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日々是好日、ランRUN日和

かつては、サブスリーランナーとして幾多のレースを駆け抜けてきました。 怪我をして、一歩引いたところに身を置いたとき、新しい走りの楽しみを見つけに行きたくなりました。 日々是好日(ひびこれこうじつ)。 毎日が最良の日になりますように!

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※注意事項

筆者は、数学に関する教養は、中学校卒業程度しかありません。
従って、表題の作品に関する書評は、おそらく一般のものとは異なります。
まあ、「数学の素養のない奴が読むとこうなるのか」という一例ですね。

なので、学がないのに頑張って書いていたら、超長文になりました (∀`*ゞ)テヘッ


・・・ので、読み飛ばし推奨ですww



・・・・・・・・・・



さて、数年前からずっと読みたかった本がありました。

そして、念願かなって、ついにそれを読破することができました。

そのタイトルが、





「フェルマーの最終定理」です。

作者は、ケンブリッジ大学大学院で素粒子物理学の博士号を持つサイモン・シンが手掛けたものですが、内容は数学史のノンフィクションです。


本文中には、(私にとって)かなり難解な数学表現も多く、

はっきり言って、アホ な私では、読了するのに5日もかかってしまいました。(←脳がつかれると、「ウマ娘」でクールダウンしながら読み進めたw)



で、アホがアホなりに読んでみたところ、なかなか面白かったので、まとめ記事を書いてみたというわけです。

内容はざっくり言うと、(私的な『まとめ』なので、違ってたらスマンw)


17世紀の数学者「フェルマー」は、ディオファントスの著作「算術」の本のページの余白に『(Xⁿ+Yⁿ=Zⁿ)の式を満たす「べき数」nが2を超える自然数の場合、X,Y,Zを満たす自然数の組は存在しない。』という意味の言葉を残して亡くなりました。
さらにそこには、『私はこの命題の真に驚くべき証明を持っているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない』とも記されておりました。
つまりフェルマーは、『この命題は「仮説」ではなく「定理(証明された命題)」なのだ』と暗に示したままこの世を去ったというわけです。

証明に関する表記は一切ないものの、フェルマーは「証明できる」とされたこの問題。一見すると証明は簡単だと当初は思われていましたが、いざ証明しようとすると、これが数学界最大の超難問でした。
それ故に、名だたる世界中の数学者たちが、こぞってこの問題の証明に挑戦しましたが、誰一人としてこの謎を解き明かすことができませんでした。
難解な証明に挑んだ者たちの苦悩のドラマ。1世紀、2世紀と時は流れ、時には「証明は永遠に不可能ではないのか」、「そもそも、この命題は誤っているのではないか」など、様々な疑念すら沸きおこります。

そんな中、ついに330年の時を経て、天才数学者「ワイルズ」が、この謎の完全証明を成し遂げることができました。証明の発表の場で「これで終わりにしたいと思います」と、言葉を発し、ついに3世紀以上にわたる数学界の謎に終止符が打たれました。

本作は、フェルマーの残した謎とその謎の完全証明までの波乱のドラマを記した、数学界のドキュメントです。



と、言った感じです。(←重ね重ね、違ってたらスマン)



・・・・・・・・・



さて、

冒頭の通り、私には数学の素養はほとんどありません(←あっても中学卒業レベルw)

なので、

作中の数学的専門用語が並ぶ説明文書は、正直に言って 理解できていません


だって、例えば(本文223ページより)


ゲーテルによる第一次不完全性定理について、次のように述べられている。
すべてのω(オメガ)ー無矛盾で機能的な論理式の集合κ(カッパ)について、Gen(ν(ニュー)、γ(ガンマ))もNeg(Gen(ν、γ))もFlg(κ)に属していない機能的な単項述語記号γが存在する(νはγの自由変数である)。


なんて、読んでも意味がわからん!


