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日々是好日、ランRUN日和

かつては、サブスリーランナーとして幾多のレースを駆け抜けてきました。 怪我をして、一歩引いたところに身を置いたとき、新しい走りの楽しみを見つけに行きたくなりました。 日々是好日(ひびこれこうじつ)。 毎日が最良の日になりますように!

2025/06    05« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  »07

ある意味では、平穏な日々だったというのでしょうか?

この1週間、ほんとうに、


なんもなかった~!


特に取り立てて記事にすることもなく、

土日連休も、

行ったところといえば、


①近所のスーパー

②BOOKOFF


だけでしたw


ので、

本のことくらいしか、話がありません。

ので、

今回も、買ってきた本のお話です。



・・・・・・・・



早速、今回の戦利品は、




この3冊!


で、

今回も、




クーポン使って、100円引きで買ってますw





さて、そんなせこいお買い物の情報ですが、


まず1冊目は、横山秀夫さんの「ルパンの消息」です。

これは、横山さんのデビュー作で、1991年の第9回サントリーミステリー大賞の佳作に入選した作品ですが、なぜか刊行に至ったのは、2005年5月に改稿作業後という、異色の作品です。

この作品は、デビュー作らしい、いろんな要素をてんこ盛りにした作品らしく、自殺か殺人かの事件から高校生の期末テスト奪取計画、果ては戦後最大のミステリーである「3億円事件」まで絡んでくるようです。

ちなみに横山さんといえば、「64(ロクヨン)」が有名ですが、私はこれは未読w

ですが、

「陰の季節」、「動機」、「影踏み」、そしておすすめの「第三の時効」と4作品読んでいて、これで5作目になります。

読み応えのある作品が多い印象ですので、この本も重厚なボリュームで、読むのが楽しみです。




2冊目は、

「はっきり言って、作者群だけで買った」

と言って過言ではない、

「ほっこりミステリー」です。(←なんだそのジャンルはw)



「ほっこりミステリー」とはなんぞや?って話ですが、実はこの本、ミステリーのくせに(?)、「人が死なないミステリー」が売り文句だということです。


で、私がこの本を買った一番の推しは、執筆陣で、




①「ゴールデンスランバー」、「AX」、「グラスホッパー」などでお馴染みの「伊坂幸太郎」

②「さよならドビュッシー」、「総理にされた男」、「護られなかった者たちへ」などの作品のある「中山七里」

③「孤狼の血」シリーズ、「佐方貞人」シリーズなど、私一押しの作家、「柚月裕子」

④「吉川英梨」・・・・すまん、知らんww


と、

④以外は、私の好きな作家さんたちの並んだショートミステリー集です。





3冊目は、

(´ε`;)ウーン… どうしよう! 読めるかな?


って感じですが、「恐怖新聞」です。


ちなみに「恐怖新聞」って、我々世代は、漫画でこのタイトルを読んだことがあるんじゃないでしょうか?


わたしも、この漫画は読んだことがありますし、

結構、怖い作品だった記憶があります。


で、その作品の小説版だそうですので、もちろんジャンルは「ホラー」です。


ちなみに、ホラーといえば、






これが未読で、積読されていますが、

さらにホラーが追加されて、読めるのでしょうか?

って感じです。(←ホラーは、気分が乗らないと読めないジャンル)



じゃあ、「なんで買ってきたの?」って疑問が湧きますが、

その理由は、これ!





原作はもちろん、「つのだじろう」さんですが、シリーズ構成に名前を連ねているのが、

「乙一」さんだったんです。



乙一さんといえば、

「夏と花火と私の死体」や「暗いとことで待ち合わせ」といった作品が有名で、私ももちろん読んだことがありますし、最近では「GOTH」や「ZOO」を読んでいて、割と好きな作家さんが味付けをしているという事で、興味が湧いて買ってしまったというわけです。


が、

「ホラー」はやっぱり、「読みたい!」って気持ちになることがあまりないので、

「とりあえず積読確定」

だと思いますw(←じゃあ、買わなきゃいいのにw)


