です、バカだから、ちょっと寝れば復活すると思います・・



って感じで、やり取りの後、


10分間の爆睡・・・・・・・Zzzz





を、して、


(私)ありがとうございました! もうちょっと先に行ってみます!


と、ここを後にするのでした。


ちなみに、

ちょっと眠ったおかげで、元気を取り戻したつもり・・・

でしたが、

10分の睡眠で回復したエネルギーは、

「あっ!」

と、いう間に枯渇して、

周りがそうであるように、

私も、全く余裕がない状況で、南相木村に向かう道中では、



ヨタヨタと歩きが増えながら前に向かって進んでいくのでした・・・




・・・・・・・



(地獄の2丁目)

71km地点  滝見の湯エイド



ここでは、お蕎麦を頂き、

預けてあった、替えのシューズを手に取り、履き替えようかな・・・

と、思いましたが、

履き替え用に、71km地点にドロップしておいたシューズは、薄底シューズの「アディゼロ ベコジ」でした。

ので、

履き替えてシューズをリフレッシュするよりも、今のナイキのスピードライバルフライの方が、厚底でウルトラにはいいだろうという判断で、預けていたものを受け取らず、今はいているシューズで、そのまま出発していったのでした。


・・・・・


で、

エイドを通過してから1km程経過・・・


気がつくと、

スタート時点の朝の寒さで付けていた「アームカバー」と、「ネックウォーマー」を換えのシューズと同時に預けて、少しでも軽量化していくつもりが、

シューズを交換しなかったので、

ただの「重り」でしかない、アームカバーたちをランニングベストに括りつけたまま走っていることに気付くのでした・・・(←この辺りから、脳が死んでいますw)


・・・・・・・・・・



【コース最難関の馬越峠入口エイド】


ここで給水していると・・・


(ランナーさん)あれ?大町でご一緒したブロガーさんでは?

(私)はい! あっ、どうも~


と、久しぶりの再会にあいさつを交わしました。

で、

ちょっとお話ししていると、なんと、このランナーさん、

走りすぎて、直前に

「疲労骨折」していた!?

にもかかわらず、

この野辺山にやってきたそうです。


(´ε`;)ウーン…


みんな、本当に

「頭のねじ飛んでるねw」(←いい意味でw)


で、


「そんな境遇の方でも頑張っているんだから、自分だって!」


と、この方に元気をもらって、

必死に、馬越峠を進んでいくのでした・・・



・・・・・






はぁ、はぁ・・・・

く・・・苦しい・・・・・

あ・・・脚が痛いよ~・・・・・


・・・・・


と・・・ところで・・・

い・・・・いま・・・・

何kmまで来たの?・・・・・・・・






・・・・・・


な・・・・75km・・・か・・・・


き・・・気持ち悪い・・・・


り・・・リタイヤしちゃおうかな・・・



・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・


あ・・・


そうだ・・・・・


家族にラインしよっ!



しばらくして、娘から

「がんばれ!」

のコメント。



・・・・・・・・・



さてと・・・

もちょっと、頑張るか・・・・



・・・・・


「馬越峠」

これって馬じゃないと越えられない?・・・

そんな意味なのかな?


そう感じるほどの、急こう配の馬越峠。



みんな、トボトボ(ヨロヨロ?)と歩いています。(←もちろん私も)


で、

なんとか・・・

必死に・・・・・・

気合を入れて・・・・・



ついに登り切った先が、



79km地点でした。

で、

ここから先は・・・


急な下り坂の連続!(←前回記事の高低図を参照下さい)


・・・・・


80km近く走ってきたボロボロの足で、

直前まで登ってきた急な上り坂から、

一転、急な下り坂に突入!


すると、


脚が、


ギャアァァァァ━━━━━━(|||゚Д゚)━━━━━━!!!!!!


と、

悲鳴を上げました!

そう、

下りの重力の力を、足が受け止めることができず、

只々、痛みだけが足から脳へと襲い続けるのでした。



やはり、


中盤の下り坂で、

調子に乗って駆け下りたツケが、

確実に、

私の脚をむしばんでいたようだったのでした。


・・・・


Σ(゚Д゚ υ) イタ!!っ


イタタタタ!!


クソ! いってぇー!!!