ので、

そういう数論以外のところで(←アホの私でも分かった範囲でw)

面白かったところをチョイスしました。



(注)以下、ネタバレ含みます。
   未読の方で、これから新鮮な気持ちで本作を読みたい方は、
   ここでおかえりください <(_ _)>










・・・と、いうことで、

【個人的に面白かった点5点抜粋】



①数学における定理とは何か

⇒比較として、科学における「証明」とは、ある自然現象を説明するために、まず仮説が立てられます。そして、その仮説を立証するために実験が行われ、実験が成功すれば、「その仮説を支える証拠」となります。科学はそれを積み上げて仮説を立証するため、新しい技術や実験によって、その仮説が覆ることもあります。
一方で、数学の定理は論理的プロセスの上に証明されており、一度証明された定理は永遠に真である(後に訂正されることはない)存在となります。その為、数学における証明は「絶対」であり、非常に大きな価値を持っています。
(それゆえに本書では「科学的証明は、数学的証明に比べて劣っている」と記載)



②数字の持つ面白さ

⇒数字には、「完全数」(約数の和が、その数に一致するもの【Ex,「6」の約数は、1,2,3でその和は「6」になるので、「6」は完全数】)とか、「友愛数」(異なる 2 つの自然数の組で、自分自身を除いた約数の和が、互いに他方と等しくなるような数をいう。親和数(しんわすう)とも呼ばれる。【220と284の組み合わせなど】)など、意味を持つ数字が多数存在している。又、「ゼロ」や「無限」といった概念が持つ深い意味などがあり、こういった数字の面白いエピソードが満載だったこと。



③無限(永遠)の概念

⇒無限に存在する自然数に対する謎を解き明かす(証明する)むずかしさが、本作のテーマの一つである。その上で、「無限とはなにか」を知るうえで、その概念に似た「永遠の概念」を、作家のデイヴィット・ロッジは、次のように表現していた。

「この世界と同じくらい大きな鋼鉄の球があり、一匹のハエが百万年に一度その上に止まるものとしよう。この鋼鉄の球がハエの浸食によってすり減ってすべてなくなったときでさえ、永遠はまだ始まってもいないのだ」(←つまり、「計り知れないほどの時間の経過をもってしても「永遠」という時の流れにおいては、その瞬間ですらないということ」かな)


・・・ちなみにこれって、寿限無の「五劫(ごこう)の擦り切れ」の概念みたいだねw



④完全証明に至るまでの330年の人の英知

⇒完全証明を成し遂げたのはワイルズの功績だが、ワイルズが完全証明に至るまでには300年以上の天才数学者たちの仮説や検証といったプロセスの歴史があった。ワイルズはそれらを踏み台にして、最後の証明の頂に上り詰めたことが、これまでの歴史からもよくわかる。
そこには、日本人数学者たちの功績もあり、「志村ー谷山予想」がなければ、はたしてワイルズは完全証明できたかということを鑑みると、結果的に300年以上の英知の結集が、ここに証明を成しえたといえる壮大な歴史の深さを感じたこと。



⑤「コンピュータによる証明はつまらない」ということ

⇒フェルマーの最終定理と並ぶ、数学界における難題には「4色問題」というものがある(隣り合う領域と同じ色にならないように塗り分けるには4色の色があれば十分であるという命題)。
これは近年、コンピュータを使ってその命題が真であることが証明されました。その時、数学者のフィリップ・デイヴィスは、この命題がコンピュータによって証明されたことを知ると「なんだ、(この命題は)たいした問題ではなかったのか」と落胆したという。つまり彼は、これほどの難題は、人知を超えた鋭い洞察をもって証明されたと期待していたのに、機械の力で何千通りものパターンを力ずくで解決しただけだということに大いにショックを受けたようでした。
そして、人の知力をもって解明したのではなく、コンピュータによって解析された証明とは、全くもって「美しくない」のだそうです。


で、ここで余談ですが、

⑤については、読みながら、東野圭吾の「容疑者Xの献身」(映画版)のラストを想起させられました。

(※容疑者Xを知らない方は、以下もネタバレ注意)