まあ、

急に発作的に「ホラー読みたい!」ってなった時に、サッと読めるように常時しておく感じですねw



・・・・・・・・・



ってことで、


やっぱり本の話だけだと尺が余ってしまいましたので、


一応、今週も進捗報告です。(←やっぱりって言わないw)





ほぼほぼ、Sクラス以上でチーム編成ができました ('ω')ノ


が、

無課金では、かなり煮詰まってきたので、ボチボチやってる感じですw


で、

いまは、YOTUBEの「月亭八光の八ちゃんねる」で、

おじさん達が、ウマ娘で盛り上がってる動画を見て、大笑いしていますwww







本日のラン  15.35km 1時間24分13秒(←腰痛再発!!)

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長いウィークデイがようやく終わり、

今週末は土日連休です!


連休ですから、ゆっくり本も読みたいところですが、

自宅にある未読本は、1冊だけしかありませんでした。


が、

よりによってそれは、

ホラーの名著として名高い、





これだけです!





(´ε`;)ウーン…

面白そうな本なんだけど・・・

ちょっと今、ホラーを読みたい気分じゃないんだよね~(←と、そう言い続けて何ヵ月も放置されてるw)


ってことで、


今日は、ブックオフへ本を探しに出かけてきました!!



・・・・・



で、

本日の戦利品です!!




いや~、

見慣れた作家さんの本しかありませんね~w

ま、ちなみに、

最近心が疲れている ので、好きな作家さんの本しか受けつけませんww

ので、

こんな選択になりました。


・・・・・

とうことで、今回購入の本は、

まず、今野敏さんの「スクープシリーズ」より、2作目の「ヘッドライン」をチョイスしました。

1作目の「スクープ」は、短編集で、2作目から長編という事で、まずはお試しに2作目を購入。

ちなみにこれは、

報道番組の記者と刑事という異例のコンビで事件解決に進む物語です。

次は、

今野さんの作品としては珍しい(ってか、これぐらい?)


SFファンタジー・ロマン(←なんだそのカテゴリーw)

という、怪しいカテゴリーのw


「遠い国のアリス」

を購入しました。

ま、これは、内容云々より、好きな作家さんの意外な作品を読んでみたいという、

「怖いもの見たさ」

的な感じでチョイスしました。


で、3冊目は、

横関大さんのルパンシリーズ第4弾の「ルパンの星」を購入。

じつはこれ、2020年の作品で新しいので、BOOKOFFでも520円(税込み)

高級品(貧乏人にとってはw)

でしたが、今回クーポンで100円引きになり、420円で購入しました。(←どこまでも貧しいw)


で、

最後の1冊が、

やっと見つけた! 柚月裕子作品で文庫化された作品で、唯一未読の



「あしたの君へ」です。

いや~、

やっと、やっと、やっと、巡り合えましたね。

そして、

これでついに、




文庫版 全巻制覇です!(←完全なる自己満足の世界w)



ちなみに、せっかくですので

本当にどーでもいい(←わたしにとってはどうでもよくないw)豆知識ですが、

柚月さんの作品一覧を紹介しましょう。


①臨床真理(2009年1月)
②最後の証人(2010年5月)
③検事の本懐(2011年11月)
④検事の死命(2013年9月)
⑤蟻の菜園– アントガーデン(2014年8月)
⑥パレートの誤算(2014年10月)
⑦朽ちないサクラ(2015年2月)
⑧ウツボカズラの甘い息(2015年5月)
⑨孤狼の血(2015年8月)
⓾あしたの君へ(2016年7月)
⑪慈雨(2016年10月)
⑫合理的にあり得ない(2017年2月)
⑬盤上の向日葵(2017年8月)
⑭凶犬の眼(2018年3月)
⑮検事の信義(2019年4月)


と、ここまでが、文庫本化されています。(←で、わたしはコンプリです!)