って感じで、

まるで、「針のむしろの上」を座るどころか、走らされているかの如くの苦痛の中、


坂を必死で駆け下りて、


何とか、85km地点を通過できました。


・・・・・


で、


87km地点

「川上原公園前エイド」


・・・


ここまでくれば残りは僅か、13km


ですが、


ここでもう体力はほとんど残っていませんでした。


練習不足

調整不足


そして、


飲みすぎによる


重篤なデヴw(←前日計量で64kgもあった)


でも、

何とかたどり着いた87km地点で、精も根も尽きてしまいました・・・





エイドで、スポーツドリンクを頂き、

空っぽの体にエネルギーを少しでも補給しようと、給食を手に取り、

再び娘にLINE・・・




と、いうことで、



「ま・・・まあ、あと少し頑張るか・・・・」


でも・・・


僕、もう死にそうだから・・・・


寝る!


Σ(゚Д゚;エーッ!





ってことで、


ここで、再び、15分の爆睡・・・・



皆が通り過ぎる、ウルトラのエイドの「地べた」で、

完全に爆睡できるという、

本当に痛い脳みそでよかったと、

心底、自分自身に感謝するのでした・・・


・・・・・


で、

目が覚め、

再び走り出すと、

休憩の甲斐があってか、何とか1.5km程は走り続けることができました。

で、

その後は、

走っては歩き、

歩いては走り、

を繰り返し、


遂に、


90km地点までくることができました。



・・・・・



ラスト10km


・・・


(´ε`;)ウーン…

ここで「アト10km」

と、思うか、

「まだ10km」

と、思うかで、気持ちは大きく違うかと思いますが、

100kmの内の90kmまでくると、

「あと、まだ10km」

ってかんじで、

僅かなようで、遥かに遠い、不思議な10kmのように感じるのでした。


・・・・・・


で、

90kmも走ってきたというのに、とどめを刺すように待ち構えている上り坂。

多分、

地獄の「閻魔様」でさえ、


「もう、許してあげて・・・」


と、言いそうなくらいの、

「えげつない上り坂」が待っているのでしたj。


・・・・


はぁ、はぁ・・・・

はぁ~、はぁ~・・・・・・

ぜぇ~、ぜぇ~、ぜぇ~・・・・・・・・・



・・・・・



ラスト5km(←まだまだ、ゴールは遠い・・・)


・・・・・



ラスト3km(←ゴール会場の声がはっきりと聞こえ始め、あとちょっとと思い始める)



・・・・・



ラスト1km(←もう、来年は絶対に来るもんかと硬く心に誓いだす)



・・・・・



【ゴール前のレッドカーペット】


(アナウンサー)さあ、次にゴールするのは、ナンバーカード〇〇〇〇番

(アナウンサー)地元長野から参戦のRX-93さんです!

(アナウンサー)なんと、今年で7回目の野辺山挑戦!

(アナウンサー)あと3回でデカフォレストになります!


っていう、アナウンスを背に、


最後の力を振り絞って、ゴールラインに向かいました!


・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・



やったー!!


ゴールしたぞ~!!!



・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・





気が遠くなりそうなことが何度もありましたが、

いろんな人の力を借りて、

なんとか、

そう、


なんとか、必死でゴールができました!



・・・・・





結局、途中でシューズを換えることなく、最初から最後まで、

ナイキの

「スピードライバルフライ」

で、押し通しました。


サンキュー!


いいシューズでしたね。


おかげで、



完走することができました。




ゴールタイムは、




11時間25分と、セカンドワーストを記録しましたが、

トレーニングの内容からすると、


「気象条件に救われた」(←そんなに、暑くなかった)

「コースレイアウトに救われた」(←林道トレイルがなかった)


そのおかげで完走できた感じです。



・・・・・



長い長い100kmの道のり


心も体もまだまだ発展途上だな・・・・


来年は、もっと、もっといいレースにしよう!

だから、

絶対に、絶対に、来年も野辺山に行くぞ~!


(おまけ編に続く)




当日のラン  100km 11時間25分50秒(無事?完走!)

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プロフィール

HN:
RX-93
性別:
男性
自己紹介:
花の昭和47年生まれのアル中&メタボ中年が、何を血迷ったのか38歳からランニングを開始!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!

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