【以下、容疑者Xのラストより】

石神哲哉は天才物理学者の湯川学が本物の天才だと認めるほどの数学の天才です。そんな石神が特に熱を持っていたのは、四色問題です。四色問題とは「隣り合う領域が必ず同じ色にならないように塗るには、どんなパターンでも四色あれば十分なのか」という数学の問題で、これはすでにコンピュータで証明されています。しかし、石神はその答えを「美しくないもの」として、大学時代から人の手での証明に挑んできました。
そんな天才数学者「石神哲哉」は、愛するものを守るために(花岡親子をかばって)殺人の罪で逮捕・収監されました。
投獄された牢屋の中でひとり石神は、天井を見つめます。
するとそこには汚れたシミがあり、そのシミとシミをつなぎあわせると、「4色問題」の図形が浮かび上がりました。
「考える時間は十分にある」
親子をかばう為とはいえ、実際に殺人に手を染めてしまった石神。収監され自由を奪われたように見えても「数学はここでだってできる」と、後悔を全く感じさせない石神の姿に、私は強い感動すら覚えましたが、本作はまさにそれを想起させるストーリがありました。(←ま、容疑者Xで取り扱った4色問題の例えは、「隣り合うもの(石神と隣に住む花岡親子)が、同じ色(同じ殺人という罪)に染まってはいけない」という伏線回収の意味だと思っていますが)




・・・・・・



と、いうわけで(どういうわけだ?)

非常に長々でしたが、読んでいて

(* ̄- ̄)ふ~ん

とか、

( ゚Å゚)ホゥ!?

とか、

色々考え、感じることのできた本でした。


興味のある方は、

よろしければ、是非お手に取ってお読みください <(_ _)>




本日のラン  15.51km  1時間22分43秒(←ここ、ランニングブログって忘れてたww)

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今週も1週間寒かったですね~

あっ、ちなみに、

わたくし、一応(?)サラリーマンですので、「1週間」の定義は、

「月曜~日曜」までの区切りとなっています。

カレンダーによっては、「日曜始まり」というものがあって、「日曜~土曜」を1週間とする向きもありますが、私の言う1週間は「月~日」という事ですので、これまでも、そしてこれからも、「1週間」といったら、「月~日」のことと思ってください。



・・・・・・



さて、そんな今週1週間を振り返りますと、


マジハンパなく寒かった!


って感じです。


ちなみに毎朝の朝ランの頃(朝6時台)の気温は、

氷点下8度前後!

でした。

そこに加えて、せっかくの祝日となった、11日(金)は、

氷点下10度まで下がったうえに、





一面の銀世界!

でしたので、

ランニングに出かけても、



田んぼの周りの周回路には、私の足跡だけが刻まれていきました。



こんな中を走る事1時間強




10kmで心が折れましたww


で、

2月12日 土曜日は、

世間は(我が家の妻と娘も)3連休!と浮かれていますが、

私は、ガッツリ仕事!


でしたので、この日も寒い中を朝ランだけして渋々出勤しました。



で、

2月13日(日)は、

飛び石でお休みになりました。

が、

今日もクソ寒い!

天気予報でも、



これから「雪」になるそうな



なので(←というか、そのせいにしてw)

休日ランも、



15kmで心が折れてしまいました・・・orz



・・・・・


なので、

今週も早々に「おまけ」です。



さて、読書ですが、

今週は先週紹介した、



このタイトルに手を付けました。

まず最初は、

「殺人犯はそこにいる」

です。

かつて書店員さんが、「文庫X」として紹介された本でもあり、

実際起きた「北関東連続幼女誘拐殺人事件」を追った、ノンフィクション作品です。

(以下、私的な感想)

この本は、事件そのものを通じて、

「警察・検察・司法」といった「無謬性(むびゅうせい)」を重視する機関の「闇の部分」をクローズアップしています。

そこに加えて、

著者のジャーナリストとしての在り方や意義、そして矜持といったものも強く語られています。

作品はノンフィクションでありながら、起承転結のあるストーリー構成で、あたかも小説を読んでいるような錯覚を覚えますが、これはまぎれもない事実報道です。

ので、

かなりハードな内容でしたし、ボリュームも相当ありましたから、

読後感は、お腹いっぱい!

な感じでした。

が、色々と興味深い内容でしたので、

「次は私が読む!