で、以下は単行本が発売中ですが、

⑯暴虎の牙(2020年3月)
⑰月下のサクラ(2021年5月)
⑱ミカエルの鼓動(2021年10月)
⑲チョウセンアサガオの咲く夏(2022年4月)


と続きます。

なお、

⑮検事の信義は、単行本発売から文庫化されるのに約2年半(21年10月文庫本化)ですので、

同じペースで行けば、

⑯暴虎の牙は、今年の9月で2年半が経過しますので、秋には文庫化されるのでは?

と、個人的には期待しています。



・・・・・・・



さて、読書といえば、

5月は、不甲斐無いことに、




8冊の本しか読めませんでした。

これまで、月に10冊ペースで読んできましたが、5月は土曜休みが無かったせいで(←建て前)

こんなかんじでした。

ま、

本音を言えば、5月は(5月も)

娘たちにうつつを抜かしていたから 時間が無かった

っていうのが、本当のところですけどねww (著者注:娘 = ウマ娘)



で、娘といえば、

昨日のことなんですが、仕事を終えて、疲れて家に帰り、

疲れた心と体を癒そうと、

すぐにiPadを立ち上げ(←帰宅早々まずはこれw)

ウマ娘のアイコンをタップし、

週末の慰労を兼ねて、

(無料ジュエルでw)10連ガチャ!(←(注)50歳の楽しみww)

で、



(うれしすぎて、スクショww)


なんと、☆3のウマ娘が一気に2人 も手に入りました!



ちなみに1人目は、



メジロマックイーンさんです!

そう、

言わずと知れた、名門メジロ家の一員ですね。




そして、もうひとりが、

現在、ピックアップ中の



ファインモーションさんですね。

ほんとは、

もう一人のピックアップキャラの「カレンチャン」が良かったんだけど(←本音)

ウェディングバージョンで、




これは、これでアリです! (←(注)50歳男性の感想ですw)



ってことで、

新しいメンバーも増え、相変わらずの 無課金 で進めていますが、

ようやく、 ついに!




TEAM RANKが、Sになりました!(←苦節3か月)

メンバーも、



だいぶSランクが増えました。


・・・・・


と、いうことで、

今週1週間のうれしかったこと!


①柚月裕子作品(文庫版)コンプリ成功!

②10連ガチャに☆3が二人!

③ウマ娘のTEAM RANKがSクラスに昇格!



以上です!(←これが、今週のhappyランキングってのが寂しいww)





本日のラン(←忘れるところだったww)


10.32km 56分34秒(←体調悪くて10kmのみ)

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え~、ネタに困ったときは、日々の読書ネタでごまかしますw(←心の声)



・・・・・・



さて、

先日5月11日は、記念すべき

急性膵炎1周年記念日!!

となります。(昨年のこの日に発症⇒緊急入院を経験)



で、そんな記念すべき日に、私はというと、





また、病院にいますww


ちなみに、この日は、

とある総合病院の一室で、「造影剤投入用の管」を接続され、MRIによる

膵臓検査

を受けております。



これは、3月に受けた人間ドックの結果、

「すい臓がんの疑いあり」

となり、精密検査を余儀なくされたための、精密検査「第2弾!」です。



が、

「念のためにチェックしようね♡」

的なノリでやっていることなので、この日の結果も「特に問題なさそう」という事で、

精密な画像診断の結果は、後日・・・ということになりましたが、

まあ、多分 問題ないでしょう。(←楽観的w)


・・・・・・


さて、

そんなわけで、待ち時間も長く、暇な病院での検査のために新たに買い込んだ本がありました。


それが、こちら!





柚月裕子さんの2作品です。

ちなみにこれ、探しに探しまくっていた2冊でして、ブックオフでようやく見つけた本です。


で、

「検事の信義」ですが、

これは、「佐方貞人シリーズ」の第4弾で、2019年4月リリースのシリーズ最新版です。

ちなみに第5弾が出るかどうかはわかりませんが、「完結」とは言っていないので、是非とも次回作を出してほしいと願っているシリーズの一つです。


で、この作品は、


・裁きを望む

・恨みを刻む

・正義を質す

・信義を守る


の4話で構成されている作品ですが、第3話「正義を質す」には、なんと柚月作品の別の登場人物が、しれっと出てきました。(←ネタバレになるので、これ以上は黙秘)

ので、

「柚月作品の世界」を垣間見ることのできたので、ちょっと興奮しちゃいました。

が、

やはり一番のお勧めは、第4話「審議を守る」で、

「これぞ、佐方貞人!」

って感じをうけましたし、

「大岡裁き」のような「見事な審理の追求を見た!」って感じがしました。

ので、

やはりこれも「おすすめ本の一つ」ですね。


で、

もう一方の「パレートの誤算」はというと、これは「生活保護の闇」に迫った「社会派ミステリー」で、先月読んだ中山七里さんの「護られなかった者たちへ」と同様のテーマの作品のようです。

ちなみに「ようです」と書いたとうり、まだ読み始めなので読了していませんw

が、

これを読めば、私の知っている限り、

文庫版の柚月裕子作品 としては、コンプリートするんじゃないでしょうか?

だって、みて、




ほら、全部あるよ!


・・・・って思いましたが、


念のため、グーグル先生に聞いてみた。

ら、


ギャアァァァァ━━━━━━(|||゚Д゚)━━━━━━!!!!!!




これが、漏れてた~!!


・・・・ってことで、


この本を探す、BOOKOFFの旅は続くのでした・・・w



ちなみに、

文庫版になっていないものは、当然未読ですので、

・2020年「暴虎の牙」

・2021年「月下のサクラ」、「ミカエルの鼓動」

・2022年「チョウセンアサガオの咲く夏」

これらも制覇すれば、全作コンプリするのは、言うまでも有りません。



・・・・・・



さて、

私は、大雑把なO型人間ですが、職業が「経理」ですので、意外と几帳面なところがあります。(←自分で言う?ww)

ので、

たまにA型に間違えられます。(←ごく稀にw)


ので、

本は、きちんと整理しないと気が済みません。



作家さん毎に整理して、

きちんときれいに収納、

そう、几帳面だから、綺麗にね♡


・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・


ん!?





どこが、綺麗なんだ~!!www


え~、

やっぱりO型!

そして、

貧乏人の狭小住宅では、私の読書量では、

収納キャパを越えましたww




・・・・(´ε`;)ウーン…

広いお部屋と、優雅な時間が欲しいな~♡




本日のラン 10.50km 59分14秒 
(土曜も出勤! 腰痛が出て、悲鳴を上げながら走った!w)

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えっと、

4月21日より、辞令に基づき、新しい職場で新しい仕事を開始しました。

が、

色々と思うところが多い、今回の人事異動。

ま、

どうなることやら?

って感じですので、この辺のことはもう少し様子を見てからお話しできればと思っています。



・・・・・


と、いうことで、


4月になり、環境が変わり、色々とお疲れちゃんな毎日が続いています。

ので、

夜は本を読みながら「寝落ち」する毎日ですw

そんな中、

3月は、「一押しの本が無かった」と、嘆いていたのが嘘のように、

4月は、「面白い本が多かった」感じです。


ちなみに4月読了は、




この7冊です。(←ウマ娘と並行しながらの読書の限界!?)

で、

基本的に全部 (・∀・)イイ!! です

ってか、

話題になった本ばかりですからねww

そりゃーもう、鉄板です!



例えば、最近新聞にも取り上げられていた「三千円の使い方」は、「子育て中のお母さん必読!」って感じの本でした。
というのも、特段目新しい話や「目から鱗」的な話はありませんが、生活に身近なお金にまつわるエピソードがたくさんありましたので、「そうそう、あるある♪」って感じでどんどん読み進められる感じの本でした。

「ホームズの娘」は、「ルパンの娘」⇒「ルパンの帰還」から続く、シリーズ3作目。当然、前作、前々作と読んでいれば、外せない1冊ですし、やっぱり売れてるだけあって安定した面白さですね。登場人物にでてくる「警察一族」の家系はありそうですが、流石に「代々続く泥棒一族」というのはリアルの世界にはなさそうですが、逆にそこが小説の面白みでもあるので、楽しいエンタメ小説でした。

「ランナーの君へ」は、ちょっと最近凹んでる私を勇気づけてくれるフレーズが満載でしたので、これは時々読み返しながら、自分に喝を入れていく「バイブル的な1冊」ですね。

「フェルマーの最終定理」は、先週のブログの通りですので、詳しくはそちらをどうぞ!