って言って、今は娘が読んでます。




その後に読んだのは、

「佐藤 究さん」の「QJKJQ]です。

(この後も個人的な感想です)


この作品は江戸川乱歩賞作品で、家族全員が「猟奇殺人者」というイカレタ設定で物語が始まります。

設定からして、全体的にダークなイメージで、かなり生々しい描写で物語が進んでいきます。

ちなみに、

独特な語り口調で語られる文体は、好き嫌いが分かれると思いますが、個人的には「苦手」な部類に入ります。

で、読み進めていき、

作品の肝であるミステリ部分が解明しても、エンディングを向かえても、

読後感には重いものが残りました。

が、「ダークなミステリ」がお好きな方にはたまらない一品かと思います。


・・・・


さて、

読書は1週間で2冊だけでしたが、なかなか重いタイトルが続き、読後は胃もたれが起きていますw

で、

この後に残っているの本は、

・ホラーの傑作(黒い家)

・ビジネス小説の傑作(再生巨流)

の2冊と、これまた重い内容が続きます(←吐きそうw)


ので、

今日は箸休めにw





サラッと読めるエンタメ小説を買ってきました。

ので、

こっちを先に読んで、胃もたれが抑まってから次に行たいと思います。


くわえて、

間もなく50歳を迎えますから、



この2冊も買い足しておきましたw

ちなみに、

「人生100年」なら、50歳は折り返し地点ですね(←いくつまで生きる気だw)

こちらもちょいちょい「隙間時間」に読み込んでおきたいと思います。





さあ、

来週も寒い1週間になりそうです(雪の予報もチラホラ)

ぬくぬく読書でしのぎましょう!

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このブログカテゴリーは、

「ランニングブログ」

だった・・・はず???


ですが、

いったいどこに向かっているのでしょうか???




・・・・・・・・・・・・・・・



さて、

先週発症した、「帯状疱疹」は、

早期発見・早期治療

が、功を奏し、1週間で根治しました。

が、

発症の原因が、「疲労・ストレス」といったものになりますので、

ランニングは、「かなり控えめ」な状況となっております。

ので、

本当にブログに書くネタがありません。

本日(2/5)は、土曜休日だったんですが、



たった15kmを走るのに1時間半近くも要し、

ただただ、ゆっくり、まったり、ジョギングをしてきた程度のお話でした。


ので、

今日はそれ以外で、「今週面白かったこと」について書いておきましょう!(←そろそろ、ブログカテゴリー変更希望w)



ちなみに、

他の人にとって面白いかどうかは知りませんw



・・・・・・


さて、

1月30日(日)~2月5日(土)


この1週間で、見たアニメは、

・進撃の巨人 FINAL SEASON シリーズ

・ルパン3世 Part6 シリーズ

・ハイキュー!! To The Top シリーズ

そして、

・ウマ娘 プリティーダービー(1期・2期)



でした。

で、

全部話すととんでもないボリュームになっちゃうのでw

今回は「ウマ娘(第1期)」についてです。

で、感想はというと、

まぁ、この作品

自分的には、超どストライクな作品でした!


っていうのも、

主人公は、「スペシャルウィーク」っていうサラブレッドの能力を受け継いだ「ウマ娘」(スぺちゃんって呼ばれてる)なんですが、

これは、私が競馬にのめり込んでいた20代後半の頃に活躍した名馬です。

で、

登場するその他の「ウマ娘」たちも、その頃に活躍したサラブレッドたちが大集合しているわけですから、49歳の競馬好きなおっちゃんにとっては、もう大興奮なわけなんです!

しかも、

作品は色々と超リアルで、

例えば、涙なくしてみることのできない「平成10年11月1日の天皇賞(秋)」の「サイレンススズカ」の「沈黙の日曜日」の再現とか(←知らない人は、必ずググりましょう)

我々世代の競馬ファンにはたまらないシーンが盛り込まれているんです。

もう、

レース序盤から大逃げを見せるスズカが、大欅(おおけやき)の向こうでアクシデントが発生した時なんて、

もう、絶句でしたし、

本物のシーンがよみがえって泣きました。

で、

物語のラストは、ジャパンカップ(GⅠ)になるんですが、



作品中の開催日は、11月28日(日)