「スマホを落としただけなのに」は、現代人の必須デバイスでもある「スマートフォン」を題材にした「サイコホラー」的なお話です。「ホラー」というと「架空のお化け」的なものを想像しますが、「インターネット」や「電波」、「通信」といった「目に見えないもの」に縛られた現代人にとっては、それそのものが「現代のお化け」のようなものであり、そこから派生する恐怖をうまく表現されている作品だと感じました。

ので、

続編の「スマホを落としただけなのに~囚われの殺人鬼」も読みましたが、前作の続きだけあって、やはりこれも安定した面白さがありました。



で、最後に先日読了したばかりなのが、





「護られなかった者たちへ」です。


ちなみに最初に行っておきます。

これ、絶対読むべき1冊です!(←あくまで個人の感想ですw)



わたくしもう、ラスト20ページくらいは、号泣どころか、

心が震えました。




突然ですが、皆さんは、日本が「豊かな国」であり、「誰もが安心して暮らせる国」だと思っているのではないのでしょうか?

でもそれは、「社会保障」が充実しており、憲法25条にも「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」とされているからだと思いますし、現にそうであると信じているからなのかもしれません。

さらに、その2項には「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」とも記されています。


でも、この小説に描かれていることは、

これとは大きく異なる事実 が書かれています。

でもそれは、恐らくわれわれの目には映らないどこかで起きている「事実」なんだと思い知らされました。



当初私は、「護れなかった者たちへ」とタイトルを勘違いして読んでいました。それもそのはず、ストーリーの中心人物は「護れなかった者」たちでしたから。

でも、

最後まで読むと、焦点があたっていたのはあくまでも「護られなかった者」たちなんです。


ちなみにこの本のジャンルは「ミステリ」でしたが、「ミステリ」は、ストーリー上必要な「演出」でしかなく、フィクションを超越した「社会派ルポルタージュ」のテイストを私は感じました。

というのも、内容はネタバレするので書けませんが、私が過去に聞いた「ネグレクトで食事を与えられず、餓死した子供の胃から『紙おむつ』が出てきた」という信じがたい話を想起させるようなエピソードもあり、おそらくは相当な取材を行って、様々な「事実」を盛り込むことで、現代社会の問題をよりリアルに、そしてより強いメッセージとして、読み手に伝えることができた作品なんじゃないかと感じています。

ちなみに映画は昨年公開されていて、U-Nextでは、399円で見られるそうですが、先ずは活字で体験してほしいですね~

本当にあらためて「中山七里」っていう作家さんの凄さを感じた1冊でした。



・・・・・



と、言うわけで、今月一押しは「護られなかった者たちへ」となりますが、

この後も、続々と読む本が待っています(^O^)/

ちなみに今、手元にあるのは、




まずは、この3冊で、

今読んでいるのは「殺人出産」です。

作者は、村田沙耶香さんで、「コンビニ人間」で芥川賞を取った方ですね。もちろん、コンビニ人間も読了済みですが、これは、その2年前に発表された作品です。

「10人産んだら、一人殺せる」という、「殺人出産システム」という仕組みを持つ「架空の未来」の日本が舞台のお話です。

それから、「スマホを落としただけなのに」の3作目「戦慄するメガロポリス」に、話題作「悪寒」(井岡瞬)と続きます。


それから、それから、





「乙一」さんからは、3作です。

私は「夏と花火と私の死体」と「暗いところで待ち合わせ」の2作品しか読んでませんが、乙一さんは独特の世界観を持つ作家さんで、全体的に「暗い世界」を描いているイメージがあります。(←ま、僅かこの2作品からだけのイメージですがw)

で、「GOTH」は、「夜の章」と「僕の章」と2部構成ですが、見ての通り「2冊で1作品」といった趣を感じましたので、両方買ってきました。

一方「ZOO  1」は、「1」とある通り、続編に「ZOO  2」がありますが、BOOK OFFには、2が置いてなかったので、これだけです。



・・・・・・・



さて、

今年は、1月11冊、2月10冊、3月10冊とコンスタントに月10冊ペースで読んでいますが、今月は残すところ今日を入れて丁度1週間を残すのみとなりました。

現在7冊読了、あと3冊も読めるのかな~???





・・・・・・・・・・・




あっ、

忘れそうでしたが(←忘れてもいいw)


【今週のウマ娘】

え~、無課金の弱者が、悪足掻きするコーナーですが、

そろそろ、無課金の厳しい現実に直面しだしました。


それが、

育成の頭打ち

です。

無課金ですので、攻略に必須のサポカ(サポートカード)のレベルアップに必要な、


・「マニー」(この世界の通貨)が足りない!

・ガチャがブンブン回せない!


という、二重苦に陥り(←ソシャゲの無課金の闇ww)



いまだにTEAMランクは、A2ランクで止まっています。


殿堂入りした娘たちを見ても、



「A+」ばっかりで、「Sランク」以上になりません。

やはりカギは、サポカにあって、



SSR、SRともに無凸(上限解放していない)カードばかりで、有力カードの凸が進んでいないのはもちろんのこと、マニー不足でレベルアップもままなりません。

ので、

サポート応援ボーナスが増えず、チームランクが5のままで上がっていきません。

でも、

貧乏人なので、課金したら負け!


なので、

「毎日ログインする」⇒「毎日レースする」⇒「毎日サークルに顔を出す」⇒「毎日育成する」

これをコツコツ続けて、強くなるしか追う方がありませんね





本日のラン(←おっと、これが本当のこのブログのテーマだったww)



こんな感じですw(←ダメだこりゃw)

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※注意事項

筆者は、数学に関する教養は、中学校卒業程度しかありません。
従って、表題の作品に関する書評は、おそらく一般のものとは異なります。
まあ、「数学の素養のない奴が読むとこうなるのか」という一例ですね。

なので、学がないのに頑張って書いていたら、超長文になりました (∀`*ゞ)テヘッ


・・・ので、読み飛ばし推奨ですww



・・・・・・・・・・



さて、数年前からずっと読みたかった本がありました。

そして、念願かなって、ついにそれを読破することができました。

そのタイトルが、





「フェルマーの最終定理」です。

作者は、ケンブリッジ大学大学院で素粒子物理学の博士号を持つサイモン・シンが手掛けたものですが、内容は数学史のノンフィクションです。


本文中には、(私にとって)かなり難解な数学表現も多く、

はっきり言って、アホ な私では、読了するのに5日もかかってしまいました。(←脳がつかれると、「ウマ娘」でクールダウンしながら読み進めたw)



で、アホがアホなりに読んでみたところ、なかなか面白かったので、まとめ記事を書いてみたというわけです。

内容はざっくり言うと、(私的な『まとめ』なので、違ってたらスマンw)


17世紀の数学者「フェルマー」は、ディオファントスの著作「算術」の本のページの余白に『(Xⁿ+Yⁿ=Zⁿ)の式を満たす「べき数」nが2を超える自然数の場合、X,Y,Zを満たす自然数の組は存在しない。』という意味の言葉を残して亡くなりました。
さらにそこには、『私はこの命題の真に驚くべき証明を持っているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない』とも記されておりました。
つまりフェルマーは、『この命題は「仮説」ではなく「定理(証明された命題)」なのだ』と暗に示したままこの世を去ったというわけです。