で、

スペシャルウィークの馬番(発走ゲートの番号)は、



13番となってるんですが、

これは、

リアル世界の1999年のジャパンカップとちゃんと一緒なんですよね~

その証拠に、

このレース、

実は私は、ちゃんと東京競馬場に行って、生で見てまして、



(換金せずに持ち帰るために100円分だけ別に買った)記念馬券も今も持ってます。

99年11月28日 東京10レース 13番 スペシャルウィーク号

最前列で観戦して

第3コーナーを立ち上がってからの末脚は、今でも鮮明に覚えています。

ちなみに、

このレースの後に、「ウマ娘」にも出てくる、「エルコンドルパサー」の引退セレモニーがあったことも添えておきましょうw


とにかく

中高年の競馬ファンにとって、「ウマ娘」は、要履修科目といって、差支えは無いでしょうw



・・・・・



続いて、読書です。

今週1週間で読んだのは、



この2冊。

で、

今更ながらですが、ルパンの娘はおもしれ~!

ってか、

今年に入って、「横関大さん」が、大ハマりです。

昨年末から現在までで、4冊の作品を読みました。




で、寸評は、


・「チェインギャングは忘れない」・・・とにかく主人公がカッコいい

・「沈黙のエール」・・・兄ちゃんがカッコいい

・「再開」・・・ミステリが秀逸

・「ルパンの娘」・・・漫画のようなストーリーが単純に面白い


って感じです。(←寸評?)


ちなみに、「ルパンの娘」は、ドラマを見たことが無いので、読みながら頭に浮かんだキャスティングは、深キョンではありませんw


(脳内キャスティングw)

・(主人公)三雲 華・・・吉岡 里帆(←図書館の司書ならこっちのイメージ)

・(主人公の恋人)桜庭 和馬・・・内海 俊夫(キャッツ・アイよりw)


まあ、とにかく、単純にエンタメとして面白かったので、横関大さんの作品は、ちょっと注目ですね。

ちなみに、

この後に控えている本は、ちょっとハードです♡




どれもこれも「長編」ばかりで、

・再生巨流・・・経済小説の傑作

・黒い家・・・第4回ホラー小説大賞

・QJKJQ・・・第62回江戸川乱歩賞

となっています。

で、

特に注目は、数年前に「文庫X」として注目を集めた「殺人犯はそこにいる」です。

これは、

「北関東連続幼女誘拐殺人事件」を追った、ジャーナリストによるノンフィクション作品です。

「真実は小説より奇なり」

という通り、「ルパンの娘」のような「ありえない話」ではなく、「本当にあった話」の真実の重みと奇怪な事件の真実に興味津々です。





ので、

凄い面白かったら、レポートしたいと思いますが、

個人的に「ネタバレ」は嫌いなので、

書かないかもしれませんww


ま、

明日から読み始めますので、結果はいかに?????



・・・・・



と、いうことで、

今週の個人的なお楽しみのお話でした。(←もう、これ以上のネタは無い?)






本日のラン  上の通りです。

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1年でもっとも寒いとされる「大寒」

日付では、だいたい1月20日ごろから2月3日位を指すらしいですね。


なので、

このところ、マジで寒いです!


ので、

先日の1月19日

私が毎朝走っている時間帯でもある、朝6時~7時台を見てみると、




氷点下が二桁になってます!w



ちなみにこの環境で走っていると、


冷気は肌に突き刺さる!

ので、

起床30分後くらいに走りだしますが、


眠気は秒で消し飛びます!(←家庭用冷凍庫が、マイナス18度くらいなんだって)





そんな極寒の気象状況の中、

昨日は雪も降り積もり、




キツネかタヌキが歩いた後の道をタッタカ走ってきたんですが、

防寒性ゼロ(←っていうか、通気性がいいので、むしろマイナスw)

のランニングシューズで走っていると、

足のつま先の冷たさは、痛みに変換されて痛覚を刺激し、

ダイレクトに脳みそを直撃!