証明に関する表記は一切ないものの、フェルマーは「証明できる」とされたこの問題。一見すると証明は簡単だと当初は思われていましたが、いざ証明しようとすると、これが数学界最大の超難問でした。
それ故に、名だたる世界中の数学者たちが、こぞってこの問題の証明に挑戦しましたが、誰一人としてこの謎を解き明かすことができませんでした。
難解な証明に挑んだ者たちの苦悩のドラマ。1世紀、2世紀と時は流れ、時には「証明は永遠に不可能ではないのか」、「そもそも、この命題は誤っているのではないか」など、様々な疑念すら沸きおこります。

そんな中、ついに330年の時を経て、天才数学者「ワイルズ」が、この謎の完全証明を成し遂げることができました。証明の発表の場で「これで終わりにしたいと思います」と、言葉を発し、ついに3世紀以上にわたる数学界の謎に終止符が打たれました。

本作は、フェルマーの残した謎とその謎の完全証明までの波乱のドラマを記した、数学界のドキュメントです。



と、言った感じです。(←重ね重ね、違ってたらスマン)



・・・・・・・・・



さて、

冒頭の通り、私には数学の素養はほとんどありません(←あっても中学卒業レベルw)

なので、

作中の数学的専門用語が並ぶ説明文書は、正直に言って 理解できていません


だって、例えば(本文223ページより)


ゲーテルによる第一次不完全性定理について、次のように述べられている。
すべてのω(オメガ)ー無矛盾で機能的な論理式の集合κ(カッパ)について、Gen(ν(ニュー)、γ(ガンマ))もNeg(Gen(ν、γ))もFlg(κ)に属していない機能的な単項述語記号γが存在する(νはγの自由変数である)。


なんて、読んでも意味がわからん!


ので、

そういう数論以外のところで(←アホの私でも分かった範囲でw)

面白かったところをチョイスしました。



(注)以下、ネタバレ含みます。
   未読の方で、これから新鮮な気持ちで本作を読みたい方は、
   ここでおかえりください <(_ _)>










・・・と、いうことで、

【個人的に面白かった点5点抜粋】



①数学における定理とは何か

⇒比較として、科学における「証明」とは、ある自然現象を説明するために、まず仮説が立てられます。そして、その仮説を立証するために実験が行われ、実験が成功すれば、「その仮説を支える証拠」となります。科学はそれを積み上げて仮説を立証するため、新しい技術や実験によって、その仮説が覆ることもあります。
一方で、数学の定理は論理的プロセスの上に証明されており、一度証明された定理は永遠に真である(後に訂正されることはない)存在となります。その為、数学における証明は「絶対」であり、非常に大きな価値を持っています。
(それゆえに本書では「科学的証明は、数学的証明に比べて劣っている」と記載)



②数字の持つ面白さ

⇒数字には、「完全数」(約数の和が、その数に一致するもの【Ex,「6」の約数は、1,2,3でその和は「6」になるので、「6」は完全数】)とか、「友愛数」(異なる 2 つの自然数の組で、自分自身を除いた約数の和が、互いに他方と等しくなるような数をいう。親和数(しんわすう)とも呼ばれる。【220と284の組み合わせなど】)など、意味を持つ数字が多数存在している。又、「ゼロ」や「無限」といった概念が持つ深い意味などがあり、こういった数字の面白いエピソードが満載だったこと。



③無限(永遠)の概念

⇒無限に存在する自然数に対する謎を解き明かす(証明する)むずかしさが、本作のテーマの一つである。その上で、「無限とはなにか」を知るうえで、その概念に似た「永遠の概念」を、作家のデイヴィット・ロッジは、次のように表現していた。

「この世界と同じくらい大きな鋼鉄の球があり、一匹のハエが百万年に一度その上に止まるものとしよう。この鋼鉄の球がハエの浸食によってすり減ってすべてなくなったときでさえ、永遠はまだ始まってもいないのだ」(←つまり、「計り知れないほどの時間の経過をもってしても「永遠」という時の流れにおいては、その瞬間ですらないということ」かな)