しますので、

かき氷を一気に食った時のような痛みに襲われます。




もちろん、

冷たいのは、手も同様でして、

「防寒用の手袋」をして走っていても、冷気は簡単に手袋を貫通してしまうので、



手袋の上に、スキー用の「オーバーミトン」を付けて走るんですが、

これでも「気休め」程度にしかなりません。



・・・・


さて、

昨日は雪まで降った、そんな寒い一日でしたが、

気象庁発表の、我が家周辺の気象状況を振り返ると、




一日中氷点下!

でして、


最低気温 マイナス10.5度

最高気温 マイナス3.5度

と、

見事な(?) 真冬日となり、

寒さのせいでランニングネタも大してなく、


今日(1/22)も、



「凍てつく寒さの中を走ってきた!」

という事以外、何のトピックスも無かったのでした。



・・・・・


ので、

早速【おまけ】です。(←やっと本編w)


さて、

今年も早いもので、残すところ僅か343日となりましたw



で、

今年はというと、寒い日ばかりが続くので、

お家でぬくぬくと

ひとりアニメまつり!

と、なっておりまして、



今年(1/1~)見た作品を振り返ってみると、



・革命戦記ヴァルヴレイブ(全12話)

・革命戦記ヴァルヴレイブ セカンドSeazon(全12話)

・働く細胞BLACK(全13話)

・ゆるキャン△(全12話)

・ゆるキャン△Seson2(全13話)

・へやキャン(全12話)

・Hugっとプリキュア オールスターズ(劇場版)

・マクロスΔ(全26話)

・マクロスΔ 激情のワルキューレ(劇場版)

・イニシャルD 夢現(劇場版)

・賭ケグルイ(全12話)

・賭ケグルイ✖✖(全12話)

・コードギアス 反逆のルルーシュ I 興道(劇場版)

・コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道(劇場版)

・コードギアス 反逆のルルーシュ III 皇道(劇場版)


・・・・(*´Д`)ハァハァ


と、

1月22日現在でこのくらいの作品数を見まくりました(←ほんとに仕事してんのか、こいつ?w)




で、

この中で見ないと非国民に値するのではないかと思えたのは、

マクロスΔとルルーシュってところでしょうか?


人気作品なんで、見てない方が少数派かもしれませんね。





その一方で、

趣味の「活字の世界」はというと、今年に入り、





9冊目を読んでいる途中です(魔力の胎動が読書中で、その他は読了)

で、

この中で(←範囲が狭いw)

お薦めなのが、「柚月裕子さん」の「蟻の菜園(アントガーデン)」です。





この作品は、

内包されているミステリは緻密で奥深いものの、ストーリーが進むにつれて、途中で謎は簡単に解明してしまいます。(←私の悪い頭でも、すぐに気がつくw)

が、

この本で大事なのは、「ミステリ」ではなく「テーマ」にあると個人的には思っています。


ので、

「ミステリは、テーマへのただの伏線」

といった感じで、

ひとつのテーマを語るために、複雑なミステリと濃厚なストーリーを用意したといった感じに、個人的には受け止めています。

ちなみに、

この本は読みだすと止まらなくなりますので(特に中盤以降)、

翌日大事な仕事がある場合は、睡眠不足にならないように読まない方がいい作品です。(←私は、年中ロクな仕事をしていないので大丈夫!ww)




で、次点は、




「能面検事」です。

これは、言わずとしてたヒットメーカーの「中山七里さん」の作品です。

主人公はタイトル通り、「感情を表に一切出さない能面のような検事」です。

ので、

柚月裕子さんの人気タイトルに出てくる「検事(又は弁護士) 佐方貞人」を彷彿とさせ、

佐方貞人から更に人間性を削ぎ落すとこうなんのかな?ってキャラが活躍します。(←もう、人としてどうか?ってレベルw)

そこに新米事務官の女性とバディーを組んでストーリーが進むんですが、相反するキャラ同士が良いアクセントとなっています。

ちなみに、

ものすごい「エンタメ小説」っぽい感じですので、

テーマやメッセージはほとんどなく(←気づかないだけ?)

読後感は

「あ~、面白かった」

しかありませんがw


面白いんだから、読んでみましょう!(←強引ww)



・・・・・



とまあ、そんな訳で、

寒い冬空の下を走ってきたら、

温かい部屋でアニメに小説にと没頭して、

心も体もHOTにしましょうね!(←強引なまとめw)




本日のラン  上の通りです。

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週末の出来事は、昨日の記事更新で済んでいるんですが、どーしても追加でこれだけは書いておきたかったので、自分自身の読書記録として記しておきます。


・・・・・


9月5日(日)

空に広がる雲のすきまから、時折日差しが差し込む昼下がり。

季節は晩夏となり、木陰に入ると風には秋の気配を感じました。



さて、

秋と言えば「読書の秋」ということで、




この日は、お外で読書をしました。

ちなみに、

周りは、小さな子供を連れた家族連れが大半でしたが、

ここだけは、「ぼっち」でしたw

が、

その分、ゆっくり本が読めますね。





さらに、ブログもここで書こうかしら?と、パソコンも持参していましたww


・・・・・


さて、

今回は、「最高に面白かった本に出合った」というお話です。

で、

その本というのは、この日読んだ、




柚月裕子(作)「孤狼の血」です。



この作品は、

2015年に初出版。

2018年には映画化され、その続編が今年8月に封切られています。



あらすじは、



時は昭和63年の広島

所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員の失踪事件を追う。

法外な違法捜査を行う大上

しかし、それにより徐々に明らかになってゆく事実

正義とは何か、信じるものとは何か、守るべき仁義とは何か

日岡の目には、次々と真実が浮かび上がってくる



・・・・・という感じです。



ま、あらすじだけではわからないでしょうけど、(←わかったら、ネタばらしになっちゃうw)

はっきり言います。この作品は、


無茶苦茶良かった~!

大上さん、渋すぎる~!

本物のハードボイルドを見た~!


って感じでした。

で、

まぁ、ほんとうに、

映画観る前に読んでおいて良かった~

って思いました。

何といっても、

登場人物の人物像に変な先入観がなく読むことができましたからね。

ちなみに、

読んでいない人の作品のイメージを壊したくないので、あえて誰とは言いませんが、私の中の「大上さん」は、映画版でのキャスティングとは、まったく違う「とある人」をイメージしていました。

もちろん日岡のイメージも映画とは違います。


そしてこの本は、

読んでいたら「昭和の匂い」がプンプンするんですよね~w

もしかすると、アラフィフ以上の人と未満の人とでは、読んだ時の感じ方が違うかもしれないと思うくらい、様々な描写にリアリティがありました。

因みに、作者は女性ですが、「昭和男の下品な下ネタ」もリアルで、警察やヤクザの隠語、そして迫力ある広島弁とこの作品を創り上げるにあたって行われたであろう取材力もすごいなあと感じる作品でした。

もう、細かいところを言えば、

読んでいるうちに、ジッポーで火をつけた時のオイルの匂いの混じったタバコの香、そして飲む酒の味すら感じられてきました。

とにかくもう、作品の世界にぐいぐい引き込まれていって、ラストでは子供たちが駆け回っている公園にもかかわらず、号泣してしまいましたww


もちろんミステリーとしての要素もしっかりしているので、ただのヤクザ小説ではないので作品全体のバランスも素晴らしかったです。

と、いうことで、

土日の連休は、懐かしい昭和の情景を目に浮かべながら、漢の世界を堪能させて頂きました。



こんなにすごい作品だったので、もう次作の「狂犬の眼」から、昨年完結した「暴虎の牙」までこのシリーズは完読しなきゃ!って感じですね。




・・・・・・・・



さて、

本にはそれぞれの好みがあるので、どんな名作もある人にとっては愚作に感じるかもしれませんし、そのまた逆もあると思います。

であれば、誰の意見に従うことなく、読みたい本を読みたいように読めばいいと思いますが、それでもこの作品だけは是非読んで欲しい、特に「昭和男」には手に取って欲しいなって感じの本でした。





本日のラン  月曜日のアクティブレスト  7.1km 43分52秒

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プロフィール

HN:
RX-93
性別:
男性
自己紹介:
花の昭和47年生まれのアル中&メタボ中年が、何を血迷ったのか38歳からランニングを開始!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!

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