・・・ちなみにこれって、寿限無の「五劫(ごこう)の擦り切れ」の概念みたいだねw



④完全証明に至るまでの330年の人の英知

⇒完全証明を成し遂げたのはワイルズの功績だが、ワイルズが完全証明に至るまでには300年以上の天才数学者たちの仮説や検証といったプロセスの歴史があった。ワイルズはそれらを踏み台にして、最後の証明の頂に上り詰めたことが、これまでの歴史からもよくわかる。
そこには、日本人数学者たちの功績もあり、「志村ー谷山予想」がなければ、はたしてワイルズは完全証明できたかということを鑑みると、結果的に300年以上の英知の結集が、ここに証明を成しえたといえる壮大な歴史の深さを感じたこと。



⑤「コンピュータによる証明はつまらない」ということ

⇒フェルマーの最終定理と並ぶ、数学界における難題には「4色問題」というものがある(隣り合う領域と同じ色にならないように塗り分けるには4色の色があれば十分であるという命題)。
これは近年、コンピュータを使ってその命題が真であることが証明されました。その時、数学者のフィリップ・デイヴィスは、この命題がコンピュータによって証明されたことを知ると「なんだ、(この命題は)たいした問題ではなかったのか」と落胆したという。つまり彼は、これほどの難題は、人知を超えた鋭い洞察をもって証明されたと期待していたのに、機械の力で何千通りものパターンを力ずくで解決しただけだということに大いにショックを受けたようでした。
そして、人の知力をもって解明したのではなく、コンピュータによって解析された証明とは、全くもって「美しくない」のだそうです。


で、ここで余談ですが、

⑤については、読みながら、東野圭吾の「容疑者Xの献身」(映画版)のラストを想起させられました。

(※容疑者Xを知らない方は、以下もネタバレ注意)









【以下、容疑者Xのラストより】

石神哲哉は天才物理学者の湯川学が本物の天才だと認めるほどの数学の天才です。そんな石神が特に熱を持っていたのは、四色問題です。四色問題とは「隣り合う領域が必ず同じ色にならないように塗るには、どんなパターンでも四色あれば十分なのか」という数学の問題で、これはすでにコンピュータで証明されています。しかし、石神はその答えを「美しくないもの」として、大学時代から人の手での証明に挑んできました。
そんな天才数学者「石神哲哉」は、愛するものを守るために(花岡親子をかばって)殺人の罪で逮捕・収監されました。
投獄された牢屋の中でひとり石神は、天井を見つめます。
するとそこには汚れたシミがあり、そのシミとシミをつなぎあわせると、「4色問題」の図形が浮かび上がりました。
「考える時間は十分にある」
親子をかばう為とはいえ、実際に殺人に手を染めてしまった石神。収監され自由を奪われたように見えても「数学はここでだってできる」と、後悔を全く感じさせない石神の姿に、私は強い感動すら覚えましたが、本作はまさにそれを想起させるストーリがありました。(←ま、容疑者Xで取り扱った4色問題の例えは、「隣り合うもの(石神と隣に住む花岡親子)が、同じ色(同じ殺人という罪)に染まってはいけない」という伏線回収の意味だと思っていますが)




・・・・・・



と、いうわけで(どういうわけだ?)

非常に長々でしたが、読んでいて

(* ̄- ̄)ふ~ん

とか、

( ゚Å゚)ホゥ!?

とか、

色々考え、感じることのできた本でした。


興味のある方は、

よろしければ、是非お手に取ってお読みください <(_ _)>




本日のラン  15.51km  1時間22分43秒(←ここ、ランニングブログって忘れてたww)

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自己紹介:
花の昭和47年生まれのアル中&メタボ中年が、何を血迷ったのか38歳からランニングを開始!
40歳でサブスリーを達成すると、42歳でフルマラソン2時間48分台を記録。
ランナーズのフルマラソン全日本ランキングのベスト100に掲載されると、有頂天もMAXに。
だが、
それが災いしたのか、その後は故障の連続。
ストレス解消のために走ったはずが、走れば走るほどにストレスに!?
サブスリー時代のブログを閉じて、新天地にやってきました。
毎日が、「日々是好日」。
ランRUN日和になりますように!

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